会社に「ブランディング」が必要なとき
株式会社フラクタの代表河野です。
フラクタで企業のブランディングを推進するサービス・テクノロジーを提供していますが、今回はその中でよく質問される「ブランディングはどんな時に必要なのか」を題材にお話させていただきます。
むしろ必要ないタイミングはない
率直な話、「いつでも、常に」必要だと思います。
ブランディングは現在進行形で進むもの。
やり続けることが重要になるからです。
とはいえ、指標がないとなかなか始めにくいと思いますので、ブランディング始めるべきか否か、見定める指標を一つお伝えします。
全員が共通の認識を持っているか?を問う
周りの同僚、後輩、上司、社内のどんな人でも構いません、
「うちの会社ってどんな会社だろう?」
「うちの会社のお客様ってどういう人なんだろう?」
「うちの会社って何をお客様に提供しているんだろう?」
と問いかけてみてください。
周りのメンバーが全て同じ答えであれば、普段の自分たちと物理的に離れている人たちに同じ問いかけてみてください。部署が違う、オフィスが離れている、工場や店舗、研究所にいる方など・・・
問いかけをしたとき、みんなから同じ答えが返ってきますか?
もし全員から同じ答えが返ってきたとしたら、すぐにブランディングを行う必要はありません。しかし、それぞれが違った答えを持ち、異なった目標に向かってた場合は、ブランディングを一度考えてみてください。
自分たちは企業として、ブランドとして「誰に、何を、どうやって」提供しているか?その認識を揃えることで、初めて自分たちがブランディングを進めるための「スタンバイ状態」なります。
ブランディングにはあらゆる理論や手法があります。しかし、手当たり次第に挑んでしまっては、リソースと労力の無駄遣いです。
「自分たちのブランドに合うメソッドなのか」を見極め、実行していくためにも、今一度自分たちは何者なのかの共通認識を持っておくことがブランディングの第一歩だと言えるでしょう。