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【前編】「会計freee1年生」を集めて法人向けコミュニティを始動したので、リアルな過程を綴ってみる

こんにちは。freeeのSMB事業部でカスタマーサクセスをしているSeiです。

弊社は6月決算なので、2021年1月から第三四半期です。
で、この第三四半期からついに「freee法人ユーザコミュニティの立ち上げを専任でやっていいよ」ということになったのです!私の念願です😖

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このnoteは、これからコミュニティの立ち上げを行う方の参考に少しでもなればと思って書きました。現在進行形の施策なので、今実践している方法が正しいのか、正しくないのかはわかりません。

是非このコミュニティを、世のカスタマーサクセスの皆様に見守っていただけますと幸いです😄

まず、仮のコンセプトを決めた

目指したいコミュニティのあり方は「限りなくユーザさんが自走してくれる」です。なので、コンセプトも本来であれば運営するユーザさんに決めて欲しい。
とはいえ、コンセプトが無いと付随する企画もブレる!

ということで、一旦以下のように決めました。

■コンセプト:
ユーザさん同士が助け合い、お互いに成長していくコミュニティ
■コミュニティを通して実現したいこと:
ユーザさん同士がつながり助け合うことで、ユーザさんの人生が発展する。
結果として、そのユーザさんが所属する会社のビジネスも発展する。

次は…どうしたらいいかわからん!

さて次は…と具体的な計画を考え始めたところで、一体何から手をつければいいの…?という状態に。
(元来、私は完成形がよくわからないもの、やり方の試行錯誤を繰り返していかなければいけないものに取り組むのが非常に苦手なのです💧)

もちろん、コミュニティ作りのバイブル『ビジネスも人生もグロースさせる コミュニティマーケティング』は読みました。
freeeには士業さん向けのコミュニティ「マジカチmeet up!」(以下”マジカチ”)があるので、”マジカチ”のコミュニティマネージャーにも話を聞きました。

定石では、次は「ファーストピン(=リーダー候補)の発掘」です。

マジカチでは、リーダー候補に当たりをつけてコミュニティの説明をし、スカウトして行ったそうです。
しかしながら、法人経理と士業さんでは色々と状況が違いすぎて同じ手法を取ってもうまくいかないんじゃないか?という不安が頭をもたげ…

何が違うかと言うと、士業さんはコミュニティ運営&活動の発信がお仕事につながって行くけれども、法人経理はそうではない。コミュニティ運営に参加してもらうメリットってなんなんだろう…?とわからなくなってしまったんです。

また、ファーストピン発掘のヒントはSNSなのですが、会計freee法人ユーザーでSNSを積極的に発信している人はあんまりいない😓
社内の導入アドバイザリー担当者に「こんな人にない?」と聞いても、「該当者は思い当たらないですねえ…」というシブい回答。

「リーダー候補なんてどうやって探せばいいんだよぉぉぉ(泣)」という状態が続いていました。

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自分が当事者になってみた

ウンウン悩んで時間が過ぎるだけの日が続いた時、何かの本に「相手の気持ちがわからない時には、自分がまず当事者になってみることだ」的なことが書いてあったのを思い出しました。

「そうだ、まずは自分が運営者を体験してみればいいのだ」と思ったそんな時に、CS HACK女子部の登壇者募集の情報が目に飛び込んできました。私は喜び勇んでLTに挙手!
結果、これがとてもいい機会となりました。

当日のイベントはこちら。(7分のLTと、その後の座談会に参加しました)

登壇して感じたこと、わかったことは3点。

◉同職種の横のつながりが出来て嬉しい
 → 後日運営の方に、コミュニティの相談もさせてもらったりしました。
◉自分のLTがtwitterで拡散されると嬉しい
 → フォロワーが増えた
◉親密感は接触回数である程度育てられる
 → 当日の前に2回ほどMTGをしたが、仲間感を得られた

また、いきなり運営となるとハードルが高いけれども、5〜10分程度のLTであれば割と楽な気持ちで出来るな、とも思いました。

そこでまずはオンラインイベントを開催し、LTに快く協力してくれるユーザーさんを探してみよう!という方向に方針を変えました。


登壇者を探せ!

さて、方針は決まったので次は登壇者探し。
でもその前に「どの軸でユーザーを集めるか」を決めないといけません。

コミュニティの入り口であるイベントのキモは、参加ユーザーのセグメンテーションとテーマ決め。
社内で色々話し合った結果、「会計freeeの導入フェーズが近いユーザー同士なら同じような悩みを抱えているはず!」ということになり、会計freeeを2020年に導入したユーザ、つまり会計freee1年生を集めることになりました。

そして、イベントの通年タイトルを「会計freee同期会2020」、第一回目のテーマは『○○で困った!会計freee導入』に決めました。

「2020年」というスパンなので、もう導入が終わっているユーザーさんと、まだ導入中のユーザーさんが混在しています。前者の経験を後者に参考にしてもらおう!というイベントにしました。

ここからは登壇者を大捜索。
まず2020年の契約者一覧をリストアップし、契約開始日を1〜6月で絞り込み。導入プロジェクトの進捗状況を反映し、弊社のアカウントマネージャー陣にヒアリング砲を発射!

「つないでさえもらえれば後は私が交渉するので、少しでもお話聞いてくれそうであれば紹介してください!!!!!」
と気合いのお願いし、数名のユーザーさんをピックアップしてもらったのでした。

そしてユーザーさんへの登壇お願い行脚(もちろんオンライン)の結果、この4社さんが快諾してくださったのでした!!!

はい、ドン!

CONNPASSバナー_0104 (1)

TRAPOL合同会社
TOKYO BIG HOUSE株式会社
コードキャンプ株式会社
ルームクリップ株式会社

みなさんからご快諾いただけた時は、本当に嬉しかったです。泣

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さて、長くなって来ましたので前編はこのあたりで終わろうと思います。
後編では、イベント開催からその後の動きについて書いていこうと思います!お楽しみに!

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