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新卒1年目がPdMという仕事に対して思うこと

はじめまして!
株式会社マイベストに今年新卒で入社した22卒の宮川です!

現在、マーケティング部に所属しており、マネタイズやPdM(Webディレクター)としてプロダクトの改善を担当しています。

株式会社マイベストに2022年新卒入社。大学では、経済学やマーケティング、消費者心理学などを専攻。小中高とバスケットボール部に所属しており、大学でもバスケに関わりたいという思いから、大学バスケのメディアで動画制作・SNS運用などの長期インターンをしていました。

いきなりですが、少し前にmybestの制作・運営ポリシーページをリニューアルしました!

たくさんの方々のお力添えのおかげで、無事リリースすることができました!まだご覧になっていない方はぜひ覗いてみてください!
制作・運営ポリシーはこちら

今回は開発部のアドベントカレンダーということで、右も左もわからない22卒の新入社員が、PdMとして仕事を進めていく上で感じたこと、またPdMという仕事に対して思うことをお伝えしていければなと思います!


PdMになりたての半年前の私へ

配属当初、Webの知識が全くなかった私は「要件定義って何?」「UI/UXって?」「PVとCVってなにが違うの?」というところからスタートしました。

配属されて3日後に、「制作ポリシーページのリニューアルをするから競合がどんなページにしているか調査して」と上長に依頼されました。この「制作ポリシーページのリニューアル」が初めてのPdMとしての仕事でした。

そこから約4ヶ月かけて現在のページが完成するわけですが、実際はもっとスピード感を持って進められただろうな、と今になって考えたりします。

細かいフローは割愛しますが、特に印象に残っている・後悔が残っていることから、過去の自分にアドバイスしたいと思います。

1. 自分の中の「こうしたい」をはっきり持って

「リニューアルをする」といっても、内容をリッチにするのか、デザインを一新するのか、どの方向で進んでいけば良いのかさっぱりわかりませんでした。会社にとって何が正解か、どうしたら上長のOKがもらえるか、そればかりが頭の中を占めていたのを覚えています。

弊社CEOや上長、デザイナー・エンジニアの仲介役のような立場にいた私は「自分がどうしたいか」を考えることもせず、自分のイメージする完成図が曖昧なまま走っていました。

今だからわかりますが、人は自分の中で腹落ちしていることに向き合っている時間の方がより良いパフォーマンスが出せると思います。その腹落ちを得るためには納得するまで主体性を持って動く・考えることが必要です。

もちろん会社としてどうあるべきか、何を求められているかは考える必要がありますが、ディレクターとして自分がどうしたいかは、今後どんな場面でも求められるでしょう。

制作ポリシーというページを自分がどう作りたいか、どんなことをユーザーに伝えたいか、を最初に考えられたらよかったなあと思います。

2. スケジュール管理とタスク分解は常に意識して

さて、紆余曲折ありながらも要件が定まっていきました。
ページの内容が決まっても私一人で作れるわけがないので、ここからはデザイナーさんとエンジニアさんのリソースをいただくことになります。

「さあ一緒に動き始めるぞ」という時に、私はガントチャートのスケジュール表を作成しました。しかし、ちょっと進んでからいざ蓋を開けてみるとビハインドしているタスクばかり。

粗い粒度で、かつリソース的にも厳しいスケジュールを立ててしまっていたためでした。今見ると恥ずかしいほど杜撰なスケジューリングです。

もともと行き当たりばったりな性格で、スケジューリングやタスク分解が苦手なことはうっすら分かっていたのですが、この事態に直面した時に「これはやばい、一生ビハインドする」と思いました。

結論から言うと、私に足りないのは、①作業に必要な時間を適切に見積もること、②作業時間にバッファを持つことでした。
(↑憧れの上長のアドバイスです。)

それに気付いてからは、30分以上かかりそうなタスクは分解してから取り掛かるように意識しています。
タスク分解をすることで、今まで見えていなかったタスクが見えたり、別の効率の良いやり方を思いついたりするようになりました。
(それでも切羽詰まっている時に「今日中にやります!」と脳死で返してしまう癖はまだ治っていませんが、、)

  • タスクに対しての正確な工数の算出

  • バッファを取ったスケジューリング

時を戻せるのであれば「この2つを意識してスケジュールを作りなさい」とあの頃の私に囁いてあげたいです。

PdMは難しくて楽しい

制作ポリシーのリニューアルをはじめとする様々な業務を進め、忙しない日々を過ごしながらもPdMという仕事を楽しいと感じています。

もちろん仕事をする中では辛いことや、自分が役立たずだと痛感すること、「足を引っ張っているだけでは?」と、ネガティブになることの方がほとんどです。

でもそういう感情も含めて、やっぱり楽しい仕事だなと感じています。
今回noteを書くことになり、改めてこの"楽しい"の感情がどこからきているのか考えてみました。

1.全体に関われる

PdMはヒアリングから始まり、提案、進行管理、公開、そして公開後の運用まですべてに関わることができます。

課題を聞き出し、提案に落とし込み、制作フェーズに入り公開、テスト運用し、結果に対しどう改善していくのか?のすべてのフェーズに関わることができる役割です。もちろん全フェーズにおいて今の私に出来ることと言ったらほんの少しです。しかし、こんなにも自分の知らない・出来ないことがあることが悔しくもあり、楽しくもあります。

2.たくさんの人と関われる

私は人と関わることが好きです。一人で黙々と仕事をしているより、大勢で何かを成し遂げたい派の人間です。

また、さまざまな考え方や個性がある中で、他人から学べることはたくさんあります。多方面とコミュニケーションを取ることを苦に感じる人もいると思いますが、私にとってコミュニケーションは、日々学びを得られる良い機会です。

関わる人が多いPdMは、視野も広がり、知識も増え、こんな風になりたい!と感じる人にも出会うことができ、日々刺激でいっぱいな恵まれた環境だと思っています。

最後に

私は就活生の頃、「社会人になって何をしたいか」という問いに散々悩んできました。今になって思うのは、与えられた役割をどう楽しむか、だと思います。私はたまたまPdMとしての道に進みましたが、選択していた道がどこであれ、それは変わらないのかなあと、偉そうなことを言ってみます。

まだまだ新米PdMですが、これを読んでいる就活生の背中を押せたら嬉しい限りです。現在就活中の方向けのページも貼っておくので、気が向いたらぜひ読んでみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました!


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