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今後の文明を支える技術

10年以上前から言われているけど、食糧危機を防ぐ手段として植物工場なるものを使用すべきだと僕は考えている。植物工場とは屋内で植物を育てる技術の事ね。最新の技術だと人工知能とドローンとロボットを導入して自動化をはかっている。自動水質調整から自動収穫まで行えるらしい。個人的な最近のお気に入りはフィンランドのiFarmとベルリンのinfarmという、名前が被っている二つのスタートアップだ。

infarmはうちの近所のスーパーに導入されていて、新鮮な野菜をスーパーの中で育てている。これがもっと規模が大きくなったら新鮮な野菜を至近距離で収穫することが可能となる。

でも、ぶっちゃけ植物工場で賄える人口は知れているので、零れ落ちていく分は助からないんだろうなと感じる。気候変動の影響で自然災害もかなり激しくなったし、被災といった形で機能停止しない工場でないと今後は無理だろう。

理想を言うのならば、NuScaleの小型原子炉モジュールと浄水場と居住区を合体させた、村未満の規模の共同体をオープンソースで作っていくのがベストだと僕は思う。村未満である理由は、数多くの計画都市が失敗してきたからだ。建築家オスカー・ニーマイヤーがデザインしたブラジリアは人口が増えたことによって町として機能していないらしいし、韓国のソンド(松島)も当初の予定では2020年に完成するはずだったが、人がいないってさ。UAEのマスダールシティは人類初のグリーンシティになる予定だったけど、今では人類初のゴーストタウン化したグリーンシティらしい。

NuScaleの技術はすごい。原発とはいってもサイズは一軒家と同じくらいで、事故っても自動安全停止をしてくれるんだってよ。さらにきれいな水を生成することができるみたいだから、水問題も解決できるんだって。電気と水が解決できるんだったら、結構便利な技術に感じる。

あと、今後の送電は無線送電がいいと思う。銅といった貴重な資源を節約できるし、電線を使った場合の電力ロスが大きいからだ。自分が最近注目している企業はNZのEMRODという企業で、NZ政府と協力して試験的に導入しているらしい。

MITが最近核融合発電技術を実用化へ向けられるようになったらしい。核融合発電も自己ったとしたって水と水素とヘリウムしか出てこないから安全。個人的に結構期待していた技術なので、今後が気になるな。