フォレスト出版編集部の寺崎です。
先日、2024年の日本に黄金期がやってくる理由についてご紹介しました。
この話をもっと大きなビッグピクチャーに映し出してみると、「世界マネーの覇権はどの国が握るのか?」という話題となります。
今日はこの「世界マネーの覇権」について、新刊『2024年 世界マネーの大転換』(今井 澂・著)の第1章から引用しつつ、見ていきたいと思います。
マジか。
「これからは中国が世界を席巻する時代がやってくる!」なんて思っていたのですが、どっこい違っていました。
それはそれで安心している自分がいるのが正直なところではありますが。笑
詳しくみていきましょう。
米中新冷戦と日本の立ち位置
世界マネーの覇権、国際基軸通貨はこれまで同様に米国、ドルが握るであろうというのが、あっけない結論といえるのでしょうか。
いやいや、ちょっと待ってくださいな。
中国がぐんぐんと経済力を付けて、現に米中経済戦争が数年前から起こっています。これについてはどうなんでしょうか。
中国が米国の虎の尾を踏む日
ヤバいですね。
石油取引における一強通貨であった「ドル」に対して、中国が「元による支払」を打ち出し、米国に対してケンカを売っているわけです。
さて、そんな中国にはどんな未来が待っているのでしょうか。
基軸通貨を維持するために持つ最強の軍備
そんな強大な軍事力を背景に、世界マネーの覇権を維持している米国に果敢にも歯向かって散った偉大な(?)男がいました。
米国のドル覇権に歯向かった者の末路
米国に歯向かうと、完膚なきまでに叩きのめされる……。
あな恐ろしや。
しかし、いつだって世界は多様性に富みます。
そんな米国ですら、俯瞰すれば「弱み」を抱えており、世界経済を鳥瞰したビッグピクチャーを描いてみると、そこにはまったく異なる様相が立ち現れてきます。
次回記事はそのあたり踏み込んで、ご紹介します。