
黒船来航!コロンビアにアイツがやって来た!(コロンビア飯を食す・番外編)
コロンビア、ボゴタにアメリカから…ついに!!ついにやって来た!
Starbucks Coffee
コーヒーの国にコーヒーを売りつける…という、まさに黒船来航!!!
ボゴタ1店舗目のスタバ、なんとスタバ直営店のラテンアメリカ進出、一号店。今後5年で50店舗コロンビアにて展開予定らしい。(ちなみにフランチャイズ?のスタバが既に南米では展開されている模様。)
Parque de la 93という『お金持ちエリア』にデカデカとした店舗を構える。公園を挟んだ目の前はコロンビアのスタバ…(って例えたら、コロンビア人からすごい避難されそうだけど…)Juan Valdez® Café がある。
オープン直前から地元ボゴタっ子から「こんな高いコーヒー誰が飲むんだ!誰が買うんだ!」と…まぁ、もともと米国はあまり好かれていないようなので…(たとえば、アメリカと言うと「ここもアメリカ(ラテンアメリカ)だ!」と返されることがあります。)こりゃ展開が難しいんじゃ…と思いきや…。長蛇の列!!金曜日の夕方ということもあり…興味本位のそれなりにお金をお持ちの方々が行列。新しいものにはどこの国も列をつくるのね…。
行列に加わってみると、モカケーキの試食が配られ、スタッフがオーダーを取りに来ました。ボゴタで行列に並んだのははじめてじゃないけど…この応対ははじめて…。さすがスタバ。サービス業を心得ております。
店舗はかなり広く作られている。1階はオープンキッチンと外にオープンカフェ、2階・3階が座席、昨日はすべての席が埋まっておりました。
しかしなぁ…コーヒーごときに30分も並んでるアタシって…。
店内に入るとコーヒー豆とグッズが。販売されていたコーヒー豆は3種類。どれもコロンビア産らしい…。
・茶色の袋は 21,000COP /250g (日本円 約1,150円)
・シルバーの袋はスペシャルコーヒー、期間限定かも?26,000 COP/250g(日本円 約1,500円)
・ちなみに、私がいつも買っている日本人の方が経営されているめちゃくちゃ美味しいカフェ(たぶんボゴタで一番美味しい♪)KIRI CAFE さんは一番高いブルボン種の豆でも16,000 COP/250g(日本円約900円)
・コロンビアのスタバ…(だから、怒られるって…w)Juan Valdez® Café で一番高い豆、ORIGEN シリーズ 25,000COP/500g(日本円 約1,500円でも500g)
・スーパーで買えるコーヒー豆はだいたい5,000 COP〜15,000 COP (日本円約300円〜1,000円)で250g・350g・500g、まれに1kgとか買えたりする…。もちろん、お値段がお安いものは味もそれなり…。
グッズの中には、Chemex、スタバオリジナルのプレス、巨大なフラペチーノカップが売られていたけど、これは買っておきたいかも!と思ったのはスタバのオリジナルカップ。Colombiaとなっているね…Bogotá じゃないんだぁ…。当然他都市への展開もあるだろうに…。そこは慎重にいったかな?!値段をチェックし忘れてしまった…。
Juan Valdez® Café で買ったオリジナルのカップは20,000 COP(日本円約1,000円強) 。それでも自分への誕生日…ということで思いきって購入したので…wこのカップはそれ以上するだろうなぁ…と予想。
それにしても、このカップ、世界中を旅行している人は、コレクションしているようだけど、すっごい重いんだよね…。持ち歩く気になれない…。日本人感覚だと、小さいのも作ってくれればいいのにな…。
一番高いメニューは「キャラメルジャバチップフラペチーノ」一番大きいサイズ Venti(591ml)だったか Trenta(916ml)(日本ではVentiが最大。北米はTrentaという馬鹿でかいサイズが存在します…。)確認し忘れたけど9,900 COP(日本円約550円)現在日本で一番高いフラペチーノを確認してみたら、ストロベリー ディライト フラペチーノ® のVenti が670円。
やっぱり日本って高いんだね…(汗)
※日本で似てるメニューが無いか調べてみた。ダーク モカ チップ フラペチーノ®+キャラメルソースのVentiは600円。ひぇえ変わらない!
でもこの価格、日本と大差ない…というのは、つまりコロンビアでは相当高い!ということ。10,000 COP 近い金額を払ったら、それなりに良いカフェでカプチーノとケーキのセットを食べてお釣りが来る…。
オープンしてまだ2日だったので、キッチン?総動員。
残念ながら、間違えて作られた超高いコーヒーたち…。セツナイ…。
…とはいえ、オープン2日目の割には、オペレーションはかなりうまく行っていたほうじゃないかな?並ばないコロンビア人だけど、しっかり名前を呼ばれるのを待っておりました。
今回オーダーしたのは、今日のコーヒー3,500 COPとシナモンラテ(Cinamon Doulce Latte)7,000 COP(日本円380円)!!!どちらも一番小さいサイズ。(日本で言うtallサイズ。)会計で10,000 COP超えしてたので、思わず二度聞いちゃったよね…。
ちなみに、ボゴタでブラックコーヒーは1,000 COP〜3,000 COPあれば飲めるし、7,000 COP出したら、ケーキとセット…。そんな感じ。
おそらくコロンビア限定と思われるシナモンラテ(Cinamon Doulce Latte)を飲んでみた。あ…甘すぎる!甘すぎて鳥肌が!!!これはショット追加しないと飲めない…。(飲みきれず…いま家の冷蔵庫にいたりする…)
コロンビアはコーヒーにシナモンを入れて飲む習慣がある。もちろん、コーヒーに砂糖を入れるのは割りとあたり前で、たとえばボゴタでブラックコーヒーを飲みたい場合はTinto(ティント)とオーダーしないと砂糖が入ってくる可能性大。ここに来て一番最初におぼえたといっても過言ではない超重要且つ再頻出ワード。
そんなわけで、コロンビア人向けなのだろうね…砂糖水飲んでるみたいだった… 7,000 COP…。
そして今日のコーヒー。まぁ…相変わらずのスタバの味…どうしてあんなに深煎りしちゃうんだろうねぇ…もったいないなぁ…美味しくない…。日本で飲むのと同じ。変わらないw味は世界統一なんだろうね。コロンビアなのになぁ…もったいないなぁ。
ちなみに、並んでいる時に何が買われているのか観察してみたけど、90%近いお客さんがフラペチーノを注文。そのあとに多く見たのはキャラメルマキアート(たぶん。CMってカップに書いてあったから。)そのあとフードw普通のコーヒーをオーダーした人は相当少ないんじゃないかな…。
ヨーロッパでも、とくにイタリアでびっくりしたんだけど、スタバ大人気だったんだよね…。アメージング!とか言ってるイタリア人がいてショックだった…。エスプレッソの国だろ…オイ!と、突っ込んだよね…。砂糖とクリームでコーヒーの味なんかしないじゃん…と思うんだけど、やっぱりスタバはまだまだ成長するんだろうねぇ。オーストラリアでの展開は諦めたみたいだけども…。
…と、自分スタバ美味しくない!とかいってますが、日本にいるときはマズイとわかっいてもスタバ通ってました。無料Wi-Fiとコーヒーお代わり100円が大きな理由だけどね…。ある程度静かだし。落ち着ける環境を提供してるのは間違いないかな…と。
そんなわけで、Parque de la 93 で顔をしかめながらスタバの味を数カ月ぶりに噛み締めた私…。公園を挟んでスタバの目の前にある Juan Valdez® Café もいつものように人がたくさん。スタバの列に耐えられなかった人もJuan Valdez® Café 行こう!とか流れてたな…。
独自のコーヒー文化が根付いているコロンビア。
どちらに軍配があがるのかな?
(余談)コロンビアにはなんとNespressoも展開しております…。マシンも普通に売ってるし、近々カフェも出来る模様…。
コーヒードリッパーを買うのが大変だったのだけど、それは定番ではなく…どうやらもうマシンが定番。結局前述のKIRI CAFEで日本のハリオのドリッパーとフィルターを買ったという…(汗)おそらくマシンで淹れてるお店がほとんどだけど、カップにそのまま挽き豆いれて、お湯を注いでまるでインスタントコーヒーのようにして作る人も。この場合、コーヒー豆が沈むまで数分必要…(覚めるがな…。でもコロンビア人熱いの苦手な人が多いみたい…。)
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!