見出し画像

痛みを測る定規 Vol.1

何て物があったらいいのにと思いますが...
何せ痛みは客観性に欠けあくまでも主観的なものになってしまいます。
でも、医療の現場には痛みを測る定規があるようで...

医療の現場には痛みを測るものがある!?

はい。それは確かに存在します。
それは大きく2つに別れます、主観的な痛みと客観的な痛みの定規です。

主観的な痛みの定規って?

代表的な疼痛スケールは下の通りです。
NRS (Neumeric Rating Scale):「痛みなし」を最小の0で表し、「考えられるなかで最悪の痛み」を最大の10として、0~10の11段階のどの痛みかを示す。


VAS (Visual Analog Scale):「痛みなし」と、「考えられるなかで最悪の痛み」を両端とする直線上で、自分の痛みがどの辺にあるかを示すものです。それが100mmの定規のいくつに当たるかを数値化する。


FPS (Faces Pain Scale)痛みの程度を表す顔のイラストが6段階あり、どの表情が自分の痛みにもっとも近いかを患者が示すもの。こどもや高齢者によく使われる。


PHPS (Prince Henr Pain Scale)咳や深呼吸などの行動面を含めた痛みの評価であり、0~4の5段階であり、患者さんへの問診で評価する。

引用;看護roo! 痛みの評価スケール
https://www.kango-roo.com/learning/5589/

ちなみに...

ちなみに私は普段VASを使っています。
毎朝4時のバイタルの時に一緒にVASの測定をします。
私の場合痛みが落ち着いている時が50~65位で、痛みが酷い最近は75~88位で時々90台を叩き出してしまうことがあります。

私とあなたの痛みはイコール?

例えば私umakoさんと生理痛が酷いあなたがVASを用いて測定したとき、おなじ「80」だったとします。

さて、私とあなたは本当に同じ痛みなのでしょうか?

病気のumakoさんの「80」と、酷い生理痛で「80」は”盛り過ぎ”と思う人もいるかもしれません。

これは私個人の考え方なので、一般的な考えととらえないでいただきたいのですが...
私はその痛みが生理痛であろうと、擦りむいた傷の痛みであろうと、あなたがVASを見てそれが「80」なのであれば、

「私と同じ様に痛みでツラいんだろうなと」

と苦しみや酷さも同じだと思うのです。
別に私は、聖人を気取っているわけではありません。

ただ、あなたが「80位痛いんだよ」というのであれば、それは私の「80」と同じくらいあなたもしんどくて、ツラい、耐えがたい痛みと闘っているのね、と一緒に恨み節を言える、ある意味で友だと思えるのです。

時々、
「私も腰を痛めちゃってね。でもumakoさんに比べれば私なんて微々たる痛みよね」
などと言ってくれる人がいますが、私は必ず
「それは違うよ」
と相手に伝えようとしています。
だって、腰が痛くて夜眠れないのであれば、私と一緒じゃないですか!!

痛いものは誰だって等しく痛いのだ!!

つたない記事ですが、サポートしていただくと俄然やる気が出ます!!🙂🎶 私の"やる気スイッチ"も入りますので、あなたの心に響いたらぜひよろしくお願いします。