
9月11日(月):望外の結果のドイツ戦!
昨日はサッカー日本代表のドイツ戦がありましたので、本日はそれに関連した話を少しばかり。
今回は親善試合とはいえ、ドイツにしてみてば前回のW杯に負けた相手で、なおかつ自国でのホーム開催、そして直近の状況から日本に連敗すれば監督解任もありえる空気感での試合だったので(※敗戦後に解任)、本気モードの試合が期待できるとあって早起きをして観戦していました。
昨今の状況から日本が一方的に押し込まれたまま試合が終わることもないだろうとは思っていましたが、結果としては内容も伴った形で4対1の勝利と望外の結果です。
リアルタイムで見ていた方々にとっては早起きをした甲斐もあっただろうし、それだけ価値ある一戦だったと思います。
前回のW杯に続き、本気モードのドイツに勝ったという結果もさることながら、特に良かったと思うのは前回からの日本の着実な変化が見られたことでしょう。
昨年のW杯では前半を中心にドイツに押し込まれ、防戦一方の感があったところを、今回は守備のラインを以前よりも高く保ってチャレンジをしつつ、攻撃面でもリスクをとった組み立て、そこからの崩しにつなげていくのが見て取れました。
ドイツも世代交代などがあって、かつてW杯を制した時ほどの絶対的な力はないかもしれませんが、それでもW杯で複数回の優勝を誇るサッカー大国であることに変わりはなく、そうしたドイツに日本が2連勝したことはかつてない結果です。
今回の結果を見て感じられたのは、W杯を終えて監督を続投するなかで積み上げられた成果であり、継続性の大切さですね。
これまでのようにW杯後に監督を後退して、また新たなコンセプトを構築していく流れだったら、今の時点でこれだけの完成度での試合、そしてこの結果はなかったと思います。
少なくとも今の時点では従来の体制を維持し、課題に対して継続的にアップデートをしてきたことが奏功しているのは確かでしょう。
また選手個々を見てもW杯での経験やその後の所属クラブでの活躍で自信を得ている面もあってか、W杯の時よりも心理的な余裕があったようにも感じられます。
やはり大舞台や結果を積み上げていくことで得られるものが大きいのだと思いますね。
先のW杯でドイツに勝利をしたことで今回のドイツとの親善試合に至ったように、欧州や南米の強豪国と伍して戦い、良い結果を残すことで今後のマッチメークがしやすくなっていく面はあります。
これから日本代表が強くなっていくことで、さらに面白いカード、面白い試合展開も望めるから、今後のさらなる飛躍に期待をしたいと思います!