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世界一のショートスリーパー堀大輔氏が書いた人類の革命の書『できる人は超短眠!』の衝撃

先日、『プラチナイト「任意同行」願えますか?』というテレビ番組に、『できる人は超短眠!』の著者・堀大輔さんが出演&密着取材され、「ショートスリーパー」がトレンド入りするなど、話題になりました。

じつは、2016年に出版された処女作『できる人は超短眠!』の「まえがき」において、すでに堀さんはテレビ局に対して密着取材のお願いをしていました。いつでも躍る準備はできていてるぞ、と。
これ、かなり異例なことです。

刊行後しばらくはテレビ局からのアプローチはありませんでした。しかし、本書が徐々に話題になっていったこともあり、結果的に、これまで3回以上は密着取材を受けているはずです。
個人的には1カ月、少なくとも1週間は密着して検証してもらいたいのですが(それは堀さんを疑っているわけではなく、信頼しているからこそです)、3日も密着すればテレビのスタッフさんのほうが潰れてしまうとのこと。まあ、とにかく、とんでもない人です。

また、全国の睡眠を研究している学者さんも、ぜひ堀さんを被験体として、いろいろ研究してみてはいかがでしょうか? 人類にとってとんでもない大発見があるかもしれません。

さて、そんな世界一(日本一であることは間違いないですし、世界一といっても過言ではない)のギネス級のショートスリーパー堀大輔さんの『できる人は超短眠!』ですが、この本はまさに人類にとっての革命の書。
なんせ、「寝ないほうが健康になる」「睡眠は害」「1日3時間以下睡眠で十分」などの、これまでの常識どころか、人類普遍の原理に対して、コペルニクス的転回、パラダイムシフトを迫ったのですから。


当然のこと反発も大きく、賛否両(極)論、Amazonレビューは大荒れ。本書を編集した身からすると、明らかに読んでいないのに決めつけで書いているとわかるレビューが多く、悔しい思いもしております。
今回はこの『できる人は超短眠!』の「まえがき」を一部抜粋・改編したうえで公開いたします。ぜひ、その衝撃に打ち震えてください。

まえがき なぜ私は1日45分以下睡眠なのに、毎日楽しく仕事をしているのか?

 私は6年間1日45分以下しか睡眠をとっていません。
 今となっては、45分睡眠で活動することは、空気を吸うように自然なこととなっており、もう、もともとの睡眠時間で生活したいとは思いません。
 きっと「信じられない!」と思っている読者がほとんどでしょうが、本当のことです。もし、密着取材をしたいという奇特なテレビ局があるならばお気軽にお声がけください。すべてをさらけ出す準備はいつでもできています。
 もちろん、45分しか寝ないからといって、つねに眠気に襲われているとか、思考力が鈍るとか、健康を損なっているわけではありません。むしろ、活力がみなぎり、集中力も増し、ストレスも解消され、健康状態も良好です。何よりも1日23時間以上も時間が使えるので仕事も遊びも目一杯できます。

なぜ私はショートスリーパーになれたのか

とはいえ、私は18歳のころから独自に睡眠の研究をしていたものの25歳で独立する前、サラリーマンとして過ごしていたときまでは、睡眠時間は普通の人と同じ、いやそれ以上で、1日8時間ほど寝ていました。
 朝は目覚まし時計のスヌーズ機能との格闘からはじまり、遅刻ギリギリにタイムカードに打刻、残業が終わったらまっすぐ帰宅し、あとはシャワーを浴びて眠るだけ。そしてまた、同じように翌朝起きて……という繰り返しの典型的な会社人間でした。
 仕事以外の時間を充実させたいけれど、そのためにはあまりにも時間が足りなさすぎる――。そこで、同じような悩みを持った友人と2人で相談したところ、睡眠時間を削って活動したら充実した生活をおくれるのではないか、というあまりにも短絡的な結論に至りました。客観的に見ればバカげていますが、友人同士特有のノリもあり、とりあえず実行することにしました。
 まずはお互いに日記をつけ、睡眠時間を観察することから開始しました。
 友人の睡眠時間と私の睡眠時間は、開始時点で3時間も差がありました。私は平均して8時間だったのですが、友人は5時間でした。ところが、日中に眠気を訴えた回数は私のほうが多かったのです。
 また、2人の日記を観察していると、睡眠時間が長いからといって、日中の活動時に体力や集中力が高まっているわけではないことに気づきました。むしろ、友人にかぎっていえば、睡眠時間が短いほうが眠気を訴える回数が少なかったのです。ほかにも、一般にいわれているような睡眠の常識を疑わせるような結果が次々と見つかりました。
 この出来事をきっかけに、私はその後、18歳から独自で行っていた睡眠研究から短眠の習得法を編み出し、人生を大きく変えることとなった1日45分以下睡眠の生活を手に入れたのです(ただし、1日45分以下という極端に短い睡眠時間は経験と知識の蓄積があるからこそできるものです。ですので、本書ではおよそ2カ月間で3時間睡眠の習慣を手に入れることを短眠の目安にしておりますのでご安心ください)。
 私には“睡眠学者”という肩書きもなければ、大学にも行っていません。学歴は高卒止まりです。振り返ると、そんな私だからこそ、学界や世間の常識にとらわれず、自由な発想で睡眠を研究したことによって、既成の価値観をひっくり返し、睡眠はもとより、仕事、受験、人間関係に悩む多くの人たちの人生を変えるような発見ができたのかもしれません。

幸せな人生は短眠からはじまる

「そもそも、別に短眠なんか自分からやろうと思わないし……」
 そうしたご意見もあるかと思います。しかし、短眠生活のメリットをお知りになれば、あなたの人生に残されている秘めた可能性を見つけることができるでしょう。
 私はほとんど寝ない生活になってから、人生が劇的に楽しくなりました。
 仕事に行く前に1冊の本を読み、睡魔に悩むことなく集中して仕事に取り組めました。結果として、帰宅する時間は睡眠時間が長いときよりも2時間以上早くなり、空いた時間で友人とスポーツをしたり、レジャーに行ったり、武術や生物学の勉強をはじめました。もともと高校生のころから多趣味だったこともあり、バンド活動や作曲をする時間、DIY(家具やインテリアなど、いろいろ自分でつくったりすること)や絵画を描く時間もできました。
 オンラインゲームでも、24時間ずっとレベル上げをすることもありました。とある掲示板でBOTという自動プログラムで動いている(ズルしている)と噂されて、「何度も不正行為をしている輩がいる」とか、「ロボットで操作しているに違いない」などとさらされた経験もあります。
 趣味だけではなく、旅行や出張のときには、今まで眠っていた時間も活動できるようになったため、ガイドブックには載っていないディープな文化に触れることもできました。
 会社や他者によって時間を拘束されていた人生が、今ではほかの人のために時間を使うことができる人生に変わりました。その結果、さまざまな御縁が増えました。
 さらに、自分だけではなく、短眠で活動する仲間がたくさんできたことによって、長く眠っていたときとは比較にならないほど人生が豊かになったと感じています。

時間以外の思わぬメリットが生まれた

「適度な睡眠は健康に不可欠」という固定観念を持っている人からすると信じられないかもしれませんが、私はほとんど睡眠をとらなくなってからは病気になるどころか調子がよくなったほどです。
 私はもともと赤面症やアトピー性皮膚炎に悩んでいたのですが、ピタリと症状が出なくなりました。疲れやすい体質だと思っていたのですが、運動を続けてもバテにくくなりました。タニタの体重計で測定すると、体脂肪率は10%ほどです。
 極度の人見知りで、人前で話すことが苦手だったのが、今では経営者、短眠の講師として、多くの方々の前で登壇させていただくことも増えました。
 睡眠との因果関係に疑問を持たれるかもしれませんが、すべて短眠で生活をするようになってからの変化です。第2章で詳述しますが、主な変化をまとめてみましょう。

 ●自由時間が増える。
 ●活力がみなぎる。
 ●体調がよくなる。
 ●集中力が増す。
 ●記憶の蓄積が促進される。

 信じられないでしょう。そして、現段階でこの本をいわゆる「トンデモ本」と受け取る人もいるでしょう。
 それは、ある程度覚悟しています。しかし、最初に断っておきますが、私は理論で説明できないことについては決して言及しません。スピリチュアルやオカルティックな概念も用いません。〝意識〞や〝潜在意識〞といった精神論すら用いません。
 そもそも、私1人だけなら健康食品の広告のように「個人の感想です」と注意書きを入れますが、証人となる短眠を習得した600名を超す私の受講生の実績があります。ですので、現時点で眉唾であったとしても、もう少しお付き合いください。絶対にガッカリさせません。

成功率99%の短眠カリキュラムを公開!

 話を戻しますと、ショートスリーパー(短時間睡眠者)になった私の変化に、友人や知人から「いつ寝てるんだ?」と聞かれるまで、それほど時間はかかりませんでした。そして、短眠で活動してから1年もしないうちに、「睡眠時間を短くする方法を教えてくれ!」という要望が増え、睡眠時間をコントロールする方法を人に伝える今の事業をはじめました。
 現在までで600人以上の人に「ネイチャースリープ」(Nature sleep)という、ショートスリーパーになるためのカリキュラムをお伝えしております。
 このカリキュラムどおりに行動した99%の人が、短眠生活を手に入れました(残念ながら習得できなかった方は、もともとナルコレプシーという睡眠障害を患っていた方でした)。
 人が睡眠時間を短くすることで、人生が変わっていく様子を間近で見ることができる今の状況を、私は非常にエキサイティングに感じています。
 そこで、一人でも多くの方に同じような幸せを手にしてほしいという願いから、睡眠の常識をひっくり返し、短眠で健康的に生活するための方法を記した本書を出版することとなりました。
 ビジネス、受験、人間関係、子育て……。お手にとっていただいたあなたの悩みが、この本で一つでも解決できたのなら幸いです。

『できる人は超短眠!』ではショートスリーパーになる方法を中心にまとめられていますが、睡眠の常識のウソについて正面から語った『睡眠の常識はウソらだけ』という本も出ております。スタンフォード大学の睡眠研究を真っ向から否定していて痛快です。

(編集部 石黒)

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