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思い向くままに


皆さん、おはようございます。
日本はひどい雨が続いているそうですね。

大丈夫でしょうか?
少し気になっています。

僕の住んでいる孤島では、
雨は比較的に少ないほうなのですが、
それでも雨の日はあります。

そういった日には外のことを考えずに、
ゆっくりと大切なことに向き合うことのできる
貴重な時間だとも思っています。

ですが、その反面で考えすぎるあまり、
悩みや不安、思いもしないことに
考えが巡ってしまうこともあります。

雨の続く時期。
できれば明るい方向に考えを巡らせて生きたい。

そんなことを思います。



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これは人の生き方でも
同じことが言えるのかもしれません。

「気の向くまま」「思いのまま」に行動をしてみると、それが結果的に自分の大切なことに
結びついていくことがある。


僕たちは何かと生活の中で縛られていいることが多い。

やりたくもない勉強をしている。
望んでもない仕事に向き合っている。
顔も合わせたくもない人と顔を合わせている(笑)

それぞれの事情があるでしょう。

とはいえ、僕は人生に無駄なことは何一つないと思ってますから、どんな嫌なことでも、意味があるものだと思って生きていますが、
でも、せっかくなら「思いのままに物事に向かうこと」も一つの考え方なんだと思うんですね。

僕自身、自分のやってきたことを振り返ると
一貫性のないことのばかりのように思います。
それでも、「思いのままに」それぞれの年代で学んできたことが、今この孤島で生活して行く上でいかされているんです。

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皆さんもご存知かもしれませんが、
その昔、デンマークの童話作家に
クリスチャン・アンデルセンという作家がいました。

あの「みにくいアヒルの子」や「マッチ売りの少女」、「裸の王様」など、数々の有名な作品をつくった人物です。

世界中の人々を魅了した絵本を
制作し続けてきた彼ですが、
その生涯は紆余曲折の人生でした。

世界的な作家なのだから、
幼いことから文学一筋だったのかと思うかもしれませんが、決してそうではないんですね。

貧困の家庭で生まれ育ち、
彼は幼い頃から、自分は何をして行くべきなのか悩み続けていた少年だったんです。

そんな悩みの青春時代を過ごしながら、
彼は学校を中退し、単身コペンハーゲンへと向かい流浪の日々を送ることになります。
詩人を志したかと思えば、役者になることを途中で考え、なんとオペラ歌手になることまで考えた。

当時の彼のやってきたことは、
絵本作家とはほど遠く、まるで一貫性のない「迷い」の日々を歩んでいたんですね。

そんな中でも、彼の中で大切にしていたこと、
それは「好きなように、思いのまま」に
行動していったことでした。

やることすべてがうまくいかず、
時に迷いの中にはいましたが
好きなことだけに向き合うことで
「自分は何か表現を形にする仕事」につきたいのだということに気がつくことができたんですね。

そうして紆余曲折を経てきたアンデルセンは
30歳の時に、彼の世界観を表現した作品「即興詩人」で世の中に認められることになります。

迷いの中で、気の向くままに
自分と向き合ってきた結果、
彼は世界的に有名な童話作家になっていくのです。

アンデルセンの父は貧しい靴職人でした。
そんな父がアンデルセンに幼い頃から伝えていた言葉があります。

「気の進まないことを無理にするな」
「なりたいものになりなさい」

父の言葉を大切にしながら
彼の歩んできた、その紆余曲折の人生もまた
彼自身の一篇の壮大な物語となっていきました。


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このような内容の投稿を書いておきながら、
僕自身も実は何になりたいのかがよくわかっていません。

この先、数年後に実現するべき夢に向けて
行動を起こしてはいますが、
それが自分の人生を象徴するものになるのかどうかもわからない。

でも、「こうしていきたい」という思いは
日々大切にして生きています。

物事には無駄なことはありませんし、
どんな困難なことからでも学ぶべきものや
その人を変えるほどの出会いになることをあります。

でも、やはり自分が「前向きな気持ち」を持てるものは、それだけで注いでいける思いやエネルギーがまるで違ってきます。

だからこそアンデルセンの生き方のように
模索しながらも「思いのままに」日々向き合うことも大切なのだろうと思うんですね。

僕の人生はあとどれほど残されているかはわかりません。

だからこそ、自分の思うことには正直でありたい。

常にそう思っています。



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もう七月になりますね。

時間が経つのは本当に早い。

皆さんもそれぞれの環境で
少しは落ち着いてきた時期でしょうか。

こういう時ほど、
自分の立ち位置をあらためて見つめてみることも大切なのではないかと思うんですね。

昨日の投稿でも少しだけ触れましたが、
日本人は他の国に比べても恵まれた環境の中で生活をしています。

世界には未だに自分の人生を
自分で決められない人もたくさんいますし、
好きなように自分の時間を使えない人々もいるんです。


思いのままに、気の向くままに考えを巡らせることができること。
しかも、それを「皆さんの意思次第」で実現できるということ。


それだけ恵まれた環境にいることを、どうか忘れないでください。







今日も遥か孤島からですが、
皆さんの良き一日を願って。



いつもありがとうございます。


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最後までお読みいただきありがとうございます。毎日時間を積み重ねながら、この場所から多くの人の毎日に影響を与えるものを発信できたらと。みなさんの良き日々を願って。