「アバター近藤が解説する業界史~逆タイムマシン経営論378」
みなさん こんにちは アバター近藤です。
「逆タイムマシン経営論」として、業界唯一の経営情報誌であるフィットネスビジネス誌のバックナンバーを引用しながら、それぞれの年のトピックスや記事について、示唆することは何かをアバター近藤なりに解説していきます。
「歴史に学ぶ」とは良く使われる言葉ではありますが、フィットネス業界史について、詳細に検証した文献は恐らくないと思いますので、これから良い歴史を作るために何かしらのお役立てになれば大変うれしく思います。
~Fitness Business通巻第6号(2003.5.25発行)「スイミング部門の外部委託について」1~※名称等は当時、一部文章省略
読者から寄せられたフィットネスビジネスに関する経営・運営上の問題や疑問に対して、業界識者に解決のヒントを聞く本コーナー。
第2回目のテーマはスイミング部門の外部委託について。
Question
現在、スポーツクラブの運営業務に携わっております。
フィットネスとスイミングの両業務を行っているのですが、スイミングの方は子供から大人までのクラスを設けているため、どうしても人件費が多くかかります。
また人間関係も煩雑になります。
フィットネス(ジム・スタジオ)部門と、スイミング指導(プール)部門とでは、体質も違い統括も大変です。
スイミング指導、特に子供の指導は指導者が替わるとリスクが大きいため、継続性の低いアルバイトより正社員の方を多く抱えざるを得ません。
スイミング指導業務を他社に完全委託(外注)するということも考えています。
プールはアクアフィットネスのみ自社にて運営し、スクール業務を任せるというやり方です。
フィットネス部門のみの運営であれば、人件費も抑えられます。
スイミングスクールの売上の7~8割を自社収入として考えられればと思っています。
現在の総会員数は2,500名です。
内訳はフィットネス1,500名、スイミングスクール1,000名です。
何か良い解決策はありますでしょうか。
Answer
中嶋良一氏(株式会社フィットネスマネジメント代表取締役)が、3つの選択肢を挙げ、各々を検討した上で、ご自身の考える結論を示してくれた。
~ここまで~
かつての師匠であった中嶋良一氏(故人)の回答は、明日、載せることにしまして、せっかくですので、これを読まれている皆さまも考えてみて頂ければと思います。
アバター近藤は、ここに書かれている事実への対処と相談者の思考との兼ね合いをどのように考えるかがポイントではないかと感じました。
明日は中嶋良一氏の回答と一緒にアバター近藤の見解も示したいと思います。
本日もお読みいただきありがとうございました。
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