津久見駅で5時間足止め キハ186形日豊本線の旅
特急ゆふなどに使われる国鉄キハ185形車両で秘境駅宗太郎を巡り、半日かけて大分から鹿児島中央まで日豊本線を満喫するという企画に参加してきました！
男性アイドルグループ「SUPER★DRAGON」のメンバー2名が添乗するというものです。
出発地の大分までは神戸発のフェリーさんふらわあで移動。前泊以外に関西から大分に8:30に到着する手段はこれが唯一でした。
なんと旅行支援で運賃40%オフ、さらに船内で使える地域クーポン3000円までついてくるという、これ以上ないクリスマスプレゼント。ありがとうサンタさん！
レトロな駅舎の西大分駅。こちらが大分港から徒歩10分ほどの最寄り駅で、貨物ターミナルもあり物流の町を感じます。
港から大分駅まで直通バスがあるのですが、西大分駅を見たかったので、ここから普通列車で大分に向かうことにします。
【お知らせ】
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スタート地点 大分駅の行先表示案内。
鹿児島中央まで走るけど、なぜか南延岡行きに。
スクロール(▲映像あり)の「忘れられないクリスマス、スタートです！」これがまさか壮大なフラグになるとは思いもしなかったな……
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大分を出て最初の停車駅の熊崎。10分ほどの行き違い待ちの間、ホームでちょっとした撮影タイムになっていました。
続いて臼杵駅に停車。「う❤」で有名？な場所ですが、こちらは時間が5分もなかったので、忙しない様子でした。
車内の様子。185形とは若干異なる、普段は使用されない元グリーン車。座席は一般車両と同じ2+2列ですが、靴を脱げるフットレストがあり(撮るの忘れた)、窓割りが新幹線と同じく1席に1つの独立窓になっている違いがあります。
国鉄特急車の柔らかい座席で、長時間乗り続けても快適でした！
さて、ここでとんでもないアクシデントが。。
倒木による停電のため先に進めず、途中の津久見駅で運転見合わせに…
「復旧には相当の時間を要する見込みです」のアナウンスには絶望しかなかった、、
30分ほど抑止されたところで、ドアを開放ホーム出入り自由にしてもらい、即席の撮影会や幕回しサービス、車内でのお楽しみイベントなどか行われました。
運転士さんや車掌さんともホームで談笑することができ、これはこれで貴重な体験なのかなあと思いました。
駅横の留置線にいる車両415系は、廃車待ちで方向幕もすべて外して(「回送」を紙で貼り付け)9月からずっと停泊していると、運転士さんから教えてもらいました。
14時頃になったところで、ランチパックの支給が。本来は延岡駅でお弁当が配られるはずが、津久見発車の見込みが立たず、昼食抜きの状態になり急遽添乗員さんが駅を出て調達してくれたのでした。
ファンの方手作り方向幕プレートの貼り出し！「西鹿児島」の字は入手した実物を切り出したそうです。すごい( °_° )
そして車掌さんによる幕回しサービス。「これ以上巻くな!!」を越えて限界まで巻いていただきました。
15:10頃、復旧が終わりようやく津久見を出発。気づけば5時間がたっていました。。。
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九州が誇る秘境駅・重岡＆宗太郎！着いた頃はもう夕方です…。
発車時刻表は、延岡方面は朝6時の1本のみ。この区間は普通列車でも黒の特急車両787系が使われるので、真っ赤な185形が停まるのはかなりレアです。
さて、映ってる参加者は若い女性客がほとんど。鉄オタがアウェイという、けっこう珍しい感じでした…汗
南延岡駅でお昼の弁当が配られる予定だったのが、5時間遅延して夕食に…汗
この日は紹介されなかったけど、美々津～東都農間の隠れ見どころのリニア実験用の高架線をデッキの轟音とともに。(↑動画あります)
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すっかり日が暮れた青井岳駅で予定外の停車。宮崎を出たあと大隅大川原と都城で沿線紹介の停車するはずだったのが、大幅遅延で夜になったので無しに(終電の新幹線に間に合うかという状況…)。その代わりに(?)対向待ちの数分だったけどドアを開けてくれました。
星が見える駅でしたが、列車とホームの段差が膝ぶつけるくらいになってて、若い世代向けツアーならではのサービスかなあなんて思いました🙄
観光停車カットで1時間巻き返し、22時10分に終点鹿児島中央に到着。4時間遅れの結果、終電案内と(分かりにくいけど)ななつ星と並びが！
キハ186で朝から晩まで13時間も過ごして、最後は別れが惜しくなりました。
ほんといろいろ「忘れらないクリスマス」になりました…
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