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自分が朝型か夜型か調べる方法

フォレスト出版編集部の寺崎です。

今日になってようやく暑さが和らいできました。寝苦しい夜とも、いよいよおさらばでしょうか。

ところで、みなさんは夜型でしょうか、朝型でしょうか。若い頃は夜型で夜更かし気味だったけど、歳をとってからは朝型・・・というタイプも多いのではないかと想像します。

『働くあなたの快眠地図』(角谷リョウ・著)によれば、人間が朝型か夜型かについては、生まれつき決まっているそうです。

 最近はフレックス勤務など多様な勤務制度を採用する会社が増えてきて、ビジネスパーソンが自分に合った働き方ができる時代になってきました。
 フレックス勤務に睡眠を掛け合わせると、実は最も楽で最も成果が出せる働き方を作ることが可能です。その理由は自分の睡眠タイプ(朝型・夜型)は生まれつきで半分くらい決まっているので、自分が自然に調子よく仕事ができる時間に合わせられるからです。
 実際には半分くらいの方が「中間型」に属しています。そして「朝型」「夜型」に判定された方がそれぞれ2割程度います。多くの中間型の方は、極端な朝型や夜型にシフトしない限り、日中は快適にパフォーマンスを発揮します。
(中略)
 ちなみに夜型にはIQが高い特性があることが研究で分かっています。また創造性や企画の仕事には夜型が強い傾向があります。何より睡眠スタイルは生まれつきで半分決まっていますので、それをうまく利用して、ビジネスもプライベートも充実させるのがベストです。

角谷リョウ『働くあなたの快眠地図』より

では、この朝型か夜型、あるいは中間型について、自分はどこに属するのか、気になりませんか。気になりますよね。

じつは・・・それを判定する診断があるんです。『働くあなたの快眠地図』から引用してご紹介します。

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自分が朝型か夜型か調べる方法

 睡眠を最適化するには、まず自分の最適な睡眠時間を知る必要があります。そして次のステップとして自分の睡眠タイプが朝型なのか夜型なのかを知ると、自分にベストな快眠パターンが手に入れやすくなります。
 まず、朝型か夜型かを判定する材料として、遺伝子があります。
 最近は時計遺伝子の発見や解明も進んでいますが、現在個人で受けられる遺伝子検査では時計遺伝子全体のほんの一部しか判定できないので、遺伝子検査で「朝型タイプです」と判定されてもかなり信ぴょう性は低いです。
 では、実際にどう計測するのかというと、ネット上で簡単にできる「ミュンヘンクロノタイプ質問紙(MCTQ)」です。朝型夜型質問紙とも呼ばれます。このテストは国立精神・神経医療研究センターが翻訳・作成していて、快眠ビジネスとは一切つながっていないので安心して質問に答えてください。
 少しめんどくさい質問もありますが、その分かなり正確で実際に使える結果が手に入ります。自覚テストですが、この結果に基づいて快眠パターンを作ると、その人にとって最適な睡眠パターンを作りやすくなりますので非常におすすめです。
 ただ注意してほしいのは、クロノタイプは柔軟に変えられますので「中間型」の人が「朝型」に変える程度は全く問題ありませんが、「強い夜型」と判定された人が「強い朝型」に変えるのはかなり無理があります。現場でもチャレンジされる方がいますが、ほとんど成功することがありません。
 私は今まで多くの人の睡眠パターンを変えるお手伝いをしてきましたが、このクロノタイプテストの結果を参考にしてサポートしています。
 やはり「強い夜型」などに判定された場合は、無理せず少しずつ快眠を維持しながら朝型にシフトするなど、細心の注意を払っています。
 無料でできるテストですので、ぜひ試してみてください。

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ぜひ、試してみてください。

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