#57 未来 x 評価経済を学ぶ
評価経済という言葉がある
「評価」を仲介に、モノ、サービス、お金、が交換される社会
時代のニーズは何か?
若者たちは今あまりモノに興味がない
高い車に乗りたいとか
大きな家に住みたいとか
そういう物求が昔に比べて減っている
じゃぁ何を求めているのか?
1つ例がある
とあるイベント内でのこと
そこでは
①A席 5000円
②S席 8000円
③スタッフになれる券 10000円
この3つを販売
そして真っ先に売れたのが③スタッフになれる券
要はお金を払ってでもその仕事がしたい
そういう風に考える人が増えている
自分でお金を払ってでもこの仕事をしたい
こういう考え方があることを
僕らは今知っておかなきゃいけない
そしてそれは間違いなくSNSが変えた
個人が情報を発信できる時代に
多くの若者たちが気付きました
影響力を手に入れることができれば
個人でお金を生み出せる
貨幣だけで回っていた経済に
評価経済という概念が生まれたわけです
(例)
・Youtuber
・インフルエンサー
・アフィリエイター
例えば会社の募集要項に
「給料はありません
でも毎月フォロワーを10000人差し上げます」
こういう会社がもしあったとしたら
間違いなく応募は殺到するでしょう
(最低賃金が決められているので物理的には無理)
なので最近は
やたら社会貢献をしたがる若者が増えていますが
それは善意ではなく影響力が欲しいだけです
イベントをただ観るだけでは満足しません
イベントを自分も運営したと発信したいわけです
お金だけでなく
評価で回る経済
実はものすごく身近に昔から評価経済は存在します
例えば
今日本で取れる米の3分の1から4分の1はタダで流通している
そんなはずないって思うかもしれないけど
まず聞いてイメージしてね
理由は簡単
親戚だったり身内に配っている
そうじゃないですか?
お米を買ったことがない
そういう人結構いるんです
わかるよね
もらっている人わかるでしょ?
農家では3分の1から4分の1は身内に配っている
ということはつまり
日本人の3分の1から4分の1はお米を手に入れる時に
お金を使わず手に入れている
評価なんてものでモノが買えるわけない
そう思っていませんでしたか?
でも現に日本人の3分の1から4分の1は
お米にお金を使わずに手に入れているわけです
米に金など払ったことがない
農家に縁がない家庭からすれば
羨ましい限りです
もらっている本人は自覚がないでしょう
でもお米って普通買うものですよ
それをタダで手に入れている
その理由は
身内だから
生産者がこの人にはあげたいと
思われている人だから
これも立派な評価経済です
要は
日本人の3分の1から4分の1は
ベーシックインカムとして
お米をタダで手に入れている
じゃぁこのベーシックインカムの出資先は
このお米の出資先はどこなのか?
それは
この世界をてっきり貨幣経済だけで
動いていると思って米を買っている
僕たち
あらゆる米は本来の値段の1.3倍で売られる
この0.3倍はタダで配っている生産費や郵送コスト
それを僕らが払っている
払っているという自覚はないね
それが米の定価だと思っている
これからの時代にお金が不要になるわけではない
評価に対してお金のあり方が変化してきている
元ZOZOの前澤さんが1億円の企画をした際に
フォロワーが50万人から500万人増えた
この450万人の増加を
君にはどう見えているだろうか?
そして今「評価経済」から
「信用経済」へと移り変わっている
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