ワールドトリガーの面白さ②
前回、ワールドトリガーのあらすじの記事はこちら
さらに私的なワールドトリガーの魅力を紹介していきます。
1.現実的なチーム戦術バトル
誰か1人が異常に強い
という描かれ方は一切されていない感じです。
みんなそれなりに頭使ってあるもので戦うのが
ボーダー隊員たちの戦い方！
ボーダー隊員の仕組み
ボーダー隊員の能力はポイント制で
Ａ級・Ｂ級・Ｃ級・とランク分けがあります。
特殊トリガーの人はS級隊員となり
ランク戦には参加できませんが。
Ｃ級隊員は訓練生で400名以上いるらしいです。
訓練を受けることでポイントがもらえます。
また個人戦で隊員同士でポイントを取り合うことも可能。
4000ポイントに達すると
Ｂ級に昇格し正隊員となります。
Ｂ級は100名ほどいて
その中でチームを組んでランク戦と呼ばれる
模擬試合でポイントを稼いで上に上がっていく。
チームで上にあがり上位2チームに
A級への挑戦権が与えられるようで、
A級は30名ほどしかいない精鋭部隊になります。
ネイバーフット遠征に参加するためには
精鋭部隊からさらに選抜試験があり
その試験に合格しないといけません。
主人公3人は遠征部隊を目指すので
メインの話はこのB級ランク戦という感じです。
新人にして100人のトップになるという狭き門…
遊真はともかく
初心者の修と千佳はついていけるのかという感じですｗ
このような戦闘員1人～4人の小隊同士で模擬戦をして
普段はライバル関係にあります。
ネイバーが攻めてきた際は
本部長や最高指揮官の下
大隊として協力し合って戦います。
ボーダー隊員の武器
ボーダーの戦うための武器トリガーというのが
ネイバーフットの技術で造られた武器になります。
メイン（利き手）と
サブ（逆手）で各4つずつ装備できて
合計で8個セットできます。
トリガーには
攻撃用トリガー、防御用トリガー、オプショントリガーがあり
各複数存在します。
攻撃範囲によってポジションが決まっていて
近距離が攻撃手（アタッカー）→トリガー3種類
中距離が銃手（ガンナー）射手（シューター）→トリガー4種類
遠距離が狙撃手（スナイパー）→3種類
とそれぞれ役割があるので
自分に合ったポジション選び
特性の違う武器から何を選ぶのか。
防御用トリガーも2種類
オプショントリガーも複数存在し
様々な効果があります。
姿を隠せる、空中でのジャンプ台、重りで敵を拘束できる、
瞬間移動、ワイヤー、レーダーに映らなくなるなど。
便利なので全部装備したいところですが
トリガーは装備しているだけで
トリオンを消費するというコメントを見かけたので
厳選する必要があるみたいです。
このたくさんあるトリガーの中から
8個以内で選ばないといけないので
かなり悩みどころですね…
使用者のトリオン能力によって
トリガーの性能も上下しますが
一定の条件下で戦うということで
チームの連携や戦術なしでは
上位に上がっていくことが
難しいということですね。
B級ランク戦はここがとても面白いです。
チーム1対1ではなく
3チームから4チームによる
三つ巴or四つ巴というところも面白さに拍車がかかります。
地形（仮想空間）もポイントが低いチームに選ぶ権利があり
どんでん返しも期待できます。
制限時間もあります。
近接戦での激しい乱戦もありますが
距離をとっての読み合いや
敵の出方を見たり
相手の心理分析など
結構な頭脳戦です。
また戦場には出ないけど
チームにはオペーレーターという役割が一人必要。
オペーレーターは直接攻撃はできないが
端末上でデータ解析などを行ったり
視覚状態や聴覚機能の変更など
隊員たちのサポートをすることができます。
オフィシャルデータブックには
100人超えるキャラクター全員分の
トリオン能力、攻撃力、射程、情報分析、指揮力などのパラメータと
ポジション、装備トリガーが
掲載されています。
瞬殺で負けて
顔もはっきり描かれていないキャラにまで名前と設定がありました。
この細かい設定が
ゲームみたいで私は面白いです。
オフィシャルデータブックが
攻略本みたいでワクワクしてます。
ランク戦では実況解説者とゲスト隊員が
戦況や戦術、トリガーなどについて
解説してくれるので
それを聞くのもまた面白いです。
少年漫画に多い
気合いでどうにか勝つというのがなく
強い人でも主人公でもふつうにやられたり
試合前に勝ちたいエピソードが描かれているのに
勝てなかったりします。
圧倒的なポイント差で
個人トップに君臨している太刀川さんが
気持ちだけじゃ勝てないという話をしている件が好きです。
気持ちで勝敗が決まると言ってしまうと
負けた方の気持ちはしょぼかったのかって話になるからだそうです。
いい話、かっこいい。
2.100人を超えるキャラクターの設定と人間関係
1でも書きましたが
100人以上出てくる登場人物のパラメータ設定があります。
なんとその設定は戦闘に関することだけじゃないんですね。
年齢・誕生日・星座（作者が考えたもの）
身長・好きなもの・職業・家族構成が掲載されています。
すごい情報量です…
漫画描きながらこの設定忘れないんだろうか…
アニメを見ながらふと気になったのが
隊員同士の会話です。
○○先輩と呼んでいたり○○さんと呼んでいたり…
どういう関係なんだろうという疑問があったんですが
全員に年齢設定があるということでスッキリ解決です。
ボーダーの入隊時期で先輩後輩なのかと思っていましたが
中高生は年上の人を先輩と呼んでいるみたいです。
大学生以上の人がさん付けらしいと
どこかに書いてありましたｗ
職業はボーダー隊員のほとんどが中学生か高校生、
たまに大学生、たまに無職または不明。
主人公の1人、迅さんは19歳無職だそうですｗ
ボーダー隊員の給料制度まで決まっていて
現実味があります。
迅さんは無職だけどボーダーから固定給をもらって
好物のぼんち揚げを箱でまとめ買いしてると思われます。
（アニメではあげせん）
今日コンビニで
ぼんち揚げとワートリのコラボパッケージを見つけて
買いそうになりました…余談。
というかそもそもボーダー内には派閥が存在していて、
仲が悪いのものと想像していましたが
派閥は大人の事情的な感じですかね
戦闘も現実的ですが
その辺も妙にリアルで中小企業みたいですｗ
いとこ関係の隊員もいたり
家族構成に亡くなった人が書かれている人もいれば
逆に何も書かれてない人もいたり…
これは何かの伏線なのかと予想している方もいるようです。
個人的に気になるのが
作者さんの考えた星座の設定。
昔に考えてあったものらしいです。
かえる座とかペンギン座とかうさぎ座とか…
動物攻めなのか？と思いきや
とけい座や、かぎ座なんてのもありました。
みかづき座とかつるぎ座って本当にありそうなものも…
全部で何種類あるかは確認してません。
どういう種類分けか明かされてないと思いますが
一通りアニメを見てから何座なのか知ると
なんでそのキャラがその星座なのか
理由はないけど「なんかわかるー」ってなってますｗ
シーズン1のアニメではCM前後で
キャラのプロフィール紹介があるので
ぜひチェックしてみてくださいｗ
もちろんデータブックには載ってます。
あとSDキャラという2頭身デザインが
戦術解説などで頻繁に登場するんですが
見ているうちにかわいく見えてきました。
最初はなんだこののび太は…と思ってたんですけどｗ
せっかくなので好きなキャラを紹介します。
ハードな人生送ってます 遊真 中学生 15歳
ぼんち揚げ食べ過ぎ… 迅さん 無職 19歳
弾バカ 出水公平 高校生 17歳
自分にも他人にも厳しい優等生 木虎ちゃん 中学生 15歳
本当はいいやつ 影浦隊長 高校生 18歳
内心何考えているかわからない 犬飼隊員 高校生 18歳
理想に賛同します 荒船さん 高校生 18歳
スーパーオールラウンダー落ち着いた筋肉 レイジさん 大学生 21歳
ただただいい人 来馬隊長 大学生 19歳
毒舌 きくっちー 高校生 16歳
帽子がかわいい 太一 高校生 16歳
すぐ騙されるけど強い 小南 高校生 17歳
実は被害者 執念のエネドラッド 20歳
遊真の相棒 私はレプリカ トリオン兵 10歳くらい？
元ラグビー部なら戦ってほしい 営業部長 唐沢さん 33歳
品のある戦好きな作中最強で最高齢 ヴィザ王 65歳
謎だらけだがいい子そうなS級隊員 天羽 16歳
偉そうな捕虜だがいい子 ヒュース 16歳
シーズン2も始まってます！
画像は公式ホームページから引用
https://www.toei-anim.co.jp/tv/wt/wt01/
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