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首里城再建にGACKTが寄付!収入源の秘密とは

こんにちは、hanaです。
先月末の首里城の火災、沖縄県民でない人も含めてショックを受けた方が多かったのではないでしょうか?
私の友人の中にも、沖縄出身でこのニュースに大きなショックを受け、
都内にいながらできることとして、チャリティイベントを開催した女性がいます。具体的にアクションを起こせるって素敵ですね。

その数日後、首里城再建に向けて、GACKTがグッズ販売の売上金を寄付されると発表したニュースも目にしました。
そこで知ったのは、「GACKTって沖縄出身だったんだ!」ということ。
自身の出身地であり、出演したドラマの舞台ともなっていた首里城への思い入れもあって寄付を決めたようです。

思えば、私はGACKTについて、ミステリアスな印象のみ持っており、これまで多くを知ろうとしたことがなかったことに気づきました。

一体、GACKTってどんな人なんだろう?
芸能人の中でも、群を抜いてお金持ちのイメージがあるけれど、一体そのお金はどこから入ってきてるんだろう?
考えてみれば、知らないことだらけです。

今日は、この機会にGACKTについて気になったことを掘り下げて書いてみたいと思います。

GACKT とは

◆ 大まかなプロフィール

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(出典:https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1023836.html

1973年生まれ、沖縄出身。
なんと、英語、中国語、韓国語、フランス語が話せるそうです。
アクション(日本刀、テコンドー、空手、アクロバット等)を得意とし、
Drive、スノーボード、乗馬が趣味とのこと。
(参照:GACKTオフィシャルブログ

その素晴らしい肉体美を維持するために、
大好きなお米を一切食べない、1日1食を継続、自主トレーニングなど
ストイックに自己管理されていることは、有名な話かもしれません。

また、7年ほど前からマレーシア・クアラルンプールに移住し、
敷地面積1700平米で、25mプール5個分ほどの広さを誇る豪邸に住んでいます。
高級品と安物を見分けるバラエティー番組『芸能人格付けチェック!』(テレビ朝日系)でも個人58連勝を記録しているようですが、やはり圧倒的なセレブ感があります。

『人の背中を押す事』こそ自分の使命と考え、無料の卒業式ライブ他、慈善活動にも力を入れています。

◆ ミュージシャンとしてのGACKT
ビジュアル系バンド・MALICE MIZERの2代目ボーカリストとしての活動を経て、1999年にソロデビューし、今年で20周年を迎えています。

これまでに世に出したCDシングルは48枚、アルバムは19枚。
男性ソロアーティストシングルTOP10獲得数は歴代1位を保持しています。

その個性的なパフォーマンスにコアな根強いファンがつき、日本のみならず、ヨーロッパ、アジア全域、アメリカなど、世界中で活動を続けています。

ネットで色々検索すると、日本では、「代表曲がそんなにない」という声もあるようですが、20年も多くのファンを魅了しながらアーティスト活動を続けられているだけでも、本当にすごいことだなと思います。

ちなみに、私が思うGACKTの代表曲は、
資生堂のCMソングでもあった、こちらです。

「ANOTHER WORLD」-2001年リリース-


◆ 投資家、実業家としてのGACKT 

GACKTは、CD不況の波を30歳の頃にとらえ、「今後音楽だけでは食べていけなくなるだろう」と先読みして、投資家、実業家としての道も歩み始めました。

飲食、カラオケの経営などを経て、現在は移住先のマレーシアで富裕層向けの高級マンション販売などを行う会社を営んでいるようです。

前述の音楽活動や、過去にリリースした楽曲から入ってくるであろう印税などに加えて、会社の経営も成功をおさめているとなると、GACKTの収入が莫大な額になることにも合点がいきます。

しかし、とは言っても、世間から「収入源が謎」どころか、中には「怪しい」と表現されているのは、なぜなのでしょうか?

私が考える理由は、この2つです。
・GACKTが全体的にミステリアスな雰囲気を醸し出している
・会社経営の詳細はあまりメディアでも取り上げられていないため、なぜうまくいっているのかがあまり見えないから(勝手に悪いことでお金稼ぎをしているのでは?など推測されやすい)

「GACKTの勝ち方」を読んで明らかになったこと

GACKTのミステリアスなヴェールを剥がすためにも、
もっと掘り下げた情報が欲しい!と思っていたところに、
GACKTの(ファンと言うよりは)考え方を全面的にリスペクトしている友人が近くにいることを思い出しました。

友人に尋ねてみると、
「GACKTのことを知りたいなら、この本を読んだらいい」と勧められたのが、最近話題になっていたこの一冊です。

「GACKTの勝ち方」


この本は、GACKT初めてのビジネス本で、2019年8月に発売されたばかりです。

せっかくなので、早速読んでみたところ、
私にとっては衝撃の連続でした。

シンプルに要約すると、
「GACKTの収入源の秘密は何なのか?!」
→「GACKTは人生全てをマネタイズしている
となるのですが、この字面を読んでも「?!」となる方は多いでしょう。

私が読み取ったのは、GACKTは
特定の職業もしくは事業を手掛けて収入を得ることではなく、
「GACKT」という存在そのものの価値を極限まで高めることで
どんな職業もしくは事業を手掛けてもお金になるように努力してきた
、ということです。

その努力の片鱗が見えるエピソードとして、驚愕したのが、
GACKTが20歳で上京してきた頃のことです。

音楽をやるために上京してきたのに、音楽活動を続けるためのお金がない。
直面して水商売など、確実にお金が稼げる道に行く方法も考えたものの、貧乏生活をしながら夢を追いかける姿は、GACKTのイメージするGACKTではなかったようです。
覚悟を決めて出した結論は、「GACKTの活動を本気で応援してくれるサポーターを50人作ろう」というもの。

3ヶ月で2000人以上の女性に声をかけ、結果本当に50人ほどの、言わばパトロンとなる女性を集めてしまったというのですから、驚きです。

このエピソードからも分かることは、
GACKTは、無茶だと思うようなことも、彼なりの強烈な美学をもとに決断し、実行してしまう有言実行の力があることです。

そして、GACKTという存在に対して、本人が一番リスペクトを持って常に上を目指していることが、本書を通じてよくわかりました。

「GACKTが一番GACKTをナメていない」
「GACKTやるって、マジで大変だけど。覚悟ある?」
(本書より引用)

上記は、GACKTがGACKTであるために、
ものすごい覚悟を決めていることが伝わって背筋がすっと伸びた、本書からの一節です。

稼ぐという、覚悟

今回、首里城再建のためにグッズの売上を寄付するというGACKTの発表をきっかけに色々調べてみましたが、
GACKTについて初めて知ることがたくさんありました。

メディアの報道のみでは伝わってこなかった、セレブで優雅な暮らしをしているGACKTの裏側には、ものすごい覚悟と努力が積み重なっていることを感じました。

稼ぐということは、ものすごい覚悟がいることなんだろうなと感じましたし、圧倒的な富を得る人には、必ずそれに見合うだけの原因があるようにも感じました。

まずは、私自身ができることとして、
微々たるお金を差し出して首里城火災や世の中の問題に対して寄付をする、などアクションをとることも悪くはありません。

ただ、そんな表面的なことだけではなく、
GACKTがGACKTであるように、「私はこういう人間である」という明確な理想像に従って、日々全力で生きられるような自分でありたいと思いました。



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