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SEOライティングとコンテンツSEOのちがいとは?【捉え方と概念】

みなさんはSEOライティングとコンテンツSEOのちがいはご存知でしょうか。

WEBマーケティングの勉強をしている人やくわしい人は知っていると思いますが、私を代表とするSEOライティングのことしか知らない人は、
「どうちがうんだ?」と疑問に思うのではないでしょうか。

今回記事を書くにあたり、さまざまな説明記事を読みましたが、
「似ているようでちがっている、しかし取るべき施策はほぼ同じ」といった印象を持ちました。

ではこれから、SEOライティングとコンテンツSEOの
「どこが同じで、どこがちがうのか?」
「メリット、デメリットもちがうのか?」
について書いていきたいと思います。


SEOライティングとコンテンツSEOのちがいとは?

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最初に「SEOライティング」と「コンテンツSEO」がそれぞれどんなものかを見ておきましょう。

それから両者を比較してちがいを説明します。

①SEOライティングとは?

SEOライティングとはgoogleから高い評価を得るためのライティングテクニックのことです。

googleから高い評価を受ければ検索画面で上位に表示されるため、コンテンツを見てもらう回数も多くなります。

そのため、コンテンツを使った集客に欠かせないSEOライティングのスキルは、WEBライターに必須であると言えます。

SEOライティングのテクニックには
「タイトルや見出しにキーワードを入れる」
「h1タグやh2タグを使う」
などがありますが、一番重要なことは検索ユーザーの知りたい情報を提供し、かつユーザー自身が気づいていない悩みまで解決できる文章を書くことです。

SEOライティングとは質のいいコンテンツを作り、可能な限りのSEO対策を施すことで、積極的にgoogleの高評価を勝ち取りにいくテクニックであると言えます。


②コンテンツSEOとは?

コンテンツSEOはコンテンツマーケティングの一手法のことです。

コンテンツマーケティングとは、質のいいコンテンツを作り、SEOやSNS、メルマガ、広告などを使って多くのユーザーに自分のコンテンツに触れてもらう機会を作るための手段です。

コンテンツSEOとはコンテンツマーケティングのSEOの部分を担当します。

検索上位に入るためのテクニックは、SEOライティングと同じと考えていいでしょう。

しかし、コンテンツSEOは積極的に検索上位を目指すのではなく、
「質のいいコンテンツを提供することで自然に検索上位に入ることを目指す」
ことなので、微妙にSEOライティングとは考え方が異なり、あくまでもコンテンツの質を第一に考える概念です。


③SEOライティングとコンテンツSEOのちがいとは?

SEOライティングとコンテンツSEOのちがいは何かと言うと、「目的を達成するための考え方がちがう」と言えます。

このちがいを説明する前にまず共通点を見てみましょう。

SEOライティングとコンテンツSEOの共通する部分は以下のとおりです。
・コンテンツの品質が重要(ターゲットの求める情報の提供)
・SEO対策は可能な限り行う
・上位表示を目指す
・集客が目的

ほとんど同じと言ってもおかしくないほどの共通点があります。

ではどこにちがいがあるかと言うと、
「SEOライティング」
検索上位に入ることが主目的であり、そのための方法である。
捉え方としては、あくまでも執筆する記事を上位表示させるという狭い視点での作業。   

「コンテンツSEO」
ユーザーに質の高いコンテンツを提供することが主目的であり、その結果として検索上位に入ることを目指すための概念。
カスタマージャーニーと呼ばれる「認知→興味→検索・検討→成約」といった全体を俯瞰的に見ながらの作業になるため、視野が広い。
認知のコンテンツ、興味のコンテンツという具合にユーザーの心理ステップに合わせたコンテンツを用意し、成約に導くイメージ。


上記のように言えると思います。

SEOライティングとコンテンツSEOは重点を置いている部分がちがうだけで、目的も方法もほぼ同じです。
そのうえ、googleはユーザーの利便性を第一に考えているので、今後、ますます上位表示の条件としてのコンテンツの質の高さが求められるようになるでしょう。
両者ともに、一番求められているのはコンテンツの質なわけですから、これからは「コンテンツSEO=SEOライティング」となり、ちがいはなくなっていくと予想されます。


SEOに強いコンテンツを作るときのメリットとデメリット

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先ほど「コンテンツSEO=SEOライティング」になっていくかもしれないと書きました。

その根拠には、両者のメリットとデメリットも、共通する部分が多いという事実があります。

メリットは以下のとおりです。
・コンテンツを削除したり、内容が劣化しない限り集客に貢献してくれる
・コンテンツがユーザーの役に立つ内容なので、SNSで拡散しやすい
・一度作って公開すれば、その後の維持費がほぼかからない

デメリットは以下のとおりです。
・即効性に乏しく、上位表示まで時間がかかる
・質のいいコンテンツを作るには時間と労力が必要

つまり、一度作ってしまえば資産となり使いまわしのいいものですが、作るには時間と労力が必要で結果はすぐに出ないという共通点があります。

メリットとデメリットもこれだけ共通点がある以上、SEOライティングとコンテンツSEOはイコールになると言えるのではないでしょうか。 


まとめ

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「SEOライティングとコンテンツSEOは、言葉が似ているけど何がちがうのか?」という疑問からこの記事を書いてみましたが、調べれば調べるほど共通点が多く、結果として、
・重点を置いている部分
・作業においての視野の広さ

という2点にちがいがあるという結論にいたりました。

全体的な捉え方としては
「コンテンツマーケティングの中にコンテンツSEOがあり、コンテンツSEOの中にSEOライティングがある」と言えると思います。






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