成長への一歩(1年 #4 下赤所 稜)
入部から半年が経過し、大きな期待を背負う新一年生。
これまでのサッカー・フットサルとの関わり、大学でFORZAを選択した動機、今後の目標を語ってくれました。
11人目は、#4 下赤所稜 (しもあかしょ りょう) です。
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はじめまして、1年生の下赤所稜です。
今回が初めてのnoteになります。どうぞ最後までお読みください!
まずは、これまでのサッカー、フットサル人生について。
私は幼稚園の年長から高校2年生の冬まで、12年間サッカーを続けてきた。ポジションは小学4年生までFW、5年生でSH、6年生でSBと、1年ごとに違うポジションでプレーしていた。様々なポジションをできたことは非常に良い経験になったと思う。
中学生に上がってからはエンフレンテというクラブチームに所属した。
この時のポジションはCBだった。
このチームはサッカーとフットサルの2つを運営しているチームだった。中学3年生の時にはサッカーとフットサルの両方に所属し、1年と短い期間ではあるがフットサルも経験していた。
高校でもサッカー部に入部してCBとしてプレーしたが、高校2年生の冬でサッカーを辞めた。右ひざを怪我したからだ。
高校卒業後は進学したいと考えていたため、総体で引退するつもりだったが間に合わないことが分かり、一足先に受験勉強を始めることにした。
部活を辞めてからは一度もボールを蹴ることなく、高校を卒業した。
そして、長崎大学に入学した。
次に、FORZAに入部した理由について。
私がFORZAに入部したきっかけは新歓のフットサル大会だ。
入学当時の私は、バレーかテニスをしてみたいと考えていた。これは今までサッカーをしてきたため、全く別のスポーツを経験してみたいという気持ちがあったからだ。
しかし、先輩にもらったチラシを見て「新歓フットサル大会」があることを知った。先ほども述べたように、私は高校2年生の時に怪我をして部活を辞めてから全くボールを蹴っていなかった。
そのため、久しぶりにボールを蹴りたいなあくらいの気持ちで大会に参加した。実際に参加してみると、とても楽しかったことを覚えている。私は大会があった当日にFORZAに入部することを即決した。
この時、既にバレーとテニスは選択肢から消えていた。この決断にはサークルでのんびり体を動かそうと考えていた自分自身が一番驚いた。
新歓フットサル大会の後、一度通常の練習に参加した。チーム全員で声を掛け合い、やるところはしっかりとやる、そして全員がのびのびとプレーしているところを見て、ここで頑張りたいと強く感じるようになった。
入部してから苦労したことが、右足でボールを蹴ることの恐怖感を無くすことだった。入部してから数か月間、シュートはもちろんのこと、パス一つとっても膝を壊さないだろうかとヒヤヒヤしながらボールを蹴っていた。
ひざを少しでも冷やさないようにと、入部してからはしばらくロングスパッツをはいて練習していた。ロングスパッツを穿かずに練習に行ったときは「穿いてないやん!」と言われるくらい、いつも穿いていた。
ふた月ほどたって、一度ボールを思い切り蹴ってみようと決心した。実際に蹴ってみると、思っていたより大丈夫だということが分かった。それからは多少の恐怖心はあったものの、右足を使う回数を増やしていった。それから1か月ほどで何の心配もなく右足でボールを蹴ることができるようになっていた。
最後に、今後の目標について。
入部してから半年経ち、自分の目標が徐々に明確になってきた。
私の目標は試合にレギュラーで出場できるようになることだ。今夏にトップに昇格できたことは良かったものの、試合の出場時間は格段に減った。最近では、1試合で数えられるほどしか試合に出場できていない。
このままでは、周りとの差が開いていくことは明白だ。
今の私にできることは練習を重ね、少ない試合時間の中で結果を残すことだ。フィクソをしている私に求められているのは、点を取ることよりも、安定したプレーで失点を0に抑えることだと考えている。
点を取れるに越したことはないが、守備でスカスカとやられ失点していては負けてしまう。失点さえしなければチームが負けることは絶対にない。
これまでの公式戦では、自分が出ているセットで失点0に抑えられたことはほとんどない。あったとしても、運が良かっただけで何回もピンチを迎えていた。自分の試合を見直しても安定という言葉からはまだまだ程遠いと思った。
そのため、攻撃面は多少拙くとも、まずは「失点をしないフィクソ」になりたいと考えている。これは、レギュラーを勝ち取るための第一歩だ。
そして、自分がレギュラーで試合に出て、ゆくゆくは大学日本一をとりたい。
その時には日本一のフィクソになることができているのではないだろうか。目標を達成するために失敗を恐れずにチャレンジし、一回一回の練習を大切にして自分の糧にしていきたい。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!