1月6日(木):「補完」と「協働」にも
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1月6日(木):「補完」と「協働」にも

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昨日は日経MJでの神田昌典さんのコラムで触れていた江戸時代に改革を担った田沼意次と松平定信の2人のように相反する人や要素が流れをつくる旨を記しました。

本日はこの続きをもう少しばかり。

そこでも記載したようにどちらか一方だけの局面だけを切り取ってしまうと改革は必ずしも成功とは言い難いものの、両者の異なる改革が2つ続いたことで双方をセットで捉えてみると結果として物事が大きく前に進んだことになります。

そうした相反する事柄を合わせる大切さ、それらの間を振り子のように行ったり来たりするなかでの進化への示唆は重要ですね。

同コラムでは新たな産業の振興や貨幣を鋳造した田沼意次は「イノベーター」、それに対して緊縮財政の徹底やインフラ整備のための積立をした松平定信を「スタビライザー」と表現していました。

これはアクセルとブレーキという表現でもよいかもしれませんが、双方の要素が互いを補完し合っているのは間違いありません。

どちらか一方の要素だけでは成り立たず、それぞれがあってはじめて全体として機能するものだとも言えるでしょう。

トレーナーの皆様にとっては釈迦に説法ですが、私たちの身体にしても関節は可動性が高くて動きをつくるための「モビリティ関節」と安定して動きを支えるための「スタビリティ関節」が交互に配されている通りです。

この双方が協働し合うジョイント・バイ・ジョイントによって適切に身体が機能することに例えれば合点もいくと思います。

会社やクラブのような組織もまた動的な生き物だと考えた時に、そこには何らかのひとつの要素だけでそれが成立することはありません。

「補完」にしても、「協働」にしても、他方を互いに必要としていますね。

相反する要素や異なる要素、もっといえば多様性としての複雑系があってこそ、その分だけ様々な機能を発揮することができるものです。

それだけに敢えて自分の考えやいまやっていることとは対極にある要素に目を向けてみたり、異なる要素を取り込もうとする積極的、かつ柔軟な姿勢は大事になるでしょう。

ただ、この多様性は口で言うほど簡単なものでもないので、それは明日に続けます。


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