創り手を支えたいという想いでfreeeに入社、法学部卒新卒デザイナー3年目の今
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創り手を支えたいという想いでfreeeに入社、法学部卒新卒デザイナー3年目の今

freee Design 編集部

こんにちは、こんにちはfreee株式会社でデザイナーをしている深田です。
これまで freee Design Magazineでは1年目、2年目の新卒デザイナーを紹介してきました。まだ読んでない方はぜひご覧ください。

第3弾となる本記事では、3年目の新卒デザイナーであるgakutonにインタビューしました。大学は法学部でありながらデザイナーとしてのキャリアを歩み始めたgakuton、どんなお話が聞けるんでしょうか?

法とデザインがつながる、創り手を支えられるfreeeへ

gakutonの写真

-- 大学ではどんなことを学んでいましたか?
法学部で法律を学んでいました。特に知的財産に関する法律に興味を持ち、著作権法や特許法などを勉強していました。また、インターネット時代におけるプライバシーや肖像権なども好きで勉強していました。

法律の勉強をする中で、デザインなどを実際につくっている人たちの気持ちを知りたいと思うようになりました。世の中に多様な表現や創作が溢れると良いなと思い知財法を学んでいましたが、それを実際につくる人は普段どんなことを考え、どんな思いでものをつくっているんだろう、と。

そう思い始めたのが大学3年生の頃で、その年の秋にfreeeでの長期インターンをはじめました。これまで大学では散々理屈を突き詰めることを教わっていたので、それが少しでも活かせそうな会計・人事労務の領域に興味を感じたのもありますし、何よりfreeeが目指すミッションに共感した部分が大きかったです。


-- 実際にデザイナーのインターンをする中で、感じたことはありましたか?
デザインをする時の頭の使い方と言いますか、仕事の面白みを感じました。
初めて自分で作ったデザインに対して、メンターさんからレビューでたくさん指摘をもらうことがあったのですが、もちろんデザインの一般原則に関するものもありましたが、大抵はユーザーの要求を解決できていない趣旨のもので、とてもロジカルだったんですよね。

デザインのプロセスとして、ユーザーのことを理解するところからユーザーの欲求を理解し、さらにユーザーの要求を製品の要件として落とし込むというフローであったり、その要件をどうインターフェースで表すかといった頭の使い方など、プロセスの中にある一つ一つの段階はとてもロジカルに考えられるなと。

大学で勉強をしていた時も同じで、人や社会が抱える課題をまず理解し、それをどう法律やルールなどで解決するかという流れで考えていました。

アウトプットは違えど、法律とデザインは課題解決の考え方としてはとても近いと思いました。そんなデザインをもっと突き詰めてみたくなり、そのままデザイナーになることを決めました。

-- freeeに入社を決めた理由はなんでしたか?
当時のfreeeのミッションが「スモールビジネスに携わるすべての人が、創造的な活動にフォーカスできるよう」だったんですが、このミッションに共感したことが入社の1番の決め手でした。(​​2021年6月22日、新たなビジョンを据えてブランドを刷新しました。詳細はブランドサイトをご覧ください)

大学の頃に勉強をしていたモチベーションとして、創作活動に携わる人を支えたいと思っていたことがありました。なので、スモールビジネスの方々に本来やりたかったことに時間を使って欲しい、というfreeeの考え方にはとても共感しましたし、その方法として「法律などのルールをどう作るか」と「freeeのプロダクトでどうサポートするか」は広い意味で繋がると感じました。

入社後初のプロジェクト、デザインプロセスをチームに展開していく

-- 入社後の担当業務について教えて下さい
freee人事労務でいくつかのプロジェクトのデザインを担当してきました。
インターンとは違う領域でしたが、前向きに労務のキャッチアップを進めていました。労働法は以前勉強したことも有り、抵抗感無く始められたのは自分の特徴だったかもしれません。

-- 特に思い入れのあるプロジェクトは何でしたか?
身上変更に関する申請・承認機能です。会社に所属する従業員に引越し・結婚などのライフイベントが起こった際に、住所などの変更内容をスムーズに会社に申請できるようにするための機能です。

紙やGoogleフォームなどで申請する形が一般的なのですが、住所は通勤手当、家族情報は給料に影響を与えるので、プロダクトの中で情報の変更が完結することには価値があります。(詳細はfreeeからのお知らせをご覧ください)

新卒入社後に最初に任された大きめのプロジェクトでした。デザイナーとしては、まずユーザーストーリーマッピングをして要求事項を整理した上で、OOUI(オブジェクト指向UIデザイン)の考えから画面の検討を進めるようチームに働きかけて進めました。

身上変更ワークフローにおけるユーザーストーリーマップの一部

身上変更申請機能におけるユーザーストーリーマップ(一部)

身上変更ワークフローにおけるオブジェクトのモデル化の図

オブジェクトのモデリング。最小単位の情報群を整理し、それらを組み合わせてプリセットの申請を作成した

-- チームに働きかけ、すごいですね。どうしてそのように進めようと思ったのでしょうか?
自分は元々ある開発チームの中に後から入ったんですが、自分が入る前はユーザーストーリーの整理をチームでやったり、OOUIのモデリングを通してユーザーに触れてもらう対象を明確にする、といったことはあまり浸透していなかったんです。

当時は新卒だったので今までにないやり方を提案するのは不安もありましたが、それまでお世話になっていたインターンの頃のメンターの人が、正しいと思ったことは前例がなくても推進する人だったことが大きかったです。

ユーザーの業務や要求事項はチーム全体で理解できると良いものだと思いましたし、きっと周りもそう感じてくれるだろうと思い実行することにしました。結果的に、チームのメンバーからもやってよかったと聞けた時は嬉しかったですね。

ただ、自分だけで進めようとはせず、先輩方からプロセスについて相談したりレビューをもらいながら進められた所も、上手くできた要因だと思っています。

最終的に完成した申請画面

最終的に完成した申請画面(当時)

3年目になり、新たな挑戦も

-- 入社して3年目になりますが、仕事の考え方など変化はありますか?
自分の担当領域だけでなく、freeeのこの先や全社的なミッションを考えるようになってきました。

最近異動がありまして、そのチームはアカウントや会社に所属する人の情報・課金体系など、freeeの各プロダクトが共通で扱う情報に関して取り組んでいます。

扱う情報の性質的にも、freeeの3年5年後のプロダクトの未来を見据えて、色んな情報をプロダクトで活用できるようにするにはどうあるべきか、システムとしての最適化だけでなくユーザーも使いやすいと感じられるためにはどうすべきかと考えることが多いです。


-- 中長期的なプロダクトの姿やユーザー行動はどう考えるのでしょうか?
データの持ち方やUI含めて、複数の方向性を模索することが多いです。それぞれのメリット・デメリットを並べて、freeeとしてはこうであるべきだと話したり。

こういった中長期のプロジェクトでは、短期的にやることの積み重ねの先に理想があるわけでは必ずしもないので、先を見据えた複数の案を並べて検討することを意識しています。

-- チームでのコミュニケーションで意識する点はありますか?
今はエンジニア中心のチームに1人デザイナーとして入ってる形なので、ただデザインとしての良し悪しのみに関して意見するのではなく、なるべく相手の考えていることや言葉を理解しながら話すことを意識しています。

「ユーザーによって使いやすいこと」と「システムとして今後も拡張できること」は両立できると考えていて、前者の意見だけではなく後者も理解するよう努めています。もちろん自分はエンジニア経験はないので、教えてもらったり質問したりしながら、少しずつ理解を深めていっている段階です。


freeeにはチャレンジをできる、周りが支えてくれる環境がある

-- freeeのデザイナーとして新卒で働く魅力ってなんですか?
チャレンジできることは多いと思います。これをやってくださいではなく、自分がやりたいと言ったことの連続でここまできたので、意欲的にやりたいと思えば、できやすい環境かなと思いますね。周りにいる人も相談乗ってくれるものありがたいです。

自分もインターンからデザインのことを何も知らずに飛び込んだ形でしたが
1からデザインのことを教えてくれた先輩に教えてもらった部分が大きいので、自分がそれを後輩のUXメンバーとかチームの人に返して行きたいなと思っています。


おわりに

freeeの新卒についてもっと知りたいと思った方、2021年10月27日18時30分からReDesignerさん主催の合同説明会にデザイナーが登壇するのでぜひご応募ください!




freee Design 編集部
freee株式会社のUXデザイン、UIデザイン、デザインリサーチ、デザインシステムを担当するチームの公式noteです。