自作詩『めんどうなやつめ』前編

こんばんは、里です。眠れない夜や変な時間に起きてしまった時にはノートに言葉を書いておきます。それがだんだんとたまってきたので、ここらでまとめておこうかと。ちょっと読みづらいので前編と後編に分けようと思います。ただどの詩もタイトルが無いので数字で表そうと思います。すみません、ネーミングセンスがないもので。ではどうぞ!

1

君を怖がらせたくなくて

僕は明るく振る舞った

大丈夫

怖くないよ

いや

今は怖いかもしれないけど

大丈夫

言ってあげたかった

言ったら何か変わるのか

言えなかった

僕は君の言葉を聞くこともできない

僕も怖かった

僕は泣いていた

怖い以上に

情けなくて

ごめんね

でも

前へ進んで欲しい


2

どうしたの?

自分の無力さと不甲斐なさで泣いているの?

ほら、今夜は冷えるから

温かいもの飲んで

暖かくして眠りなさいな

悪夢が怖くて眠れないの?

あなたは優しすぎるから

世の中のどうしようもないことを

自分のせいにすることがあるけど

そんな優しいあなたが

少しでも自分を許せますように

おや

郵便屋さんのバイクの音だ

今日も世界は廻ってるんだねえ

あなたが起きる頃には眩しい世界が待ってるから

大丈夫

おやすみなさい、良い夢を


3

休日

心のみ世界中を旅する

ああなんとかなしき世界かな

しかし体は置いてきぼりで

この差、もしくは、軋みとでも言うべきか

不眠、過眠、体重増減等

満ち足りていない体に生ずる

心が満ちねば体が満たないか

体が満ちねば心が満たないか

それは分からず

体が満ちずとも心が満ちることもある

逆もまた然り

いやはや不可思議な世界かな



いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集