フォレスト出版編集部の寺崎です。
先日、Voicyで「【出版の裏側】企画会議で心がけていること」というテーマでフリートークをしたのですが、そのときにある担当書籍を思い出しました。
ビジネス心理研究家・神岡真司さんの『思い通りに人をあやつる心理テクニック101』という書籍です。この本に「会議で主導権を握って相手を丸め込む説得の技法」というテクニックが紹介されていたのです。
今日はそれがどのようなテクニックなのか、本書から引用してご紹介したいと思います。
会議で主導権を握って自分の意見を通す方法
あらかじめ根回ししておく・・・たしかに、それができればうまくいくでしょう。しかし、いつでも事前に根回ししておけるわけではありません。
ときには「自分以外に賛同者が一人しかいない」なんて状況もありえます。その場合、どうしたらいいか。
人が他人の意見に流されやすいのはなぜか?
また、会議などのシーンでよく見られる現象が次の二つではないでしょうか。
①最初に発言した数名の意見に流される
②声の大きい人の意見が通ってしまう
これについても心理学の世界では「同調行動」「バンドワゴン効果」と名付けられています。
これって、小学生ぐらいの子どももよくやる心理テクニックですね。
子ども「ねえねえ、パパ。スマホ買って」
父親「スマホ?なんで必要なの?」
子ども「だって、クラスの子、みんな持ってるもん」
父親「ほお、みんなって誰と誰?」
子ども「ええっと・・・みほちゃんとゆうりちゃんと……(モゴモゴ)」
さすがに小学生の心理テクニックにだまされる大人はいませんが。
こうした心理テクニックにしてやられる側ではなく、こちらから仕掛けて優勢になる方法論をぜひ見につけたいものです。