私の居場所はここにある。
私がnoteを開くときは、2パターンありまして。
論理的思考全開で真っ向から知識欲に向き合うときか、心の中に浮かんできた独り言をそっと解き放つときか。
今日は、後者です。
私が自分自身に向き合うのは、たいがい夜と決まっています。
それも、日付が変わる前後の時間。
子どもたちが寝静まる寝室で、一人静かにキーボードを叩く。
脳裏に浮かぶのは、他愛もない日常から始まる様々な出来事。
思い出し笑いとともに浮かぶ情景も、ため息を伴って回想するグレーな記憶も、全てここから生まれます。
想像と創造。
全ては、私の頭の中でくるくる回るぜんまい仕掛けの人形たちが、紡ぎ出す物語。
秒針の音、安らかな寝息。
ひっそりと闇に包まれながら、ほんのり灯ったLEDのランタンの下。
まどろみに誘われたくなる体にちょっと無理をお願いして、人形劇の一部始終を言葉に改めていく。
それはそれは、とても貴重で楽しい時間なのです。
「ここが私の居場所なんだ」
実感とともに、湧き上がるほんのり温かい想い。
決して恵まれた環境ではないけれど、ここ一年間の私をたくましく育て上げてくれた場所。
家族が寝静まり、すべての家事を終えた後ーー
時計の針が、日付とともに交わる。
子どもたちが、おもいおもいの寝相を披露してすやすや眠る。
静かな静かなその時を、一人でそっと噛みしめるのが至上の幸福なのではないか。
そう思えるほどに。
傍から見れば滑稽でも、私には価値ある時間。
今このとき、私は私を輝かせるために物語を紡ぎ出している。
陶酔できるのは、深夜が持つ魔力かもしれません。
限られた箱庭だからこそ、どうやったらのびのび使えるのか考えます。
必要なものが揃わないからこそ、今ある手段を最大限活用する方法を考えます。
無い物ねだりをしていても、結局は何も変わらない。
それなら、あるものに目を向けてそれをどう活用するか考えるべきです。
全ては心の示す方へ。
全ては思いに突き動かされるまま。
一つ一つの出来事に感情を乱されるよりも、静かに己と向き合う時間を。
今このとき、私は言葉を紡ぎ出す喜びに歓喜しています。
noteは、私を記す場所。
今宵は、私自身をnoteに描き出してみました。
私が私を開放する場所。
私を存分に輝かせる場所。
一語一語に込めた愛情を、味わっていただければ幸いです。
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