もうすぐ北京冬季五輪だぁ
2022年2月4日(金)から北京冬季オリンピックが始まります!
弊社も北京冬季五輪の仕事は本当に楽しみにしていて、ワクワクしています。中国は2月1日からの春節の時期とも重なり、何かとイベントの多い時期になりますね。とはいえ、現在オミクロンが中国でも流行していて、最近は北京でも感染者が出ていますので、北京冬季五輪の開催もかなり大変なものがあるのではないかと懸念しています。
今回はそんなオリンピックを少しでも盛り上げるべく、間近に迫った北京冬季五輪の主な会場をご紹介したいと思っています。
北京冬季五輪のエリアは大きく3つです。1つは北京市内、そして北京郊外の延慶。もう1つは河北省の張家口です。位置関係を見るとこんな感じ。
延慶は北京市内から北西に約75キロ、張家口は約180キロという距離感。北京からそれぞれのエリアまでは、高速鉄道(日本でいういわゆる新幹線)が時速350kmで走っていて、延慶までは30分たらず、張家口までは1時間たらずで到着します。
北京市内の会場
北京市内でも色々会場が設けられています。北京は、夏季と冬季のオリンピックを開催する最初の都市で、2008年の夏のオリンピックで使われていた施設が多く利用されています。今回のオリンピック用に新たに建設された会場はごく少数です。
・開会式、閉幕式が行われる国家体育場
ここは、2008年に行われた北京オリンピックでの印象も非常に強いですねよ。その形から鳥の巣と呼ばれています。
・アイスキューブになった国家水泳センター
カーリングが行われるのが、夏のオリンピックでは、その外観からウォーターキューブと言われていた国家水泳センター。今回は、夏の水泳から、冬のカーリングへと様変わり。この施設に関しては、今後も夏冬ごとにそれぞれのスポーツで使用されるようになるそうです。
・アイスホッケー競技の国家体育館と五棵松体育館
・スピードスケートが行われる国家速滑館
・ショートトラックとフィギュアスケートの首都体育館
・ビックエア首鋼
ここでは、フリースタイルスキー・ビッグエア、スノーボード・ビッグエアが行われます。かつての製鉄所の跡地に建設され、4基の工業用冷却塔を背景にしていて、なんとも不思議な感じがする会場となっています。
延慶の会場
北京郊外に位置する延慶。平均標高が500メートルで、夏は涼しく、冬が寒い場所です。かつては何もなかったところですが、北京オリンピックが決まり、中国国内でもウィンタースポーツが盛り上がってくる中で、観光地としても発展してきました。冬ここで行われるのが、アルペンスキー、ボブスレー、スケルトン、リュージュなどです。
・「雪遊龍」と呼ばれる国家スライディングセンター
ここでは、ボブスレー、リュージュ、スケルトンなどのそり競技が行われます。「雪遊龍」と呼ばれるのは、コースの形にちなんだものです。会場は角度、傾斜の異なる16のカーブを有し、見下ろすとあたかも尾根の上を昇りあがる龍のように見えます。
・国家アルペンスキーセンター
張家口の会場
河北省の張家口では、フリースタイル、クロスカントリー、ジャンプ、ノルディックコンバインドを含むスキーとスノーボード競技のほとんどと、バイアスロンが行われます。
・国家バイアスロンセンター
・国家スキージャンプセンター
・国家クロスカントリーセンター
・雲頂スノーパーク
※上記写真に関しては、百度百科、新華社などネットからの引用をしています。
コロナ禍のオリンピックはどうなるのか?
今回の五輪に関しては、コロナの折、選手や関係者、報道陣は、一般の方と接触しないように、決められたエリアしか移動できないバブル方式が取られています。会場、宿泊のホテル、選手村、メディアセンターなどから移動する際には、専用のシャトルバスやタクシー、専用の新幹線などの移動となり、東京五輪以上にかなり厳しい行動制限がとられています。
バブル内でコロナ感染者が出たら、どうなってしまうのか、本当に心配ですが、選手たちも何事もなくパフォーマンスが披露し、報道関係者の方々も日本に熱戦が届けられ、何かと重苦しい社会に明るい光がもたらしてくれたらいいなぁと思っています。日本、頑張れ!世界、頑張れ!(フライメディア・ヨシダ)
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