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越境体験を楽しむために。

「アイデアとは既存の要素の新しい組み合わせ以外の何ものでもない」

これは『アイデアのつくり方』という著書で提示されたアイデアの定義だそうです。私はこれを聞いたときスッと肩の力が抜けた感じがしました。この言葉を聞くまではどこか無理をしていたり、常に逆を行こう逆を行こうと変なモノの見方をしていたように思います。

斬新なアイデアじゃなくてもいいんだ!
世の中にある面白いアイデアも分解すると既存のアイデアが基になっていることに気がつきました。

アイデア出しや企画と考えるとついつい力が入っちゃいますが、考える型を知ると行き詰まることが減ります。『考具』は分かりやすくとてもよい本でした。

私の本業は働く人のキャリア支援ですが、キャリアの世界でも「越境体験」とか「快適空間から抜け出そう」といった言葉がよく聞かれるようになってきました。

ビジネス環境があっという間に変わってしまう世の中になり、その会社だけで通用する仕事のやり方や、ある職業だけに通用する常識のようなものにとらわれていては変化に対応できないという理由から、今の枠や常識から飛び出そうと言っているわけです。

もちろんそういった必要性にかられて越境体験をする人もいるでしょう。ただ、アウェーな環境というのは寂しく辛いもの。もっと楽しんで越境をしたいものです。
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私は越境体験を楽しむヒントは「異なる世界の探求」ではないかと考えています。**

「SWITCHインタビュー 達人達(たち)」というNHKEテレの番組があります。

全く異なる分野のエキスパート2人が、対話によってお互いの世界を探求していくという内容です。

世界一高い山に登ったプロの登山家が、最も低い場所まで潜るダイバーと対談をする。

世界の秘境を旅する探検家が過酷な荒業で修行をした僧侶と対談をする。

テクノロジーを駆使したプロジェクションマッピングのアーティストが日本庭園のデザインをする禅僧と対談をする。

全く異なる分野を極めてきた人同士ですが、お互いの世界を探求するとどこかで繋がるポイントがある。それは「目的」であったり「心の持ちよう」であったり、目には見えない精神的なものです。そしてお互いに自領域で活用できる「宝もの」を得て対談が終わります。

いま、私は趣味の世界を探求しています。
趣味の世界にハマっている様々な世界の趣味人の方々と繋がって、その趣味の魅力やその人自身の魅力を肌で感じたいと考えています。そしていつか「SWITCHインタビュー 達人達(たち)」のような、異なる趣味の世界をもった方たちを繋ぐような活動をしてみたい。

ある趣味の世界で感じてきた景色や感情が、全く別の世界で「宝もの」に変わるかもしれません。そんなことを考えるとワクワクしてきます。

越境体験を楽しむ。
その第一歩は「異なる世界の探求」にあるような気がしています。

#エッセイ #コラム #ビジネス #キャリア #趣味 #SWITCH #探求

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キャリア支援×学び場作り×余暇の研究 学びを楽しみ、余暇を楽しむ