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ハイパーインフレと先進国での飢餓と水不足

いま世界中で際限なくお金を刷りまくってるけど、やってくるよね、ハイパーインフレ。カルピスの原液を薄め続けるのと同じ原理で、お金も流通してる量が増えると価値が薄まるから。

もちろん、人々が与えられたお金を一気に使わなければハイパーインフレが起きない事は理解している。けどさ、それって理論上の話であって、人の心理を考慮に入れたらどう考えたって一気に使うから、発生するよね。

だってここ20年間、国と企業が人々に対してお金を使う様に散々促してきたから、今いきなり節約しろだなんて言われても誰もピンとこないと思うんだよね。間違いなくみんなストレスが溜まってるじゃん、コロナの影響で。これを解消する方法といったら浪費だよ。

んでここから東欧、中南米、アフリカ諸国が過去にハイパーインフレした様に、世界が続くんでしょ。肥大した負債を補填するために税金は爆上がり。食糧が高価になって買えなくなり、水道や電気やネットが止まり、配給制に切り替わる。

僕の妄想であったらいいなと思うけど、同じ様に考えている人は結構いるみたいだね。

ここで合わせてやばいのが食糧だけど、国連WFPによれば2020年の終わりまでに2億7千万人が飢餓に晒される見込みらしい。どこにそんな食糧あるんだよ。日本の2019年の食料自給率は38%だったけど、輸入先の国で食糧が足りない場合は、残りの62%は国に入らないよ。しかも38%あるからといって、平等に行き渡るわけではないから。当然権利を持つ側から競売にかけられて、少数にしか行き渡らないから。

そこでトドメを刺すのがCLOっていう、リーマンショックを引き起こしたサブプライムローンの法人向けの担保保証。しかもサブプライムローンより規模が大きいらしいんだよね。超不景気の中、CLO持ってる人たちはこれから一斉に沈むから、これまでに見たことのない規模の不況が降りかかるはずだよ。みんなの年金使ってこうやったものが買われているはずだから、相当やばい事になると思う。

でもまだ終わらない。今水不足なのはケープタウンだけでなくて、メキシコシティでも水道が止まっているらしいよ。国連によれば水不足のリスクを抱えている町は、東京やロンドンやNYCも含まれているから、これから一斉に数億人が水不足に晒されるよ。気候変動の影響で干ばつや日照りが1ヶ月以上続く確率が上がったみたいだし。

これらに対策してる国や自治体はいるのかな、と思って探してみたけど民間企業しかいないよね。googleのsidewalk labやトヨタのwoven cityやオランダのregenvillageくらいかな?オランダの堤防って確か最大2mまでだから、regenvillageは沈むんじゃないの?

サウジの王子はNeom作るとか言ってて、中国もスペインの建築事務所となんか作るとか言ってるけど、前者は石油の値段の暴落があって後者は長江の洪水で3兆円の経済損失出しているから、UAEのマスダールシティみたいに失敗しそうだね。