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自分の世界観を見つける1人旅~京都編~

えー、前回の名古屋編に続き、1年が経過しそうなのでこちらも覚えている範囲での備忘録です、、、(もしかしたら記事公開後に追記諸々するかもです)

金沢、名古屋に続き1人旅第3弾となり、一応1人旅完結となります。

それではスタート。


1人旅第3弾 京都(一部大阪)

今回はホテルにカフェに浴衣に楽しみが盛りだくさんである。京都なので分かりやすく「和」「和モダン」をテーマに訪れる場所を選定。

ただ、先に結論から言わせていただくとこの京都旅は楽しかったかと聞かれれば「YES」だが、充実したかと聞かれれば「NO」と答える。

なぜなら、私が求めていたものはもう京都に残されていないように感じてしまったから。

and C(現:I'll see you soon.by and C)

一番行きたかったカフェ。SNSで見かけてドリンクといいスイーツといい、あまりにも私好みで私が作りたい系統に似ていたので楽しみがてら勉強したく行きたかった。

ここのドリンクは「ノンアルコールカクテル」として提供しているのでモクテルの勉強になると思って。

イートインで桃と白ブドウのフィズ、テイクアウトで金木犀のレモネードを。

桃と白ブドウのフィズはベリーニをイメージしたドリンクで、桃メインな味わいでありながらワインを思わせる白ブドウの味わいがあり、甘すぎず飲みやすく淡い色合いも目に優しい。

金木犀のレモネードは最初の香りと味は金木犀、そのあとは甘めのレモネード。柑橘の果肉が食感と見た目のアクセントになっている。テイクアウト用の瓶もおしゃれでいい。

この店のモクテルは淡い色合いで空気に溶け込んでしまいそうな優しさを醸し出していた。それは皿や店内の内装にも表れていた。淡い色合い×大人かわいい。まさに私の理想。

しかし、雨が降っていたのと少し混雑してて店内で食べられなかったのが少し後悔。またリベンジしたい。(のちにリベンジ成功したのが1月の7日間休職である。そして、京都に行くたび毎回訪れている。)

THE SCREEN103室

お月様はスイッチで満月と三日月と新月に切り替え可能。

金沢旅同様、ホテルがメインの旅であり今回はかなり奮発した。1泊8万円。でもこの金額出してでも泊まってみたかった。なぜなら、お月様をテーマにしたモダンな雰囲気ある部屋だったから。

お月様の幻想的な雰囲気がシンプルながら部屋全体に広がり、広すぎて1人で過ごすにはもったいなかった。間接照明の使い方がうまいんだと思う。ベージュ、グレージュ、グレー、白でまとめられた部屋。

屋上がバーになっているのだが、やっていなくて。その代わり屋上を無料開放してたので、夜ライトアップされている中独り占め。いい感じのジャズが流れるand Cでテイクアウトした金木犀のレモネードを飲みながらひと時を過ごした。

朝食は和食か洋食か選べたがここは和食一択。白みその味噌汁がコーンスープを思わせるなめらかさとクリーミーさ。みそ汁でここまで感動したのは初めてかもしれない。


その他の楽しみ

京菜味のむら

1日目の朝食。京都と言ったらおばんざいやろ、ということで朝早くからやっていて手ごろな価格のお店を、、、と調べたら出てきた。小鉢を6個選べるやつにした。いろんな味を少しずつ味わえるのいいね。美味しかった。

ROCCA&FRIENDS Creperie

1日目の昼食。京都旅行と言いつつ、実は大阪にあるお店である。直感で美味しそうと思い、電車で大阪に向かい訪れた。

プルコギのデリクレープに追加でカシスとピオーネのクレープ。しょっぱい系も甘い系もどちらも美味しかった。ボリュームありつつ、クリームでかさましとかはなくちゃんと中まで具材を味わえる。商品ごとに巻紙のデザインが異なるのも楽しい。

アマン京都

高すぎて絶対泊まることはないんだろうけどどうしても敷地内を見てみたく、事前にスイーツのテイクアウトを注文し取りに行った。

森の中を進むとある落ち着いた雰囲気のホテル。値段も雰囲気もインバウンド向けなんだろうなとは思うけど、都会にあるアマン東京とは違った日本らしさが詰まっている。

クッキーをテイクアウトしたがパッケージから好きだ。味も良き。

緑寿庵清水(金平糖)

こちらも何年も前から気になっていたお店。いくつか試食を頂いたが、どれもその食材の風味がダイレクトに来る味わいで、金平糖の概念がひっくり返る。ライチを含めてお土産用にいくつか購入。

レース浴衣&嵐山

2日目に浴衣を借りて嵐山を散策した。昨今、レース浴衣なるものが流行っていると聞いていわゆる王道系のデザインの浴衣しか着たことなかったので、デザインの勉強兼ねて。

確かにかわいい。伝統と現代の融合、といった感じで系統としては好きだ。白のレース浴衣にくすみピンクの兵児帯。ちょっとチョイスが渋かったかも、、、。嵐山は観光客であふれていて竹林をゆったり見て回る、、、とはいかなかった。嵐山で見かけた白レース浴衣にグレージュの兵児帯、ドライフラワーの髪飾りの組み合わせが可愛かったな、、、。

レース浴衣自体はシンプルだが、兵児帯や髪飾りで華やかさや今っぽさを足す感じが良い。ラッピングとかで活用できそう。

そういや、浴衣着て伝統産業ミュージアムに行ったら、「和服の人は無料です」と無料で展示品が見られた。やっぱ、工芸品見てると落ち着く。どの時代にも職人は必要。(工芸品に限らずとも)

まとめ

冒頭で「この京都旅は楽しかったかと聞かれれば「YES」だが、充実したかと聞かれれば「NO」と答える。」といった意味。

私はかつて京都に住みたかった。流行りに最先端にあふれる都会より、伝統が残る街の方が合っていると思ったから。中学の京都修学旅行が楽しかったから、大人になったらもっと京都に行きたい、そう思っていた。

ただ、時が経ち、久しぶりに訪れた京都には、インバウンドのためのものにあふれ、外国人観光客にあふれ、インスタ映えするものあふれ、SNS映えがすべてなんだろうかと。日本らしさ含めた私が求めていたものが残っていないように感じ、悲しくなった。経済効果はあるんだろうけど、本当にそれでいいのだろうか。どことなく居心地悪く感じた。SNS映えがすべてなんだろうかと

そう考えると、制限はあったけど京都の伝統や寺社仏閣を見て学んだ修学旅行は実は貴重で有意義だったんだと今になっては思う。

やっぱ京都は楽しい。けれどもひと昔に感じた日本らしさはどこに行ってしまったのやら。

それでも、京都の街並みや伝統は落ち着くから定期的に訪れたいし、なんだかんだで半年に1回は京都に行っている気がする。

まあ、食にせよ、デザイン系にせよ学べたことはあるので1人旅の締めとしては良かったのではないだろうか。

1人旅全3章終了。と思いきや、番外編として今年休息がてらの第4弾に行っているのです、、、。その話はまた後日。