真の成功者は、人格者なり

「人格者たれ」

これは、酸いも甘いも経験した

女性起業家に言われた言葉です。

そもそも、成功者とは

どういう人のことを言うのか。

これには、それはそれは

あまたの考え方や解釈がありますが

私達の生きる、生きてきた

この資本主義社会においては

こと、お金や地位で判断されることが

多かったと思います。

そこで、今回の記事でも

お金をたくさん持っている人

高い地位を持っている人

を成功者と位置付けて

話を進めていきたいと思います。

冒頭にも述べた

「人格者たれ」という言葉は

私が２０代前半の頃

たくさんお金を稼ぎたい！

より良いポジションを獲得したい！

と躍起になっていた頃に

諭すように言われた言葉です。

「私も沢山の経営者を見てきたよ。

彼らはお金も地位も、持っていた。

それこそ、多くの人に

羨ましがられるくらいに。

だから、彼らは周りの人たちに

いわゆる成功者だと

言われていたけれど

その中でも

人格者と呼べる人は

ほんの一握りだったんだよね。

これが、どういうことだかわかるかな？

いわゆる、成功者になるということは

実は、そんなに難しくないと言うことだよ。

それよりも何倍も、はるかに難しいのが

人格者になるということなんだよ。

人格者になるには

一生をかけて鍛錬を積まなければいけない。

徳を積み重ねていかなければならない。

どんなに体が疲れていても

どんなに心が疲れていても

人格者は、目の前のことをおろそかにしない。

いつも丁寧に生きているんだよ。

コツコツと、積み上げていく。

目の前の物事、人を大切にする。

打ち上げ花火を上げるわけじゃないから

目立たないし、評価もされづらい。

でも、そういう人が

真の成功者だと思うんだよ。

何故かと言うと

人格者は、いわゆる

大樹のような存在になれるんだよね。

年月を経るごとに

年を取るごとに

沢山の人に愛され

沢山の人を助けられ

沢山の人に感謝される。

その命尽きる頃には

沢山の人に惜しまれる。

沢山の人の心に残る。

これは、いくらお金があっても

いくら地位が高くても

それだけでは得られないことなんだ。

人の幸せは

物質だけでは成り立たないよね。

精神の充実があって

初めて、幸せだと感じるよね。

お金があると

大きな家に住めるから

たくさん旅行に行けるから

好きなモノを身に付けられるから

心＝精神が満たされて

幸せを感じられるんだね。

だからね

お金や地位の

物質面だけを持つ成功者ではなく

幸せや愛も沢山持っている

人格者を目指すのがいいと思うんだよ。

それは

長い道になるだろうけど

それが幸せを感じられる人生の

道だと思うんだよね。」