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人生の大航海マップ 深海編 〜その1 「10年後の自分はどうなっているか」(ライフプランニング)〜

さてさて

春になると、新入社員さんや
新人さんが胸を高鳴らせて
職業人生をスタートさせることと
思います。

僕もそうだったなあ。

僕は、不安の方が大きくて
ほぼ希望なんて
見えない心理状態でしたが。

今でもこの時期はそわそわしちゃいます。

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「LIFE SHIFT」で
紹介されていたような
新しい働き方や生き方が
加速する中で

(・複数の仕事をかけ持つ
  ポートフォリオワーク
 ・様々な体験に打ち込む
  エクスプローラー期
 ・複数ステージの人生
  など 
 詳しくはご購読ください)


やはり王道としては
企業や組織に所属し
経験やスキルを積むぞ!

というところから
スタートされる方が
多いのではないでしょうか。


そして、コロナの影響で
今後、より予測のつきにくい社会に
なりそうな予感。

揺れ動く環境と一緒に
心も振り回され続けていては
限界を超えてしまいそうですよね。


そんな情勢の中
今期に新入社員として
スタートされる方は
少し気の毒だなあと思う部分も
確かにあります。

ですが、どんな環境でも
心くじかれず
自分らしさを持ちながら
ストレスを減らしながら
踏み出せる方法
があります。

もちろん犠牲になるものはなく
人間関係、ストレス、
技術的な壁、全てを
プラスエネルギーに変換する
方法
になります。

それは

「マインドセットの構築」です。

もしかしたら、何だよ~と
落胆された方もいるかもしれませんが

物を揃えるよりも
環境を変えるよりも

1番コスパの良い方法で
1番根っこになる方法が
これです。

どうやって不安に
揺さぶられないマインドセットを持ち
自分らしくクリエイティブに
進んでいけるか

それを紹介していきます。

キーワードは「わがままな人生設計」です!

ライフプランするかしないかで人生が分かれる

「キャリアプラン」という言葉。
これは就活の方などよく聞くフレーズかと
思われますが
実は、就職してからも、もちろん
「キャリアプラン」は
何度も行われること思います。

これは仕事の展望はもちろん
生活のことなども含まれる概念です。

さらに生活全体を含んだ
もっと大きな視点からいうと
「ライフプラン」という言葉の方が
しっくりかもしれません。

このライフプラン。

するとしないとで人生が
大きく分かれる
とよく言われます。

というのも、
目の前に起きることを次々に対処して
風まかせで生きるのか
将来を見越した上での
目の前の計画的な行動なのかで

それによる結果はもちろん
心の安定にも
大きく影響
するようです。

わかりやすく、例を出します。


ある作業中の3人のレンガ職人に
声をかけてみました。

「何をしているんですか?」

一人目
「レンガを積んでいるんだよ」

二人目
「教会を作っているんだよ」

三人目
「人々を幸せにする教会を建てているんだよ」

この中でどの人が意義を持って
仕事に向かっているか
言葉から何となく感じるところがあります。

もしも、あなたが教会のオーナーなら
どの人に仕事をお願いしますか?

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まずは長期的な未来を設計してみよう

自分が作っている教会が、
たくさんの人を幸せにする。
そのために、目の前のこのレンガを
1つづつ丁寧に積んでいく


こうして崇高なゴールイメージから
逆算して目の前の物事を
考えていくと
作業の質がぐっと変わり、
ぶち当たる壁も
自分の成長のための
糧になりそう
です。

思考をせず
手だけを自動的に動かして
レンガを積む職人と比べると
違いは明らかだなあ〜と感じます。

数ヶ月、一年、こうして
積み上げていくと
歴然とした差が生まれそうです。

まずは、こうした思考を身につけて
それぞれの組織で
「教会の設計」の仕方を覚えながら
全てを自分の未来に取り込むイメージで
自分の未来の設計
をしていくことを
おすすめいたします。

するといずれ3人目の職人さんのように
全体図が見え、意義も見えてきます

要はこういった未来設計をすることで
未来を見通す思考法が身につく
ということですね。

長期のキャリアプランを立てよう

そんなわけで、今回は
「10年後」という時期に
焦点を当てて
長期のキャリアプランニングを
していきましょうね。

まずは長期の大きなプランを
そして、次に中期の
より具体的で現実に近いプランを

これまでの記事を続けて
読んできた方は
きっと、現在のご自分の状況を
把握されたことと思いますので

その上で、
理想の未来と
つなげていく作業を
楽しんでいきましょう!

そして、キャリアプランニングをするには
こちらの記事でご紹介した留意点を。↓

①自分のアクションについて書く
(他力本願なことでなく、自分の努力で叶えられること)

②「〜ない」などの否定形でなく
 「〜する」などの肯定系で書く
(不安のない生活 →  希望に満ちた生活)

③「自分にはちょっとなあ〜」と控えめにならず
 少しわがままになるイメージで書き出す。

書き出したシートを見るのはあなただけ。
だから恥ずかしくなんかない!

まずは自由に理想を書き出してもいいんです。

そして、書き出した後に、
自分の今の状況を鑑みて

どうしても無理なものや
他人軸で考えてしまっているもの

(宝くじが当たりますようにとか 
人気者になれますようにとか)

だけを削り
自分次第でイケそうなものを

(3つの資格を取得しキャリアアップをするとか)

残しておくとGOODです。

以下からコピペ&印刷をどうぞm(._.)m

深海編 その1 10年後の自分

1つ目の項目

「10年後、自分はどうしている」は
何でもワガママに

2つ目の項目

「10年後の目標は」については
何度も言っちゃいますが
・ワガママ感を思い切って残すこと
・他人軸でなく自分軸であること
・できるだけ具体的に書くこと

をイメージして書き出してみてください。

3つ目の項目

10年後のあなたの1日の
スケジュールを書いてみてください。
ここもワガママに!

4つ目の項目

お金が全てではありませんが
お金との付き合い方で
人生が変わることも事実


1月にだいたいどれくらいの
収入があるかを想定してみると
より生活のイメージが明白に


今回のシートは
書けば書くほどワクワクして
テンションが上がっていくものである方が
望ましいです。

せっかくのライフプランですからね^ ^

職業を選ぶときに知っておきたいこと

組織心理学者のエドガー・シャイン
という人が提唱した
「8つのキャリアアンカー」
というものがあります。

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この本の中にあるチェックシート記入で

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自分が仕事をどう捉えているのか
どのタイプなのかが分かります。

キャリアアンカー                           変化、スピード

ご自身のことを客観的に
把握したい方
は是非この本での
セルフチェックをしてみてくださいませ。

または、チェックをしなくても
自分で上の
8つのキャリアアンカーのタイプを見て
「俺、これだわー」
把握できる方
是非、この項目の内容を念頭に置きながら
職業選び
をされるといいかと思います。

ちなみに私は・・・

秘密です!

失礼しました。
それではまた次回!

あ、今回の記事を作る上で
とても参考になった
グロービスの動画もご紹介しますね。

お時間があればご覧になってください。
とても分かり易かったです。

最後の最後に。

とっても大事なこと。

書き出したライフプラン通りに
ならなくたって当然だという前提


状況や時代の変化により
柔軟にプランを変化させていく
頭でいることが大事
なようです。

ライフプラン作りの最大の目的は

◯自分の望む人生を設計するための
大まかな見通しを持つこと

◯自分自身のことを深く内観すること

◯将来を考える視点を持つこと

これらの習慣を身につけるだけで
人生は大きく変わる!

それでは。

次は中期的な目標設定「3年後の自分」を
書き出し、より具体的で
現実味のある内容に
まとめていきましょうね^ ^

Twitterでは、日々の実践現場での
心理術や哲学、歴史から
学んだことを呟いています。

@morito09976709

それでは、次回以降の
プログラムを載せておきますね。

では、共に進もう!!

「出航編」
  その1 「何をしたくないか」

  その2 「どんな人生にしたいか」(今回)

  その3 「今の自分を書き出す」(自己分析)
      ①時間 ②休日 ③お金 ④思考 ⑤技能

「海路編」
  その1 「自分が捉える今の自分」
      (セルフイメージ)            

  その2 「自分の知らない自分に出会う」
      (他者から見た自分)   

「深海編」
  その1 「10年後の自分はどうなっているか」
      (長期の夢)
         ↑
        今回

  その2 「3年後の自分はどうなっているか」
      (中期の夢)

「上陸編」
  お宝 「マンダラチャート」
      (具体的な目標達成シート)

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