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ムスタンへの旅 07 ( 再出発準備 )


ツサンのゲストハウスで仕入れた情報。それはポカラからCharang(チャラン ローマンタンまで20㎞手前の村)まで冬季を中心に物資輸送のためトラックを走らせている会社があること。 人員輸送もしてくれること。しかしそのトラックはタイムスケジュールがあるわけでなく。天候 物資 人員などすべてを調整して運行するという事でいつ走るか? は全く不明という。
つまり予定を立てて走ることは無いのでその会社に連絡して「乗りたい」と
伝え、日に数度連絡をとりあって状況を確認する必要があるらしいのだ。

            ツサン の ゲストハウス

しかし・・この話を聞いた時思ったのは「道は?」 車道もトレッキングルートも雪で閉ざされ帰ってきたのに道はどこにあるんだろう?? 残されたのはヘリで飛ぶぐらいかと思っていたのだが・・・。 その答えは予想外にカリガンダキ川だという事だった。 川を走るトラック すごそうだ!

しかしガイドも経験のない行程だそうで、どうなるかもわからないと言う。 同行者はさすがに先が見えずハードな行程になると聞いてポカラに戻るという事になりガイドと二人でローマンタンを目指すことになった。

        カグベニの北の門に立つ守護神「ポ」

アッパームスタンでの行動はガイド同行で2名以上が必須、丁度トラックが走るのは二日後、なのでアッパームスタンのゲート、カグベニまで3人で戻りACAPの事務所で同行者の出国手続きと、ガイドと2名だけでアッパームスタンの中を移動する許可を取ることになった。

到着したカグベニでは丁度お祭りだそうで集会所のようなところに集まっていて。人が少ない冬季のムスタンでは珍しくにぎわっていた。