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朝のタンパク質

こんにちは、柿平です。

あっという間に9月に入りましたね。

夏の疲れもあってか、最近は寝ても寝ても眠い日が続いています。

朝起きても動く気がしない…食欲もわかない…そういう時は、朝食を抜くのではなく、しっかり食べて、タンパク質を取るように心がけています。

普通に食事をしていると、時間のない朝ではあまり摂ることができずに、ゆっくり食べることができる夕食でしっかり摂ろう…となる傾向が多いのではないでしょうか?

実は、朝にタンパク質を摂ることで、身体に嬉しいことがあります。

肉や魚、卵、乳製品、大豆製品といったタンパク質源が豊富な食材にはトリプトファンというアミノ酸が入っています。

このトリプトファンは、体内でセロトニンやメラトニンに変換され、体内時計を調整したり、ストレスを和らげるなどの働きがあるといわれています。

トリプトファンを食べる習慣をつけることで体内時計がきっちり調節され、目覚めの良い朝をサポートしてくれる働きがあります。

タンパク質は日常生活や最低限の筋力を維持するためにも必須です。不足すると、自分の筋肉内のタンパク質を使うようになるので、仮に運動していても筋力はどんどん弱ってしまいます。

 1日に必要なタンパク質の摂取量

成人に必要なタンパク質量は1日あたり「体重1kgにつき1g」といわれていて、体重60kgの人なら1日に約60gのタンパク質を摂るのが理想といわれています。さらに運動をしている方ならば、これの1.2~1.5倍を目指した方がよいといいます。

卵1個に含まれるタンパク質が約6~7gで1日の1割くらいと考えると、必要量を摂るのはなかなか大変です。1日をスタートするときにタンパク質貯金がゼロだと、動くたびに体の筋肉内のタンパク質が使われていくということになってしまいます。

朝に食が進まないときは、「まずは卵1個!」を目標にタンパク質摂取に取り組むのがいいかと思いますが、毎日卵ばっかり…では飽きてしまいますよね。でも、 卵のほかにもタンパク質が含まれた食材はたくさんあります!

豆腐や納豆などの大豆製品、鮭やしらす、干物などの魚類、かまぼこ・ちくわなどの魚加工品、ベーコン・ハム・ウィンナーなどの肉加工品、牛乳やヨーグルト、チーズなどの乳製品。そのほか米、パン(小麦粉)、そば粉などの穀類にもタンパク質は含まれています。

少し工夫して食材を組み合わせるだけで、タンパク質をしっかり摂れる気がしませんか?1日に必要な摂取量をとるためには、三食でバランスよく摂取することが大切です。朝にタンパク質をしっかり摂取することで、体内時計のリセットや筋肉分解の防止、ダイエット効果など、さまざまなメリットがあります。睡眠の質や集中力を高めるといった効果も期待できます。朝はどうしてもタンパク質が不足しがちですが、朝のタンパク質摂取を意識して、目覚めのいい朝を迎えましょう!

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