在宅勤務のコツ

フリーランス歴27年以上、最近では在宅作業が中心となっている僕は、たぶん在宅勤務の先駆者だ。ということで、最近在宅勤務を始めた方に、僕なりのコツを伝えたいと思う。

多分いちばんのコツは、オンとオフの切り替え、気分転換の部分だと思う。なにしろ生活空間と仕事空間が重なっているので、放っておくとずっと(ダラダラと)仕事をしてるとか、朝から晩まで仕事のことばかりを考えてるとか、下手すると夜中に目覚めたときにメールチェックしたりしてその後眠れなくなったりとか、切り替えをうまくしないと不健康この上ない状況になる。

在宅勤務ではとくに、オフのスイッチを入れることを意識的に積極的にやったほうが良い。生活と仕事のリズムを毎日一定に保つようにし、この時間はいつも仕事してるとか、パターンを決めるといいと思う。同居家族の生活時間との折り合いも考えて、無理のないパターンにする。

早朝に起きて仕事を始めるのも良い。家族が起きる前、電話やメールも来ない静寂な時間は、何かに集中的に取り組むのにもってこいだ。

昼休みはしっかりと取り、できるだけ外食で気分を変えると良い。牛丼チェーンとかラーメン屋とか、労働者が多く集まる店に行くと、働く気分がより盛り上がるかもしれないし、逆に頭をちょっと休めたいときには静かな店で少しゆっくりするのもいい。

在宅勤務は運動不足になりがちなので、仕事の切り替え時に少し外を歩いたり、あるいは室内で簡単な運動をすると良い。ぼくはスロースクワットとウォーキングをときどきやっている。

あまり夜遅くまで「残業」はしないほうが良いと思う。ネバーエンディング状態になりがちなので。オフィスで仕事をしているときのように、さてこれで今日は仕事おしまい、とパソコンをたたんだら、あとは仕事のことは忘れて、プライベートタイムを徹底させる。良い休養が、良い仕事につながる。いや、良い仕事が、良いプライベートにつながる。…というのを目指して、ぼくも今日も働く。

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