67歳の日常:そういえば、2年前に退職したんだよね、オレ 最終編
こんばんは。
初めましての方も、2回めの方も、もっとの方も、ありがとうございます。
ちなみに、写真の男性は私ではありません(。・ω・。)
昨日に引き続き「定年退職」と「再就職」についての話を書いてみようと思います。
そうなんです。2年前に退職したんです。わたし。
保険のつもりではなかったけれど
退職してから2ヶ月あまり、求職活動をすれども先方からはつれない返事の数々で、大いにあせりまくっていた2年前の7月半ばのこと。
5月に退職する前に打診されていた誘いに乗ろうかどうしようか、、、
いざとなったら、お世話になるかも、、、なんてフリは入れてあったけれど、わたし自身は、保険にしておこう、なんてことは夢にも思ってませんでしたからねぇ。
結構逡巡しましたね。正直なところ。
理由はいろいろあるけれど、一つは、前職の会社がお得意先であること。
そう、下請けなのですよ(^^ゞ
今までの同僚がお得意先さまになるんだよなぁ、、、ちょっとなぁ、、、
なんて(^^ゞ ちっさい話です。
意を決して、コンタクトを取って、常務さん(実はこの人も前職の会社の人)と会ってお話ししました。
先方としては、Welcome! というより、来るのを待ってたみたい。
契約形態としては、準委任契約で顧問扱いでどうかということで。
9時5時で平日週5日会社に行くことになったから、顧問と言ってもほぼ社員並みの勤務体系ですね。
顧問料は決して多くはないけれど、贅沢は言っていられないと思ってお世話になることにしました。
そして、2年前の9月1日から、現在もお世話になっているE社に通うようになったのでありました( ̄^ ̄)ゞ
ここまでの区切りでの結論。
再就職の大変さを身をもって知りました。
2年前に思ったことですが、
60から65歳までの再雇用の5年間の意味合いがとっても大事だったんだと思いました。
極端に言うと、無駄な5年間を過ごしてしまったと言えるのではないかと。
65歳になるまでに、それからの仕事に直結する知識をもっともっと学習しておくべきでした。
ここまで読んで頂いた方で、
自分のスキルに自信があって、今と違う土俵に再チャレンジしようと思われる方は、定年になる前にさっさと飛び立ってしまうことも、
それから先のステージに進むための選択肢の一つかもしれませんね。
ここからが投稿の本題(^◇^;)
一連の投稿の最初の部分に、書き始めた理由をサラッと書いてあったのですが、実はここからが本題(?)なのです。
2年前に入社してから私が求められた仕事は、
顧問といいながら、基本的には従業員の1人としてミッションが与えられたのです。
まぁ、世の中のどこにでもある中小企業で、少人数で経理から仕入から販売からなんでもやってる事務所のイメージですよ。
早い話が、いろんな事をやらなければならないんです。
で、重要なミッションは
去年の春頃に稼働を目指していた、前職の”T社”宛の請求明細データ提供の仕組みの導入でした。
80社前後の仕入先からの請求書をまとめて、”T社”に請求書を作成していましたが、請求する項目一件一件の明細をデータで提供出来るようにする。
それによって、電子的に分析が可能になるわけで、今までないのがおかしいくらいだったものです。
もちろん、”T社”としても要求はしていたんですよね。
でも、”E社”には人材がいなくて、過去十数年に渡って実現していなかったんです。ほんと、人材不足の会社なので(^^ゞ
ところが、”T社”では、3年前に株主構成が変わって、親会社から月次決算の早期化の要求が厳しくなってきて、否応なくやらなければならなくなったといういきさつがあったのです。
だから、システムを稼働させるためには私に来てもらわなければならなかった、、、というのが実際のところだったのです。
とにかくミッションをコンプリートするために、私はそれから仕事に励みましたよ。
ところがどっこい、これがなかなか骨の折れる仕事だったんですよね、、、
通常のシステムならば、
投入するデータは、あらかじめこちらが決めらたフォーマットに、項目毎に決められた属性、区分をきっちりと入れ込んだクリーンなデータを送信することを求めるんですが、このシステムは、、、
仕入先から送られてくるデータがまぁ、なんというかデタラメのバラバラのフォーマット。
そうなんです。仕入先毎に提供出来るデータ形式が統一出来ていなかったんです。これ、私が入る前に決まってたことで(^◇^;)
つまり、送ってくる会社毎のデータを、キレイな形にしてシステムに投入することが求められたんです。こっちの手間で。
そのためには、雛形となるMicrosoft Excel に、データを編集するWorkBookを80種類用意しなければなりませんでした。トホホ、、、orz
でも、がむしゃらにやりましたよ!\(^_^)/
こんなに長い時間Excelを作ったのはいつ以来だろう?ってくらい。
それに、計算式も使いまくりでシステム作っちゃった感じ。
こんなこと、定年退職したじいさんによくやらせるよね。
去年の1月までに、よくやった、オレ。って、褒めてやるよ。自画自賛。
Finaly "T社"側の受入が手間取ってしまったから、CutOverは去年の今頃になったけどね。
それ以外にもちょこまかとシステムを作成し
請求明細データシステム稼働準備の最中にも、別の仕事もやってました。
それがまた、別の流れの、請求処理システム。
これは100くらいの相手先への請求書を集計しながら印刷するしくみで、Excelのマクロをゴリゴリ書いて作ったんですよね。
小さいながらも、プログラムを書いたのは本当に久し振りのことでした。
平成2年頃が最後かな。
軽く、35年ぶり?(^◇^;)
やるじゃん!オレ! って褒めてやってます(^^ゞ 自画自賛。二度目。
でも、ここでハタと思ったわけで
事務処理の合理化の役に立ちたいと純粋に思って、相談されるといろいろやってきてます。2年間。
ただ先日、会社内部でちょっとした問題があって、人の問題で私に仕事の責任が増やされそうになってきていて、、、
はて?
2年前に普通の会社を定年退職してるんですよね、わたし。
そんなじいさんに責任増やすようなして良いんですかぁ~?
なんて、思ったわけです。
ただいま、齢67歳4ヶ月になりました。
今は普通に仕事してるけど、急にできなくなるかもしれない。
いろんな不可抗力も含めてね。
なにせ、体脂肪1%だし(^◇^;)
2年前は、退職の日に向かって仕事をフェードアウトしていった私が、
今、結構頭使って、システマチックなことをやってて、1人情シスやってることの危うさ、をあらためて考えちゃっているんです。
これが、この一連の投稿を書き始めたきっかけでした。
結論はまだでていません。
私がやらなくちゃならないことは、属人的な仕事を排除していって、仕事を楽にして、でもいなくちゃ困るような、つかず離れずの関係で仕事を続けていけるような体制を作ることなんだと思ってます。
結論のない、とめどないことを、長々と書いてしまいました。すみません。
みなさんの貴重なお時間を頂戴したこと、お許し下さい<(_ _)>
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