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【フォレスト出版チャンネル#206】ゲスト/人材・IT|「何のために働いているのか?」を考えたこと、ありますか?

このnoteは2021年8月27日配信のVoicyの音源「フォレスト出版チャンネル|知恵の木を植えるラジオ」の内容をもとに作成したものです。

今は起業がしやすい時代

今井:フォレスト出版チャンネルのパーソナリティーを務める今井佐和です。本日も昨日に続いて素敵なスペシャルゲストをお呼びしています。株式会社アースメディア代表取締役・松本淳さんと、フォレスト出版・編集部の貝瀬さんです。よろしくお願いいたします。
 
松本・貝瀬:よろしくお願いします。
 
今井:昨日から松本さんのご著書『リクルートに会社を売った男が教える 仕事で伸びる50のルール』についてお聞きしているのですが、昨日の最後に出た、こちらの書籍は松本さんご自身の起業体験から生まれたということで、そのあたりについて詳しくお聞きしていきたいと思います。では、さっそくなんですけれども、松本さんの起業についてのエピソードをお聞きかせいただいてもよろしいでしょうか。
 
松本:はい。元々僕は起業したいと思ったのが早かったんですよね。大学生のときにはもう起業しようと決めていました。ちょっと話をしますと、バックパッカーを学生時代にやっていまして、日本の外の価値観を知る機会があって、日本の狭い世界の中で決められた道を行くだけじゃなくて、自分で価値をつくっていこうと思ったのが、そもそもの発想、原因、背景ですね。で、始めは会社に入って仕事を学んで、6年間会社員をやった後に起業したんですけれども、当時は大変でして、今と違ってまだ起業にお金がかかる時代ですよね。ITまわりなんかもいろんな無料のものってまだなくて、投資資金がかかるんですよね。何百万、何千万。で、資本金を頑張って集めて……とか、本当に一か八かっていう気持ちでやったんですけども、本の「まえがき」にも書きましたけれど、結果それでリスクを取ったからこそ、得るものも大きかったということが体験としてある一方で、今の方はもっと今は起業しやすい環境ですので、やろうと思えばしやすいんですよね。そういったチャレンジするということも僕の体験も含めて、背中を押すというメッセージも込めて、本にはその内容も書きました。

日々の働き方が将来を決める

今井:ありがとうございます。今回の『リクルートに会社を売った男が教える 仕事で伸びる50のルール』が生まれた背景には、こうした松本さんの実体験があったからこそ、裏付けがあったりですとか、力があるお言葉になっているんだなと改めて感じました。真剣に仕事をすることで、自分を成長させるという考えを身につけることで、毎日の働き方、仕事への取り組み方が、まったく変わってくるんだなというふうに思います。
 
貝瀬:まさにそうなんです。仕事がどんな仕事であろうが、あるいは会社の中でどんなポジションであろうが、どんな年代であろうが、やっぱり自分の成長とか達成感っていうことと、仕事を結び付けることで、ずいぶん毎日の充実感って変わってくると思うんですよね。
モチベーションってよく言われるじゃないですか。だから、モチベーションを高く持つためにはまずは自分が成長しよう、前進しよう、そういう健全な欲求を持つべきなんじゃないかなということですよね。特に昨日も言いましたけど、今、人生100年時代で、現役で70~80まで働くのは当たり前。じゃあ、その長い現役生活、仕事人としての人生をどういうマインドで過ごしますかと。「仕事つまんないな……」って言って消化するのか、あるいは「少しでもよくなってやろう!」って言って、真剣に取り組むのか。自分としては「いくつになっても成長してやろう」という気持ちはあったんですが、今回の本を担当して、松本さんの原稿を繰り返し読んでいると、まだまだ自分は甘かったと(笑)。「まだあかん、あかん」みたいな。そういう意味ではおかげさまで、ちょっとここ最近仕事に対する取組みって言うか、この年になってもまだ「そっか。こうやればいいんだ!」っていう、新しいやり方が浮かぶんですよね。組み立てとか、そういうのが。だから、本当にこの本はすべてのビジネスパーソンの方に読んでいただきたいなって個人的に思います。
 
今井:貝瀬さんにもまた新たな灯が灯ったような形になっているんですね。
 
貝瀬:そうなんですよ。まだまだですから。まだあと30年くらい働いてやると思ってます。
 
今井:(笑)。ありがとうございます。では松本さん、最後に今Voicyをお聞きのリスナーの皆さん、ビジネスパーソンの方がたくさんいらっしゃるかと思いますので、ぜひその方々に向けてメッセージをお願いします。
 
松本:はい。この本の冒頭に「何のために仕事をするんですか?」っていう問いを投げたんですね。これはずっと僕自身が考え続けてきたことで、答えは皆さんの中にそれぞれあると思うんですよ。「これが正解です」っていうことは書いていないんですけれど、皆さんがそれをもう一回振り返って深く考えるというヒントになればなと思いながら書きましたので、ぜひ、皆さま自身の意味、理由ですね。それをこの本を通じて見つけていただければなと思っております。
 
今井:ありがとうございます。確かにただお給料のためだけに働くという方も多くいる中で、やはり自分だけの働く理由があると、お仕事でも輝きがひと味変わってくるのかなと思います。
今回、紹介した松本さんのご著書『リクルートに会社を売った男が教える 仕事で伸びる50のルール』、興味のある方はぜひチェックしてみてください。こちらにリンクを貼っておきます。本日は、株式会社アースメディア代表取締役・松本淳さんと、フォレスト出版・編集部の貝瀬さんにお越しいただきました。どうもありがとうございました。
 
松本:ありがとうございました。
 
貝瀬:ありがとうございました。
 
(書き起こし:フォレスト出版本部・冨田弘子)
 

 

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