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本と珈琲の日記①色香のある紳士

ブレイクタイムで日記みたいなものも描いて見たいなあと思っていたので描いてみることにしました。

別にわたしは珈琲の豆には詳しくないし、たまたま産地やらこだわりのキャフェやらに行くことが多かったっていうのはあるかもしれませんけれど・・・まめの炒り具合とかサイフォンだからどうだとか、ドリップだからどうだとかマシーンだといかがなものかっていうのにはとんと疎いままでして。

じゃあ、一体読んだら何が効果あるのかというと、エッセイだから効果はないかもしれませんでして・・・笑。でも本と珈琲とか本と赤ワインとか、主宰する経営者専用の世界旅クラブである「Live travelくらぶ」にも関係のある分野なのでいろいろと書いてみようかなと思ったのですね。

世界中60以上の国、100以上の年に割となが目に滞在することを繰り返して来まして、カフェという場所に行ったことがない国がある!!ってハッとしたのです。

ついさっき。

珈琲を自宅で丁寧に入れて、阿久津隆著の2冊目の読書の日記を手にソファーに沈み込んだ途端に、そういえば・・・・って。

それは「モンゴル」なんです。

若い時に行った際は、大自然でのホームステイが目的だったので当然なしです。テントのような住居の中でお母さんが沸かしてくれたバター茶というかバター珈琲というかあれは一体なんだったのか思い出せませんが、やぎ乳臭いのをすごく覚えていて。

最近訪れた時には、孤児院支援で訪れたのでずっと孤児院と近所のスーパーぐらいしか行ってませんからとうぜんカフェというものに入っていません。だけどその分モンゴルでは濃い体験をしたと思うのです。


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それを除いては大方の国や街において、

思い出に残るカフェがある

んですよねえ。なんかハッと、そういえば・・・的に気がついて感慨深いわけですよね。

みなさんは、読書の時何を飲みながらするんだろう?

紅茶かなあ、日本茶かなあ、そもそも何も飲まないっていう人もいるかもしれないし・・・。

自分が当たり前にしている行為っていうのが実は人には新鮮で、案外それがきっかけでビジネスになってしまったりもする

というのを世界各地で感じて来ているわたしは、ふっとそんなことを考えてこのエッセイを書いてみようかなあと思い立ったのです。

わたしの大好きな街に、オーストリアのウィーンが上がるのですが、この街はパリよりもうんと好きで、とってもカフェ文化のある街なんですよね。

いくつかお気に入りのカフェがあるんですが、レトロな老舗も好きですし案外チェーン店も好きだったりする。

日本にも所々にあるSegafredoが中心地にあって、朝からそこに1人でテクテク歩いて行ったりもしてました。

朝10時くらいまでは珈琲何かしら頼むと、おっきなクロワッサンがついて来る。いわゆる「モーニング」っていうのですね。それを手でちぎったり、ボロボロと溢れるのをものともせずに頬張ってみなさん新聞を読み耽っていたり、本を読んだり朝からバリバリのお喋りに興じていらっしゃる。

こいうところで文化が作られていった、新しい何かが生まれて行った、ビジネスも芸術的作品のヒントもここから始まっていったりしたのかなあ。

そんなことを思いながら店の中を眺めていたりしています。

ある時は、カフェザッハーやカフェモーツアルトなどにも出向きます。

ザッハーではいつも紳士と待ち合わせ。このお店で出会ったとっても素敵なおじさん。ウィーンではカフェで朝食時にカフェに置いてある新聞を読み耽る人が多い。

そのおじさんも、新聞を読み耽っていたんですが、その姿勢の美しさになんだかうっとり眺め入ってしまったら、目があってしまって声をかけられたんですよね。

どこから来たの?

って。

そしてそのとき、手元にあったお互いの本が全く同じ作者の同じ作品だったので(もちろんわたしは日本語の文庫ですよ)びっくりしてお話が盛り上がって滞在中毎朝ご一緒するようになったりして。

おじさんにウィーンのおすすめカフェをたくさん教えてもらったんですよね。

わたしにとって、本当珈琲は切っても切り離せない関係で、なんだか本も珈琲もコミュニケーションツールの一つとして大事にしてきたところがあるなあ。

書いていて思い至る(笑)

あなたにとって、お気に入りの飲み物ってあなたを何につなげてくれるものでしょうか?

今日はそんなことを考えながらあなたのお気に入りの飲みもの入れてみるといいかもしれませんね^^


ではまた^^

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