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感謝とともに生きていく

皆さん、おはようございます。

土曜日ですが、
どのような朝を過ごされていますか?


週末ですので、
いつものように僕のことを
少しだけお話ししますね。

ちょっと今日は、
生き方についての根源的なお話です。

そんなことを考えて深堀りしていたら
数時間を使ってしまいました。笑

でも、こういう時間にこそ、
大切なことと向き合いたいと思うんです。


少しだけお付き合いください。


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「未来には希望を、過去には感謝を。」


これは僕が生きていく上で
大切にしていること。

もしかしたら誰かが同じようなことを
言っているかもしれませんが
自分の経験の中で見つけた大切な言葉です。

僕には近い未来、実現したい夢があるので、
常に未来を意識しながら、
同時に今そのものを生きています。

今を生きるため、未来の理想を実現していくために
貴重な時間と労力を使わないといけないので、
過去のことを考えている余裕はありません。
だから過去はほとんど振りかえらないんですね。

失敗なんかしても、
そこから何かを学べば、
すぐに前を向くほうです。笑

そういう意味で、
人が気にするようなことにも無頓着。
恨みや妬みや、怒りもない。昔の成功への執着もない。
過去のことは、なるべく意識しないようにしています。

ただ、そんな僕でも唯一
過去を振り返る時があるんですね。


それは「過去に感謝する」ときです。


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ここでの文章を読んでいただいている方は
いつも僕が生きる上で根源的なところに立ち返っていると
感じでおられる方もいるかと思います。

それは常に自分なりの死生観とともに
生きているからなんだと思います。

僕のアカウントの名前には「ryo」と一部ありますが、
それは漢字では「良」と書きます。

これは「良い子になってほしい」という
明るい希望でつけられた名前ではなく、
壮絶な状況の中で生まれたことに由来しています。

僕は、健康的とは程遠い状態、
1600gの未熟児としてこの世に授かりました。
出産直後、看護婦さんは右手に点滴を持ち、
左手に子猫ほどの大きさの僕を、
手のひらに乗せて緊急治療室に駆け込んだそうです。

産まれた直後は全身真青の瀕死の状態。
脳には酸素が行き渡らない危険な状態だったそうで
あと少しのところで命を落とすかもしれなかったそうなんですね。

両親はこう考えたそうです。
産まれたばかりの息子の、その後の豊かな人生までは望まない。
健康に生きてくれたらそれで十分。
どうか今の状況から少しでも良くなってほしい。

その「良」の一字には、
両親の切実で悲痛、
叫びのような思いも込められました。

僕の体内には、父と母以外にも
親戚中の人々から選び集められた血液が巡っています。




父は僕の隣のベットに横になり
輸血をしながら産まれたばかりの小さな息子を
涙を流して見つめていたそう。

産まれたばかりなのに、
絶えていきそうな命。

別室では、そんな状況を知ることもなく
帝王切開出産の後に、
母は未だ意識の戻らない状態でした。

僕が母と対面したのは
その壮絶な出産の数日後。
そんな、医療カプセルに隔離された僕の状態を見て、母はそこにすがりながら、叫ぶように泣いていたそうです。

両親は、息子の誕生に、
色々な感情とともに涙を流してくれた。

命を授かるということは、
喜ばしく、明るく、
希望に満ちたもののはずです。

ですが、そんな中で僕は、
色々な人々の複雑な思いの中で、
微かな命をつなぎとめ、
この世に授かることになりました。


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僕はこのこともあるので、
親からは「拾われた命」だと今でも言われ続けています。

自分もそう認識しています。

だから僕の生き方の根本は常に
感謝という言葉があります。

両親にも親戚にも、近所の方にも、
健康面で気を使ってくれた
学校時代の先生方にも。

感謝しなければいけないことが
ありすぎるんですね。

世の中には、感謝が偽善だという人も稀にいます。
そう言って、誹謗中傷を投げかけてくる人もいる。

でも僕には、そうやって感謝をしなければ、
生きていけない明確な理由があるんです。

この一生が終わる時、
それがどれだけ悲惨で壮絶な最期だとしても
おそらく最大限の感謝と喜びとともに
この人生を終えるのだと思います。


そう思いながら今日も生きています。


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だからこそ、
僕は感謝には敏感なのかもしれません。


ありがとうと言われたこと、
感謝されたことは
いつまでも覚えていますしね。笑

そんな先日も、
投稿を読んでくださった方から
わざわざメッセージ経由で
心温まる感想をいただいたんですね。

実はそのこともあって、
今日はこの記事を書くことに決めたんです。

その方は、固定記事「今日までの感謝を込めて」を読んで
涙を流したと伝えてくれました。
そんな言葉に僕も涙しました。

会ったこともない方です。
どこにいる人かもわかりません。

でも確かに、自分が大事にしていた何かが
その人に届いたという感覚がありました。

そういった人たちの思いで
毎日の投稿に向かえるのかもしれません。

皆さんからいただいた投稿へのコメント、
なかなかすぐにリアクションできないことが
心苦しいのですが、僕は何度も何度も読み返しています。

そうした存在が今の僕を支えています。

この感謝を言葉だけでは表現できません。



感謝というと、
その場だけのことのように感じがちですが
そうではありません。

僕にとっては、それは一日を、
一生を繋いでいくための大切なもの。

人からの感謝が自分の内面に染み渡り、
そして自分の持つ根本的なものとふれあい、
また、それが違う形で自分から誰かに伝わる。

そうやって感謝が世の中に循環していけば
どれだけ素敵なことだろうと最近は考えています。


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皆さん、今日から明日と
いつもの慌ただしさから少しでも解放される方も
多いのではないでしょうか。

そんな時にこそ、
身近なことに感謝してみてください。

いつもそばにいてくれる人、
同じ道を歩んでくれている人。
支えてくれる人。
両親でも友人でもパートナーでも。
行きつけのお店の店員さんでもいい。

恥ずかしいとか言ってる場合じゃないですよ。

そんな簡単なこと、今すぐにもできます。

感謝の気持ちを抑えてまで、
優先しなければいけないことって何?

もしかしたら明日、
自分に何かがあって
相手に感謝できなくなるかもしれませんよ?
その逆もあるかもしれない。

そういう理由から、
僕は日々感謝をし続けます。

だからそのためだけに
過去を振り返ります。

今日の投稿内容は僕の具体的な過去の話になるので
書こうかどうか悩んでいましたが、
皆さんのコメントやメッセージが
一押ししてくれました。

僕がどういう人なのか
謎な方も多いと思いますので(笑)
またそんな話をさせていただきますね。




今週末、日本は雨だと聞いています。




そんな時だからこそ、
外のこと、余計なことを考えずに、
大切なことと向き合っていきたいですね。


今日もはるか孤島から、
皆さんの豊かな日々を願っています。



いつも以上の感謝を込めて。




ありがとうございます。






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最後までお読みいただきありがとうございます。毎日時間を積み重ねながら、この場所から多くの人の毎日に影響を与えるものを発信できたらと。みなさんの良き日々を願って。