怒りの東京オリンピック

6月26日。土曜日。
6月21日の夏至が過ぎて1週間。
1年で一番日が長い季節です。
夏至を境に、東京都など7都道府県が
緊急事態宣言が解除となりました。
まん延防止等重点措置法に移行されたわけですが、
東京の街は大きな変化となっています。
渋谷や新宿、池袋などは明らかに
緊急事態宣言下だった頃に比べて
明らかに人出が増えています。
相変わらず道行く人は全員、
マスクはしていますが
人の流れは、明らかに変化がありました。
増えています。
街行く人達の顔を見ていると
明らかに、我慢の限界が近づいている感じですね。
もう勘弁してくれ、と。
私も、もうマスクをしないで歩ける外出なんて
忘れてしまいました。
マスクをしないでどうやって呼吸するんだろう、
といった感覚になっている方も多いのではないでしょうか。
夏至の日に、緊急事態宣言が解除され
まん延防止等重点措置法に移行され、
お酒の提供が夜7時までとなりました。
ちょうど今の時期、日の入りが7時ぐらいですから
太陽が出ている時だけお酒を飲んでいい、
という間の悪い感じになってしまいました。
こうした中で、
いよいよオリンピックが始まります。
緊急事態宣言、コロナパンデミックが続き、
多くの企業が瀕死の状態です。
人流を増加させて売り上げを伸ばすことで
経済は発展してきたのに、
完全に逆回転になってしまった。
商談は、上っ面の内容だけが成立。
日経新聞の記事によると、
巧緻な内容や、新しい商品は成約率が半分以下にまで
落ち込んでいる、と聞きます。
緊急事態宣言が終わったら
溜まり溜まったマグマが一気に弾けて
未曽有の好景気が来る、と私は予想しています。
ワクチン接種がゲームチェンジャーで、
日本も、この秋か冬には
国民の7割程度が打ち終わる可能性が出てきました。
私の母も、80歳代ですが、
6月21日に2回目の接種が終わりました。
私も普通に、接種券が来たら受けようと思っています。
早くて10月か11月、
遅くとも来年の3月には
マスクをしないで歩ける日が来そうですね。
すでに株式市場は、
出前館やブイキューブなど
コロナ関連銘柄は急落しています。
株式市場は、すでにコロナ後を織り込み始めています。
コロナ後は、コロナ前の様な景気は戻らない、という意見もありますが、
私は、コロナ前よりも景気は良くなる、と思います。
溜まり溜まったエネルギーが放出されるはずですから
未曽有の好景気となるはずです。
ただし、政府が「ゴートウ」などの
景気刺激策を打つ必要はあります。

問題は、潰れてしまった店。
倒産してしまった企業、です。
なんとかこの秋、冬まで持ちこたえたら
なんとか生き残れますが、
耐え切れずに倒産する企業が相次いでいます。
飲食店、イベント会社、映画館など
多くの会社が倒産しています。
私の周りでも、優良な飲食店が次々に閉店しています。
倒産した会社の経営者や従業員、関係者の身内は
やはりコロナへの怒りがあります。
相手がウイルスなので行き場がない怒りは
政府や都道府県、それからオリンピックに対して向けられる可能性が高いですね。
アスリートには何の罪もなく
アスリートの努力は素晴らしい。
それはわかっていても、やはり怒りは収まらないのでは。
やはり怒りの矛先はオリンピックに行くのでは。
開催している側は、
政府であり都でありオリンピック組織委員会のような
コロナで何の収入面で痛みのない公務員です。
自分達だけが安全なところにいて
指示だけして、自分達の都合の良い大会だけ開催する、
と考えているのではないでしょうか。
実際、私の周りの苦境の経営者はそう言っているのを聞きました。
アスリートも人間。
国民も人間。
人間と言う意味では、同じですね。
特別な人間や大会を作るのはいかがなものか。
国民の税金を使っているわけですから。
もちろんオリンピックが成功すれば私も嬉しいですが、
今回の件はちょっと強引な気がしてならないですね。

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それでは。
今週もはじまりました。
明るく元気に前向きに。

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