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連載⑫ プログラミングを学ぶ上でのお役立ちツール

フォレスト出版編集部の寺崎です。

プログラミングを学ぶ上でのお役立ちツールをこれまで紹介してきました。今日はお役立ちツール紹介の最終編です。

▼前回記事はこちら

今日紹介するのはちょっとマニアックなツールかもしれません。マニアックだけど、学びやすさ、楽しさ、実用性ともに五つ星クラスのものもあります。

さて、どんなものがあるでしょうか。みてみましょう!

IFTTT=つなげるサービス

IFTTT
学びやすさ:★★★★★
楽しさ:★★★★
実用性:★★★★★

 IFTTT(イフト)とは、一言で言いますと、さまざまなWebサービスをつなげるためのサービスです。リンデン・チベッツという人が2010年に開発しました。IFTTTはサービスなので、プログラミング言語ではありません。しかし、プログラミングと同じようなイメージで利用できるサービスです。

▼IFTTTのウェブサイト

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 IFTTTというのは、「IF This Then That」の頭文字を取ったものです。1章で紹介した「条件分岐」と同じで、「もしこういう条件だったら、こうする」という意味合いがあります。IFTTTを使うと、「これこれこういう条件のとき」(トリガー)という部分と、「こういう動作をする」(アクション)という2つを組み合わせてさまざまなことを実現することができます。

●著名なSNSやアプリの連携をプログラムできる

 どういうサービスなのかイメージしていただくために、どのようにつなげることができるのか具体例を挙げます。
 「こういう条件のとき」というトリガーは、例えば「メールを受信したとき」「Google Home等のAIアシスタントに特定の言葉を話しかけたとき」「ブログが更新されたとき」「Facebookページへの投稿があったとき」等です。
 その条件に合致したときのアクションとしては「LINEに通知を行う」「IoT家電の電源を入れる」「Twitterに投稿する」等です。

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 これらのトリガーやアクションはほんの一例で、メジャーなSNSから名前を聞いたことがないようなサービスも含め、いろいろなものが連携されています。

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