見出し画像

理想を演じれば、現実になる

この孤島にいると、
自分の理想とは何だったと
あたらめて考えることがあります。

思えば、日本にいた時は、
都会生活の中でいつでもそばに誰かがいましたから。

あの人に追いつける存在になりたい。
あの人を超えていきたい。

そうやって、時に身近な人に対し憧れを持ちながら、
日常と向き合っていたことが懐かしいんです。

そして、(独りで)この孤島にいる今。
たとえ周囲に刺激的な人間がいようといまいと、
結局は自分がどう考え、どう行動するのかが
最も大切なことなのだと実感しています。

それは「人は理想を演じて」ゆけば、
現実として「なりたい自分」になっていけるということ。

もしも「なりたい姿」があるのなら、
その理想を演じてしまえばいい。
それは現実になるのだと。


画像1


人は時に、
今の状況を受け入れられない時というのが
あるものです。

例えば、学生さんであれば、
学校の先生が気に食わないこともあるでしょうし、
バイト先でつまらない仕事しかさせてもらえないこともある。
社会人として仕事をするにしても、
希望の部署で働かせてもらえないこともある。
家庭では、妻や主人が勝手に振舞ってるように見えて、
自分のことなんてなにもわかってくれていない。
そう感じることもあるかもしれませんね。

そうやって、
何事も自分の思い通りにならないことは
他人や環境のせいにしてしまいがちなんですよね。

でも、そうしたことを、
環境のせいにしてしまうのか、
それとも自分の「気持ち」で変えていけるかで、
その人の状況というのは、いくらでも変えられることも
また事実なんです。


画像2


「人は思った通りになる」

僕は心の底からそう考えています。

その昔、僕にはそれぞれの時期の節目に、
なりたい自分の理想像がありました。

例えば、学生として勉強をしていた時には、
誰よりもその専攻分野を深めていきたいと考えていましたし、
社会人として働きはじめた時には、
そのグループ内で最も実績を残す人間になりたいとも考えてもいました。
自分で事業をするようになってからでも、
誰にも負けないくらいの会社にしていこうと考えていた。

そん時に、いつも大切にしていたことは、
気持ちの面で先に「理想の自分」になっておくことでした。

・幸せになりたいのであれば、今すぐ気持ちをそうしておけ
・偉人になりたければ、先に内面を偉人のようにしておけ
・金持ちになりたければ、先に気持ちを金持ちにしておけ

これらの言葉は、僕自身、
その昔、人生の師匠に教わったことでもあります。


多くの人は、自分の理想像があったとしても、
実際に「そういう状況」にならないと
自分の成長や変化を受け入れられないものです。

スーツを着た自分をみて、はじめて社会人になったと実感し、
オフィスを契約しそこに会社を構えてみて、
そこで起業したことを実感するもの。
だから、理想にたどり着くには
膨大な時間と労力がかかるのだと考えてしまいがち。

でも、なりたい理想に「内面でなってしまう」ことというのは、
いつでもできることです。


画像3


みなさんが、それぞれの理想のために、
今すぐにでも「小さな行動」としてできることは
身近にいくらでもあるはずです。

もしも、優れたリーダーになりたいのであれば、
周囲からの評価を待つのではなく、
先に自分の内面を優れたリーダーにしておけばいい。
また、そのように振る舞えばいい。

優れた作家になりたいのであれば、
すでにそうであるかのように振舞って、
日頃の文章を書いていけばいい。

人は拳を握りながら、笑うことはできません。
笑顔で拍手をしながら、怒ることもできません。
本来、行動と思いは真逆のものになることはない。

自分の行動や思いによって、
状況はいくらでも変えていけるんです。

目の前のことに悲観しないでください、
今の時代を嘆くことはやめてください。

大切なことはいつでも、
みなさんの一番近くにあるのだと信じています。


画像4


不思議なことです。

僕はこの場所で、一度も会ったことのない
みなさんに色々な思いを伝え続けています。

でも考えてみると、こうした「思い一つ」で繋がれることも、
なによりも、僕自身が「伝えたい」という気持ちがあるからこそ
可能なことなのだと思うんですね。

自分を信じていけば、
人はどれだけ苦境に立たされても、
困難な状況に追い込まれても、
結局は自分の態度で状況はいくらでも変えていけるんです。

そうした希望を持ちながら、
みなさんの理想の自分を追い求めてみてください。


それでは、
どうか今日も素敵な一日になりますように。




遥か孤島から感謝を込めて。




いつもありがとうございます。


この記事が参加している募集

習慣にしていること

最後までお読みいただきありがとうございます。毎日時間を積み重ねながら、この場所から多くの人の毎日に影響を与えるものを発信できたらと。みなさんの良き日々を願って。