フォレスト出編編集部の寺崎です。
暑い日が続いていますが、みなさん夏バテしてませんか。
気分が晴れない、体調も思わしくないといった状態が続くと「いよいよ夏バテかな?」と思いがちですが、それはもしかしたら季節性感情障害(SAD)、「夏季うつ」と呼ばれる症状かもしれません。
夏季うつの詳しいことはググっていただければと思いますが、これまで『聴くだけうつぬけ』(橋本翔太・著)から「うつ症状を軽くする方法」を「音楽」「心理」の面からご紹介してきました。
今日は最後の「栄養アプローチ」をご紹介します。
うつは心のアプローチだけでは治らない!
うつをやっつけるには「心」を相手にするだけではダメなようです。「血糖値の安定」「うつを撃退する栄養素の摂取」の2点がポイントのようです。それぞれ詳しくみてみましょう。
血糖値の安定とメンタルの安定は密接にリンクしている
橋本さんは「血糖値の安定=心の安定」という法則を本書で詳しく説明しています。
◎血糖値が下がるとメンタルも落ちる
◎血糖値の乱高下で自律神経が乱れ、心を不安定にする。
いったいどういうことでしょうか。
まずは、血糖値と心の関係をおおまかにみていきましょう。
血糖値の乱高下がうつの原因だったとは驚きですね。
では、血糖値を上げないためにはどうすればいいのでしょうか?
血糖値を上げない食べ方
もはや、現代人の常識となりつつある「糖質制限」がここでも登場しました。炭水化物の食べ過ぎは体によくないだけではなく、心にもよくないようです。
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食べ方の順番を変える
「野菜から食べると太らない」
これなんかもそれなりに健康に関心の高い方であれば、もはや常識かもしれません。
「野菜だけ食べる」
「肉だけ食べる」
「ごはんだけ食べる」
こういう食べ方をすると「ばっかり食べはやめなさい」と親に叱られたものですが、心の安定のためにはぜんぜんオッケーなんです。
野菜⇒たんぱく質のメイン⇒白米
「ごはんは最後!」と覚えてください。
主食と甘いものを減らしてたんぱく質を増やす
私は甘いものはほとんど食べませんが、ラーメン、パスタの類がだいすきなので、これを絶つのはなかなかつらいものがありますが・・・たしかにラーメンばっかりとか、糖質メインの食事を続けるとメンタルもいまいちな気がしないでもありません。
「食べ方」の続いて、では、どんな栄養素を摂ればよいのか、最後にみていきます。
うつを撃退する栄養素とは?
大事なポイントなので繰り返します。
メンタルを安定させる3つの栄養素は・・・
①たんぱく質
②鉄分
③ビタミンB群
・・・です。
なぜ、この3つが必要なのか。この3つが減るとどうなるのか。このあたりについては、いささか記事が長くなりましたので、ぜひ『聴くだけうつぬけ』をお読みいただけますと幸いです。