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6月の梅雨を乗り切るのがなによりも重要な理由

フォレスト出版編集部の寺崎です。

『働くあなたの快眠地図』(角谷リョウ・著)がじわじわ売れ行きを伸ばしています。

MARUZEN&ジュンク堂書店梅田店
ブック・デポ書楽
ブックスタジオアルデ新大阪店
旭屋書店イオンモール浦和美園店
紀伊國屋書店さいたま新都心店
三省堂書店名古屋本店

書店でもこんな感じで大展開していただき、感謝感激です。

きょう6月6日、気象庁は関東甲信地方が「梅雨入りしたとみられる」と発表しました。快眠には温度、湿度の管理が重要ということで、今日は梅雨どきから蒸し暑い夏日にかけての快眠スキルを『働くあなたの快眠地図』からお伝えします。
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1年を通じて最も疲れやすいのは何月?

 意外かもしれませんが、6月は一番心身に負担がかかる月です。
 その理由のひとつは、気圧が最も下がる時期だからです。人は気圧が低くなるほど不調を訴えることが分かっていますが、5月から6月にかけて気圧が1年で急激に低下し、6月と7月が最も気圧が低い時期になります。
 これまた意外かもしれませんが、日照時間も1年でダントツに短く、日照時間の短さによるメンタル不調のリスクも上がります。
 6月をうまく乗り切れると、その後迎える夏も夏バテせずに乗り切れますが、梅雨どきに不調になると、誰でも快調になりやすい10月まで不調が続きます。
 さらに6月は湿度が平均60%から70%(東京)に上がり、不快指数の変化が最も大きい月なのです。睡眠に最適な湿度は50%で、40~60%の間が湿度の推奨範囲です。ちなみに6月だけでなく、7~9月も同じく平均70%近い湿度です。
 ただ、7月から9月はほとんどの家庭でクーラーをつけていますので、湿度の問題はあまりないといえます。
 それに引き換え、6月はまだそれほど気温が高くないため、クーラーを使うべきか迷ってしまいます。日中に「ドライ」を使う人はいても、夜に使う人はほとんどいません。
 この難しい問題をなんとかするために、あなたがまずすべきことは「湿度計」を購入することです。今では100円ショップでもネットでも、性能に全く問題ない安価なものが手に入ります。
 湿度計を購入したら、寝室のよく見えるところに置いてください。
 湿度が60%を超えたら睡眠の質が一気に低下するので、寝る1時間前に60%を超えていたら迷わずクーラーを付けましょう。
 この時期は雨が降らなければそれほど湿度が高くない日もあって、日によってかなり違います。またどんな立地か、どの位置の部屋かなど、個々の環境で湿度は変わりますので、カギは湿度計です。
 湿度計は冬の乾燥対策でも活躍しますので、快眠にはマストアイテムなのです。

【梅雨を乗り越える3つのポイント】
❶梅雨(6・7月) は最も平均気圧が低く不調になりやすい
❷快眠と強い相関のある湿度が6月は70%を超える
❸湿度計で湿度60%を超えたらクーラーを付けるべし

イラストレーション:髙栁浩太郎

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6月が1年を通じてもっともストレスがかかる季節というのは、けっこう意外ではないでしょうか? ここを乗り切ることができないと、10月まで不調が続くというのですから、恐ろしい話です。
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結婚したらお互いの最適室温を話し合おう

 ほとんどの人がなんとなく気付いてはいますが、ほとんど何も対策できていないのが、男性と女性の寝る時の最適室温の調整です。特に夏のクーラーの設定温度は、どの家庭でも何℃にするのが夫婦にとってベストなのだろうかと悩まれているのではないでしょうか。
 さまざまな調査やアンケートによると、寝る時に最適だと思える室温(設定温度)は、男女において平均で3℃の差があるそうです。
 基本的には男性が女性より低い温度を最適に感じるようです。
 ですから、夏や冬にクーラーや暖房を使う時期に入る前に、お互いに何℃が一番最適に寝られるのかを話し合う必要があります。
 先ほど男女で快適な室温が平均で3℃違うという話がありましたが、一般的に3℃までなら掛け布団で調整できます。しかし、3℃以上開きがあると、掛け布団の調整だけでは、どちらかが暑すぎるか寒すぎるかで快眠できなくなります。
 したがって、互いに話し合って二人が最適に感じる室温があまりに差が大きければ、その時期だけ別々に寝ることも視野に入れてもよいかもしれません。
 ちなみに夏の冷房の場合、「扇風機」という裏技があります。クーラーではなくても、扇風機の「弱」で深い睡眠ができます。クーラーは苦手だけど、暑いのもイヤという方には扇風機がぜひおすすめです。
 しかも、扇風機は夫婦の温度差の解消の切り札になることが多いです。クーラーは女性に最適な設定温度にして、男性だけさらに扇風機を当てるやり方です。こうすれば温度差が大きくても男性も女性も同じ部屋で快眠することが可能です。
 ちなみに扇風機は圧倒的にDCモーターのタイプがおすすめです。その理由は音が非常に静かなことです。一般的な扇風機の風音の場合、音が気になる方は確実に睡眠の質が下がります。
 加えて、DCモーターは自然の風を再現できるタイプが多いです。中には有名な高原の風を再現している製品まであります。以前は高価だったDCモーターの扇風機も、最近は一流メーカーでも安価な製品が出てきたので狙い目です。

【男女の最適室温のズレを解消する】
❶男性と女性では最適に感じる寝る時の室温が平均
3℃ 違う
❷3℃ 差までなら掛け布団で調整できるが、それ以上なら
別室も検討すべし
❸夏はクーラーに加えて扇風機を併用することで乗り切れるケースも多い

イラストレーション:髙栁浩太郎

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梅雨時は肌寒い日があると思えば、ジメジメと暑い日もあり、なにかと室温、湿度の調整が必要な時期です。

ちなみに私は海沿いの家に引っ越してから、20代のころに月賦で買って大事にしていたギブソンのビンテージギター「L-1」のブリッジが湿気で剥がれるという大ショックなことを経験して以来、除湿器を常時運転しています。除湿器はStadler Form(スタドラーフォーム)の「Theo(テオ)」というモデルがおすすめです。

梅雨時の湿気と夏場の気温でこんな状態に!

近所のリペア屋で「これはアカン。うちでは手に負えない」と絶望的な気持ちを救ってくれたのが沖ギター工房さんでした。修理料金も良心的で、ここは激しくおすすめです!修理に1年かかりましたが、無事に元通りに復活しました。

話が逸れましたが、6月の梅雨時からこれからの夏にかけて、快眠スキルを得ようと思うなら『働くあなたの快眠地図』がおすすめです。

▼特設ページはこちら

眠れるあなたの救世主となるかもしれない『働くあなたの快眠地図』の特設ページはこちらです。著者・角谷リョウさんの動画もご覧ください。



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