blood【歌詞】

細胞のメモリー、赤いブラッド

交わる闇の中で本当の声を

赤い吹雪(ふぶき)

体が本能のままに理性を破壊する

賛否された僕の声

白い世界に赤い水が波紋を散らす

体と心の繫がり

表裏一体

助けてと叫ぶ心の名はスクリーム


僕の中の世界の光景は白

流れるブラッドは滴から真っ赤な川へ

そして海へ

シルクのような赤い光沢

白を染めるに値する絶望

狂ってるのは僕か本能か


救える手は空から差し伸べられた赤い雨

生きてる証拠は滴(したた)る

飲む赤い吐息

吐かれる罵詈雑言(ばりぞうごん)

忘れてた記憶

思い出した生きたいと願う赤に染まる白い世界


ここには何も無かった

生きたいと願うのは理性か

ブラッドのブラックホール

溺れる魚は真っ赤な海の中で酸欠

死にたいと思ったのは本能か

僕の僕だけの僕にしか見ることの出来ない世界

地平線の彼方に見える赤い光

闇の中に捧げた僕のすべて


口の中が痛い

唇から垂れる赤

白い肌に滴(したた)る赤い線

僕は生きてていいの?

運命も天命も宿命も何もかもが誰かの手の上

それでも握ってる生命の糸

赤い蜘蛛

創るのは赤い糸の巣

獲物が喰い付く

絡み付いて、もう救えない


僕に絡み付いた糸

全身を赤くして、赤い涙を流す

真実とは何か

本当の声とは何か

僕は解らないまま生きる

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