「アバター近藤が解説する業界史~逆タイムマシン経営論176」
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「アバター近藤が解説する業界史~逆タイムマシン経営論176」

フィットネスビズ

みなさん こんにちは アバター近藤です。

「逆タイムマシン経営論」として、業界唯一の経営情報誌であるフィットネスビジネス誌(元々はクラブマネジメント誌としてスタート)のバックナンバーを引用しながら、それぞれの年のトピックスや記事について、示唆することは何かをアバター近藤なりに解説していきます。

「歴史に学ぶ」とは良く使われる言葉ではありますが、フィットネス業界史について、詳細に検証した文献は恐らくないと思いますので、これから良い歴史を作るために何かしらのお役立てになれば大変うれしく思います。

~クラブマネジメント通巻第28号(2000.5.25発行)「予算のマネジメント」13~※名称等は当時、一部文章省略

3.予算構成の実際

(1)売上高予算関連

【坪あたり売上高】タイプA 54万円 タイプB 48万円

「坪あたり売上高」は既述の「売上高」を、屋内駐車場やベランダ部分を除いた施設延床面積(坪)で除した数値と考える。

A、B各タイプを比べると効率はタイプAの方がよくなる。

投資の差以上に高い収益を得られるマーケットにあるからだ。

ちなみにFIAが中心となり実施した「フィットネス産業基礎データ資料1999」によると平成9年度の黒字クラブ118軒の坪あたり売上高の平均値は55万6,760円であり、ここで挙げているタイプAのクラブのそれに極めて近い。

今後は両タイプともに提供するサービスの充実からこの数値を微増させていくものと予想される。

【会員数】タイプA 4,200名 タイプB 3,100名

フィットネス部門において毎月末時点で会員の権利を有する方(各種スクールを含まない。月中入会で当月に会員の権利を有する方は含まれる。退会届提出者のうち、当月末まで会員の権利を有する方は含まれる)の1年間分の総計を12ヶ月で除した年平均月間在籍者数と考える。

ただし、ここでいう「会員の権利を有する方」には、個人の会員総数に、便宜上の「法人人数(法人の月会費の総計を個人正会員1人分の月会費で除した数)」を加えたものとする。

2~3年前に導入が進んだ時間軸・空間軸による会員種別を導入し、総会員数を増やしたクラブは今年度は注意が必要である。

提供するサービスの価値を高め続けられなければ、入会者(数)を超える退会者(数)を出すことになるものと予想される。

~ここまで~

前回に続きますが、ニューノーマル時代において、これまでの延長線上での運営に留まるようであれば、上記の数値レベルに達することはなく、60%~80%程度となってしまうことでしょう。

ただ、施設規模やアイテム、提供サービスは異なりますが、弊社小型クラブの優良店舗ではタイプAの坪あたり売上高の数値基準をさらに超えていますから、やり方次第では、可能であることを付言しておきます。

もちろんそれには、記事の最後にある「提供するサービスの価値を高め続ける」ことが必須であり、さらにそのサービスの種類もハード面の充実よりは、フィットネス産業の根源的な価値である指導面での充実に現代は移行しております。

業界関係者は、その現実といよいよ対峙しなければ、事業存続に関わる事態であることを認識せねばなりません。

本日もお読みいただきありがとうございます。


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