車内放送、３分の遅れを謝罪する必要があるのだろうか？

シングルワーママ、いっしーです。

先日朝の通勤で電車が３分遅れました。
電車内で急病人の救護したとのことです。

貧血か何かかな、具合が悪いのに出勤しなきゃいけないのかな。
鉄道会社の人も救護、お疲れ様です。

日本の鉄道は、自分が具合が悪くなった時も、きちんと対応してくれるのだろう、という安心感があります。

それで、私がその電車に乗車していた10分の間に
3回放送がありました。
「本日は、急病者の救護のため、予定より３分遅れて運行しています、お客様におかれましてはお急ぎのところ大変申し訳ありません、
心よりお詫び申し上げます。」という放送。

この「心よりお詫び申し上げます」は必要なのでしょうか？
電車が遅れるという事態は、鉄道会社の過失ではありません。
一応謝罪しておかないと怒る人がいるんでしょうか？
一応謝っておけ、という、その事前対策ですかね。

以前は通勤ラッシュで乗客がイライラしていて、
謝れとか食ってかかる人がいなくもなかったかもしれません。

私も、仕事でクレーマーには散々悩まされてきました。
どうでもいいことでクレームをつけられ
2時間、謝れ、謝罪しろ、俺は有名な会社のお偉方にも
土下座させてきたんだ、みたいな説教をされたり。
当時、クレームつけて土下座させる行為が問題になって
よくニュースで流れるようになったちょっと前のことでした。
だからそういう輩の対応が大変であるということに共感できます。

でも、今は状況が変わりました。
電車内は朝の通勤時間でも空いてます。
少なくとも、人と体が触れるほど混んでません。
一定の距離を保ててます。
イライラしてる人は減ったと思います。

ここまでへりくだる必要はないと、私は思います。
上から目線は嫌だけど、卑屈な感じがしてしまう。

「心よりお詫び申し上げます」はもちろんいらないし
「ご迷惑をかけた」もいらないくらいです。
いつでもどんな時でも謝罪がなくちゃいけないっていう風潮があるなら
それは変えていきたいです。

パフリックスペースでのいろんなところで、なんでも謝罪、
という風潮はやめたいです。

３分遅れている、という情報だけでいい。
欲しいのはその情報だけです。

僅か３分の遅れで済んでいる、迅速に仕事をしている人たちに感謝しかありません。

時間の正確さにおいて世界でも圧倒的な精密さ。
本当に感謝しているんです。
97％くらいの人はそう思っていると思う。

以前、
世界各国の学生を対象とした教育関係の仕事をしている友人が
言ってました。
日本人学生は外国の学生との話し合いになると全く発言できないって。

風が吹けば桶屋が儲かる、ではないけれど
そういう卑屈さが繋がってるように思えてしまう。

へり下りすぎる必要はない、ということです。

いつも迅速で正確なお仕事ありがとう。
どんな時も電車を走らせていてくれてありがとう。

感謝感謝です。