
自分の言葉がそのまま伝わるなんて思ってはいけない、だけれど諦めてもいけない
僕は発信することに対して謙虚になりすぎていたのかも知れない。
見えない誰かを傷つけてしまうのかも知れないとか、あまりポジショントークになりすぎてもいけないなとか、そんなことを考えすぎていた。
近年、SNSで繰り広げられる考えのぶつかり合いや嘲り合いに巻き込み事故的にくらうことすら避けたかった。
そういうこともあって自分の口で「語る」ということを去年くらいからほとんどストップした。(別に怖いこと言いたいわけじゃないけど!笑)
最近は会社の運営も最初のドタバタから落ち着いてきてこの先のことを考えたと気に「それでも伝えていくこと」や「自分だけしか伝えられないこと」があることに改めて気付かされた。
曲がりなりにもブランドを8年続けてきた。緻密な計画を立てて始めたわけではなく、会社でうまく働くこともできず、社会から逃げるような、選択肢はこれにしかないみたいなものだった。
しかし今ではお客さんがいて社員がいて取引先さんがいて工場さんがいて今では親会社の方々がいる。
社会から逃げたくて服作りしてたのにな!今は「マジで社会」だ。
それが「嫌か」と言われたら全然そんなことない。
むしろいい。その方がいい。
僕は、社会と関わって服作りをしたい。できれば社会から必要とされ、誰かに貢献し、人生を豊かにしたい。
自分の世界で完結するものではなく、繋がり広がり豊かになっていく物でありたい。その上で、こうしてSNSを使った。
SNSは魔法。
しかし黒魔術でもあり、呪いにもなる。
まして自分の言葉がそのまま伝わるなんて思ってはいけない、だけれど諦めてもいけない。
業界のこと、社会のこと、知れば知るほどに謙虚になっていた。
謙虚になるのは悪いことじゃないけど、それじゃあ自分のこと、ブランドのこと伝えられない。伝えたいことしかない。
自分の考えていることを、また丁寧に自分の言葉で発信していく。
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