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PDCAは回らない。

今日もご覧いただきありがとうございます。

また、毎日の『スキ』や『フォロー』、本当に感謝、感謝です。

さて本日ですが、どなたも良くご存知のPDCAに関してです。

会社でも、またビジネスでも、このPDCAを回すことが重要だと言われたりします。

でも、本当にそうなんでしょうか?

私はもう何年も前から、PDCAは回さなくなりました。

今日はそんなことをお伝えさせていただきます。

それでは、よろしくお付き合いくださいませ。


PDCAは二つある

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さすがに、PDCAを知らないという方はおられないでしょうが、一応説明だけしておきます。

上の画像のように、何か新しいことに取り組んだり、問題解決をする時には、『Plan(計画)』→『Do(行動)』→『Check(確認)』→『Action(改善)』とやっていって、事態を進めていくことを「PDCAを回す」と言います。

この『Plan(計画)』→『Do(行動)』→『Check(確認)』→『Action(改善)』の頭文字をとって、PDCAというわけです。

このPDCAですが、実はもう一つあるのをご存知ですか?

『Plan(計画)』→『Delay(遅れ)』→『Cansel(中止)』→『Apologize(謝罪)』

どちらかといえば、こっちのPDCAの方がよく見かけられるのではないでしょうか。


PDCAが遅くて回らない理由

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よく「年間計画を立てましょう」とか、「成功への階段は計画を立てること」なんて言われますが、本当にそうなんでしょうか?

計画を立てようとすると、大体がその計画を立てることに時間がかかりすぎて、行動を起こせなくなります。

それどころか、計画を作る段階で計画が遅れてしまうことの方が多いのです。

これでは本末転倒です。

私が今、仕事でやっている改善活動は、計画なんて立てません。

そんなもの、後からでいいんですよ(笑)。

まずは『問題点(ボトルネック)』を見つけて、それを改善するにはどうすればいいかをやってみるのです。

つまりは行動を起こさない限り、計画を作ったって何にもならないんです。


まずは行動を起こすこと!

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目標を設定することは大事です。

目標もないまま走り出したら、どこに向かって行けばいいのか分かりません。

でも目標が決まっているのに、わざわざ計画なんて立てようとするから、行動が遅れてその結果、計画そのものが頓挫してしまうのです。

それなら、さっさと行動を起こした方が良いに決まっています。

私は最初に、PDCAを回さなくなったと言いましたが、その最たる理由は、計画を立てる前に行動するようになったからです。

とはいえ、何の方策もなしに突っ走るわけではありません。

それでは当たって砕けてしまいますから(笑)。

『問題点(ボトルネック)』を見つけて、それを改善するにはどうすればいいか?

これを考えて、方針が決まったら、即行動する。

これが今の私の行動パターンになっています。


これからはYWTM

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今の私の行動パターンは、すべて『YWTM』です。

『YWTM』とは、『Y(やったこと)』『W(わかったこと)』『T(次にやること)』『M(メリット)』です。

『YWTM』の基本は、まずとにかくやってみること、行動することです。

行動する。とにかく『やってみる(Y)』と、上手くいったことと、上手くいかなかったことが出てきます。

でもそれは、行動しなければ見えなかったものです。

だから、行動してから『わかったこと(W)』を、箇条書きでもなんでもいいので、書き出します。

そうすると、良かった点を伸ばす方法か、悪かった点を改善する方法。

場合によってはその両方が見えてきます。

そして、そのわかったことの中かから、『次にやること(T)』を決めるわけです。

それと共に、『次にやること(T)』をやった場合、どんな『メリット(M)』があるのかを書き出しておきます。

そしてまた、『次にやること(T)』を『やってみる(Y)』のです。

するとまた、『わかったこと(W)』が出てきます。

それを、先に出したメリットと比較してみるのです。

そうすると、予想通りだったものもあれば、予想外・想定外だったものも出てくるはずです。

そうしてまた、『次にやること(T)』を決めて、という風にスパイラルアップしていくのが、YWTMなのです。


失敗しても、やり直せばいい!

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PDCAを回そうとすると、どうしても『失敗』した時に、「最初の計画が良くなかった」とか、「計画に無理があった」という風になりがちです。

でも、YWTMなら行動することが第一なので、『失敗』してもやりなおせばいい。

という考え方になってます。

というか『失敗』という考え方がもうないんですよね。

「ダメだったら、次に活かせばいい!」という、そんな感じです。

事実、今やっている改善活動では、月に一度YWTMを確認する時間を作って、今やっていることの見直しを必ずかけています。

そして、この方向性で正しいのか?

見落としている点はないかなどを確認して、次の方向性を決めて、また突っ走るを繰り返しています。

なので私の場合、この歳になっても失敗ばかりしています(笑)。

つい先日も、ライティングでディレクターに確認せずに、あることをやってしまい、すぐに元に戻しはしましたが、相談もなしにやってしまったことで、ご迷惑をおかけしてしまったのです。

ですが、その失敗も次に同じことをしないようにすればOKだと思っています。

だから最近は、失敗してもあまり落ち込まなくなりました(笑)。


正直私は、このYWTMのおかげで、5S&レイアウト変更で、年間で数千万円のコストダウンを達成しました。

というより、気が付いたらできていたって感じですけどね(笑)。

YWTMは、それだけのパワーを秘めたものなのです!


それでは、最後までお読みいただき、ありがとうございました。


今日の一言
『YWTM』はそのうちマガジンにするかもです。

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