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音楽活動の先に見ているもの。

ファーストアルバムを制作したのが2007年。
インスピレーションに促されるままに、相棒のMonologことYuki Kanesakaと、取り合えずレコーディングをした。「作った後どうするか」なんて全く考えなかった。

アルバムが出来上がった後も、PRやライブ活動は一切せず、
でも楽曲は生まれ続けるし、「こんな作品を作りたい」インスピレーションは止まない。。

2009年にセカンドアルバムの制作に入ります。

そんな感じでサードアルバムまで作るんだけど、ホントに作りっぱなしで、この間、積極的な活動を全くしてなかった。

初のライブが2013年で、そこから徐々に手探りで動き出すんだけど、

アーティスト活動を本格始動したのは、2018年。

ファーストアルバムから10年以上経って、やっと活動を開始。
やっと心がそこに立つことが出来た。

それまでは、FOUR LEAF SOUNDが広まって欲しいと願いつつも、じゃあ、どうするのか、何をしたらいいのか、心にピンとくるアイデアが浮かばなかったから、動けなかった。。

「よしやるぞ!」と強い原動力をくれたのは、日本帰国後の体験だった。

「日本は生きにくい」

こんなことを言うと、ずっと日本で暮らしている人には本当に失礼なことだけど、

アメリカから帰国した自分にとっては、「なんでこんな風なんだろう。。」と理解できないことがすごく多い。

日本の人たちが幸せで、社会が機能しているのだったら、
「すごい!」ってなるんだけど、

実際、働いてみて、色々な人と接しても、

多くの人がストレスを感じて生きにくそうで、
アメリカで出会った人たちよりもハッピーそうではない。。

1番難しいなと思うのは、
周りと合わせないといけない圧力がすごく強いこと。

日本の人から見ると、かなり「KY」だろう自分は、

すごく気を使わないといけなくて、心が疲弊してまって、
「ジブン」をどこかに見失っていた。

「リアルに」
「装わず」
「自分らしく」
「等身大で」

"Be Real" の精神に大きな影響を受けて来た自分は、ずっとそれを大切にして生きてきた。

「リアルな等身大」が作品を生み出す時の軸になっていて、全てに一貫して流れてる。

影響を受けてきたアーティストたち、影響を受けてきた知人や恩師達、

みんな「リアルで」「装わない」「等身大」だった。

彼らのくったくのない生き様に、心揺さぶられてきたから、自分もそう在りたいと願ってきたんだと思う。

帰国後、日本で生活して、日本で働いて、
いろいろ見て感じて、考える中で、

"Be Real"

自分を強く自由にしてくれたその生き方を、日本の地で広めたいと思うようになった。

日本には、

「この人、絶対、もっと魅力あるよね」
「この人、絶対、素敵な意見もってるよね」

って人が、多くいて、

その人たちが、「リアルな等身大」で生き始めた時に起こるだろう変化が、見たいと思うようになった。

FOUR LEAF SOUNDのライブに来た時だけは、人の目を気にせず過ごしてもらいたい。
FOUR LEAF SOUNDの楽曲を聴く時、自分の「リアル」を見つめる時間になって欲しい。

その人が "Be Real"に生きるための、変革が起きるきっかけや、そう在り続けるためのインスピレーションになりたい。

「FOUR LEAF SOUNDの活動の先に見ているもの」と題して、

アメリカから帰国してきた時のことを交えながら、連載記事をアップしてみようかな。。と思います。

FLSの活動の先に、何が生まれて行くのか。。

FLSが思い描いているものを少しシェアしていきたいと思います。


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