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これからを生きていく僕たち

「AIに仕事が奪われる」 底知れない不安がつきまとう。
「大企業ももう安定ではない」 厭世を体現したような世界が来ている。
「AIに負けないような力を」 もはや生きるか死ぬかの戦争なのか。


時代は変わる。今まさに変わっている。大きく 着実に。
だからこそAI さらにはテクノロジーとのことをしっかりと考えたい。
AI を使う AI に使われる。そんな小さな目の前のことではなく、
これからの時代を一緒に創っていく 人間と対等な“もの”として。


このnoteで言いたいことは、

「AI と如何に生きるか、そして共に時代を創っていくか。

その捉え方によって素晴らしい未来にもクソみたいな未来にもなりうる」

ということ。


§1.AI=人間 …⁉️

「AI」 と「人」 に違いはあるのか。
ん、当たり前だって? まあ、待て待て(o˘д˘)o 

まずはAI についておさらいしておこう。
Artificial Intelligence の略で、人工知能。大きくは「特化型人工知能」と「汎用人口知能」、「強いAI」と「弱いAI」の2つの種類の分け方がある。
「強い・弱い」は「AI が人間の意識や知性を持つかどうか」という観点で、「特化・汎用」は「人間のように広範な課題を処理できるか」という観点で分けられてるっていう違いですね〜。そこまで気にする違いじゃない。

特化型人工知能・弱いAIが何かの分野にだけ(検索候補や将棋AIとか)特化したもの。一般的に研究されたり社会に出てきているのはこれにあたる。
汎用人工知能と強いAIがいわゆる“ドラえもん”!上との一番の違いは応用ができるということ。つまり、考えることができる。これが発明されるかどうかが巷で言われているシンギュラリティ・技術的特異点で、これで人間の知能は負けるだとか人間の最後の発明になる なんてことを言われている。


ではここで、生物学のお話。その中の神経科学や分子生物学あたりを。あ、専門ではないので細かいところは突っ込まないように!!笑

感情とは如何様な仕組みであるかをご存知であろうか。そしてニューロンという言葉を聞いたことはあるだろうか。
ここらへんの話詳しい人は下の話飛ばしていただいてだいじょぶよー( ¨̮ )

僕らに当たり前に備わっている「感情」は脳で認識される。その脳はさまざまな部位に分かれるが、情報伝達を常にしあっているという点では繋がっているといえる。
ではこの繋ぎはどうなっているかだが、 脳も体と同じで細胞でできていて、それを神経細胞またはニューロンと呼ぶ。このニューロンが電気信号を伝えることで情報伝達をしている。つまり究極的に言えば、脳はニューロンによる電気信号で動いている。

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記憶とはどこかに保管されているものではない。実はニューロンの電気信号の流れなのだ。仮にニューロンにそれぞれ番号を付けるとして、1→5→8 と電気信号が流れれば「昨日唐揚げを食べた」みたいな記憶が思い出される。もちろんニューロンは莫大な数があるのでこんなに単純ではないけれど。
記憶はシステムであり構造だ。つまり記憶というものが存在するのではなく 「一連の流れ・動き」が記憶として認識されるのである。

ところで感情は記憶による影響がとても大きい。例えば、 できたてでジューシー😋な唐揚げを見たときに、過去に唐揚げを食べて「これ美味しいー!!!」と感じた記憶から、「美味しそう」とか「お腹空いてきた、はよ食べたい」って思い さらにはよだれが出るという行動になる みたいな。
そうすると、感情は電気信号によるシステムの結果 だと言える。


さてさて、パソコンは電気信号で情報をやり取りしていることはご存知のことと思われるが、言わずもがなAIもである。

ちょ……あれええええええ??!!!感情と一緒じゃねぇぇぇぇぇぇ???!!!!!
工エエェェΣ(⌾⃝◁ ⌾⃝ 川)ェェエエ工‼工エエェェΣ(⌾⃝◁ ⌾⃝ 川)ェェエエ工‼

もし、違いがあるとするならそれはAIのとこで説明した“考える”というところだ。
人間には感情があるから・心があるから大丈夫!そんなふんわりしたままでは太刀打ちできない現実が正に迫っていると言っても過言ではない。技術が進んで汎用人工知能ができればそれは人と分けることはできないのではないだろうか。人間の意識がただの電気信号の流れに過ぎないというのであれば、発達したAIと何が違うというのか。

もちろんこの話は感情とは何かという話だけで、人間には繁殖機能があるし違う!とかそういうのはまた別のこと。
しかし、人間が今まで豚や牛など家畜を飼ってきたのは知能や感情などの内面的な豊かさの面で優れていたからだと理解するなら、次の時代は人間がAIに管理され支配される時代が訪れる。そんな風に考えたっておかしくないのでは?


うーーーむ、ターミネーターやブレードランナーですなー😂笑


§2.それでも、だからこそ…!

はっきり言っておく。

たとえそうだとしても、自分が自分であることに変わりはない と❗️❗️❗️

これは 自分第一に考えるところから始めろという自分主義(前の記事参照)を提唱する心からの叫びだ。
考えるという点において AIと人間に大して違いがなかろうが AIが人格を持とうが どーでもいい。
自分とは想いや気持ち・感情を言葉や文字などを介さずにそのまま自分自身で感じとれるこの世で唯一無二の存在である。

先ほど 感情を記憶による反応だと考えた。さらに広げれば 価値観や人生観といったものも記憶に基づいていると考えられそうだが、それは確かに確かだろう。が!それだけではないだろうというのが僕個人の意見だ。
何かをみたり感じたりした時に電気信号が流れる、そもそもその流れ自体になぜなるのか どうして他の流れではないのか。ここに人間が人間たる所以があると考えている。
同じことをしても一人一人違うことを思う。つまり違う流れになる。それがいわゆる"人間らしい"というものなのだろう。

専門の研究者たちでも、脳の仕組みや記憶や感情などのメカニズムはまだわからないことだらけらしい。結局上での話も、ニューロンというものがあって そこで電気信号で通信しているらしい。それがどうやら記憶というものに関係があるようだ。というなんともフワフワしたものだ。

たしかに答えなんてなかなかわからないし、もしかしたらそんなものはないのかもしれない。しかし 人間が人間であるということに、自分が自分であることの理由を考えることがムダになるなんて決して思わない。
本当の価値は、答えが見つかることじゃなくて、それに挑もうとする"想い"に宿るものだと思うから。

だから僕は僕なりに答えを探していく。


§3.僕たちの未来としての『共存』

君は未来をどんな風に想像するだろうか。

この50年ぐらいをかけて 移動などのアクションをするということ自体が新たな価値となり 身の回りのモノやコトがデバイスによってすべて一元完結できるようになり そしてAI が当たり前のように直接人に助言をするようになる と僕は想像している。

それはAI をうまく使いこなしているとかではなくて、人とテクノロジー の分業ができているのだという感覚。例えば 身の回りでも違う生物同士が住む場所や好む環境 出来ることや見た目すら違うが共に環境の中で生きている。人間の中ですらいろんな人種がいて いろんな価値観があって いろんな生き方をしている。それと一緒でAI も人間とはまた違う独立した1つの概念として共に過ごしている。

人間には自我が存在するのだから、それを自覚し より発揮していく。AI はデータを演算的に処理するのが恐ろしく速いのだから、それをいかせるところはどんどん任せていく。それだけのはなし。


§4.AI による世界

ではAI が発達した世界は例えばどんなのか。自動車産業を例に見てみよう。

僕は車に全く興味がないが、この自動車業界が変わる様をみていくのはとてもスリリングで楽しい。まさに群雄割拠!!
この業界で最もホットなのがみんなご存じ"自動運転"。なぜならこの業界を一気にひっくり返してしまうから。天下のTOYOTAも今では必死に正に生き死にをかけて自動運転やそれによって新しく生まれるビジネスに全力を注いでいる。

そんな自動運転の技術で何が出来るか。歩くことほぼなしに家から現地まで着くのは当たり前、車の中で会議をしたり 居酒屋みたいに食べれたり占いができたりする。生活スタイルも大きく変わる。
朝は子供を幼稚園まで送ったら、そのまま車の中で3時間ほど副業をし、途中友達をピックし一緒にランチしながらアウトレットまで向かい、買い物のあとは疲れたのか仲良くうたた寝。気づけば幼稚園に到着で、子供を迎えにいったあとに友達を家の近くまで送り、帰宅する。盛り込みすぎだが(笑)、そんな未来も遠い話ではないだろう。

車はもはや乗り物でなくモビリティ、つまり電車や新幹線のように提供される空間になる。

TOYOTAの話ばっかりしていると回し者だと思われるかもしれないが、それでもおもしろいのだから仕方がない。百聞は一見に如かず。ぜひ見てほしい。

モビリティとしての可能性、MaaS としての価値に期待せずにはいられない(*>∀<*)
あ、そうそう。先日TOYOTAが富士山近くにスマートシティを建設すると発表があったが、車をMaaSである"移動を提供する空間"を提供する事業だと考えるなら 街を"生活する空間"と理解できれば、「なーんだ、TOYOTAはこれから"空間"を創っていく会社になるのか~」とわかる。なんら不思議なことはない。


§5.これからを自分らしく生きるために

あらゆる業界であらゆる変化をしていくのがいまの時代。至るところにAI が浸透していき、身の回りの世話をしてくれるのが当たり前になる。
おかげでネットでなんでも調べられるし SNSでいつでもだれとでも繋がっているから、一般的な評価や価値観がすぐに感じとれてしまうこの時代。科学で解明することが真実に近付くことだと信じる科学万能の時代。さらには、あなたらしくていいんだよと本気で言われる機会も少なく 「個」が埋没してしまうそんな時代。
近世から築き上げられて、今世界中のロングトレンドになってしまったこの時代の文化が、AI によりさらに大きく加速しようとしている。
そこはかとなく不安や孤独に感じたり、どこか満ち足りない日々を過ごす。そんなぽっこり空いたなんとも言えない虚無感がさらに大きくなろうとしている。

そんな時代にみんなができることや当たり前のことができることに圧倒的な価値は産まれない(できないことを正当化する意味ではない!)。
こんな時代だからこそ、"僕だけが" "君だからこそ" を突き詰めていくべきなのだ。何度でもいう。"あなた自身"が必要なのだ。

僕らは 普段しないことには偏見的に避けがちだし "愛"とか"好き"て言葉にしょっちゅう振り回されるし 仲の良い友達とすら好みや趣味が違ったり ムダだとわかってるのになぜかしてしまったり…。
け・れ・ど!だれかにソッと寄り添えてあげれたり 「あいつのためなら」と力をかせたり 「君でよかったよ」と当たり前のことで感謝されたり 価値がないと言われてたところから大発見をしたりする。

ムラがあるのが人間だ。そのムラをどれだけ持てるかが価値ある人になることだと思う。Facebookのマーク・ザッカーバーグや話題のグレタ・トゥーンベリ、孫正義。そんな人になるためには常に考え・悩み・探し求める必要がある。だから勉強するのだ。知らないままでは自分で考えることはできない。
学問はこの何千年と生きてきた先人たちの苦悩の結晶で、何も知らなければそのままぶつかる壁に時に乗り越えるためのヒントが落ちている。世界史だって哲学だって物理だって服だってお酒についてだってなんだっていい。そこに必死に生きてきた人たちの生き様を見ることができれば、それが自分の血肉となり必ず生きる時がある。

これからの時代を自分らしくAI と生きていくために僕は勉強し続けていく。



批判でもいいんでコメントくれるとすごく嬉しいです。アウトプットし合うことで一緒に成長していきましょう😁