5月7日(土):オシムさんを偲んで⑥
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5月7日(土):オシムさんを偲んで⑥

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オシムさんを偲んで自分のなかでの追悼として、オシムさんの関連書籍の再読をはじめました。

オシムさんは戦術論、組織論、日本人論など幅広いことに言及していたので、これらはサッカーを離れて仕事に活かせそうなことが多分にあるので、それを自分なりに少しずつまとめていこうと思います。

これまでは「ディシプリン」、「準備」、「責任」、「日本の教育、因習」といったことを取り上げてきましたが、本日は「リスク」にフォーカスをしてみます。

まずオシムさんの著書「考えよ!」では以下のように責任に言及しています。

「『リスクを負わない者は勝利を手にすることができない』が私の原則論である。リスクとは、負けることによって認識すべきものではない。だが、日本人は、そのようにして生きているように思える。」

「何かに勝つためには、リスクや犠牲を負わなければならないのだ。日本代表チームはリスクを負えるチームである。彼らはリスクを負うことのできる資質を持っている。資質を持っていない者はリスクを負えないが、日本代表は違うのだ。それならばなぜ、彼らは、そのアドバンテージを有効に活用しないのか。私は、いつも、そこに疑問を感じている。もう少しのリスクが必要なのだ。それは個人のリスクであってもいい。チーム全体のリスクであってもいい。リスクを負うことによってゲームで敗戦を味わうことより、もっと多くのものを得ることができる。」

「誰もが自分のリスクを負うことはできるが、誰も他人のリスクを負うことはできない。」

「結局、サッカーであろうと人生の他の分野であろうと、誰もが多くのリスクは負わないのだ。現在では、誰も必要以上のリスクは負わない。そこが私にとって日本人の理解しがたい部分である。なにしろ銀行家でさえリスクを負わないのだから。」

最後はオシムさん流のアイロニーも含めたメッセージですが、言わんとすることは十分に理解ができるはずです。

リスクテイクの姿勢は一昨日に触れた責任との向き合い方やその根底にある日本の教育や価値観とも密接につながってくる部分だと感じます。

私たちビジネスマンでいえば一国を背負って戦うサッカー選手よりも、はるかに重圧や失うものは少ないですから、一歩を踏み出す姿勢は持ちやすいはずです。

チャレンジをしてこそ得られるものがあるのは間違いないので、こうした価値観や空気感は組織としても大事にしていきたいと思います。



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