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「アバター近藤が解説する業界史~逆タイムマシン経営論334」
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「アバター近藤が解説する業界史~逆タイムマシン経営論334」

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みなさん こんにちは アバター近藤です。

「逆タイムマシン経営論」として、業界唯一の経営情報誌であるフィットネスビジネス誌のバックナンバーを引用しながら、それぞれの年のトピックスや記事について、示唆することは何かをアバター近藤なりに解説していきます。

「歴史に学ぶ」とは良く使われる言葉ではありますが、フィットネス業界史について、詳細に検証した文献は恐らくないと思いますので、これから良い歴史を作るために何かしらのお役立てになれば大変うれしく思います。

~Fitness Business通巻第4号(2003.1.25発行)「測定」1~※名称等は当時、一部文章省略

商品研究:測定

医療分野で利用されている精度の高い測定器や測定システムを導入するクラブが増えてきている。

本誌既刊号でも体組成測定器や骨硬度測定器などの測定器をクラブのイベントやプログラムに組み込むことで、メンバーや見込み客の興味を惹くとともに、成果に面白みを加えてフィードバックし定着を促したり、測定結果をもとにサプリメントやパーソナルトレーニングなどの付帯収入増に繋げている例を紹介している。

しかし、最近の導入例では、測定器を媒体として医師や専門家の診断やアドバイスを得て、より専門性の高いサービスを提供していこうとする例が多い。

また、医師の診断が得られることにより、中高年層が増えているクラブにとっては、リスク管理の一助にもなり始めている。

そこで、本稿ではフィットネスクラブで導入されている測定器や測定システムの中でも、特に医師や専門家の診断やアドバイスが得られるものについて、そのクラブでの活用例をまとめてみることにした。

1.血液検査

セントラルスポーツ株式会社(以下、セントラルスポーツ)では、2002年3月より医療法人社団貴友会王子病院と提携し、看護師による採血健診をクラブで提供し始めた。

ハードを持たない形式でのメディカルフィットネスサービスの試みとして、特に通常、血液検査をする機会を持ちにくい主婦層や定年後の男性などを主なターゲットとして利用を促している。

採血は看護師がクラブに来て行うため、クラブ側は健診日を設定し、医療法に基づいた環境を確保した1坪ほどのスペースをジムカウンター脇やフロント脇に設置、メンバーに告知する。

セントラルスポーツでは定期的に各種「測定イベント」を行っており、その一環として本サービスを紹介したり、「健康セミナー」なども提供して直接医師などから受診の重要性を啓発して貰うこともしている。

~ここまで~

具体的な提供内容は、次回に記載しますが、当時、セントラルスポーツに勤務していた際の印象として、同業他社にないアプローチで面白い取り組みだなと感じておりました。

確かに主婦層やリタイア後の男性は、自身で行動しなければ血液検査の機会はなく、身近なフィットネスクラブで受診することが出来れば、病院に行きたくないとう心理面含め、ハードルは下がるだろうことが予想できます。

しかも、1回の採血で複数のガン等に対するリスク診断が出来ますので、年に1回、クラブで受けるという習慣にすれば、人間ドックに近い安心感を得ることに繋がると思われます。

個人的にもこのサービスは良いなと思いましたので、その後、数年間、実際に検査を受け続けました。

ただ最終的には、クラブで採血することへのNGが出てしまったため(詳細な理由は不明です)、このサービスは数年で終わりましたが、視点としては良かったではないかと現在も評価することができます。

本日もお読みいただきありがとうございました。


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フィットネスビジネス(ジム運営)に関する情報プラットフォームとして、コンサルタントとしても知られている代表伊藤友紀等による役立つ記事を閲覧することができます。 ①伊藤友紀の「ビジネス・リフティング365」②目指すはフィットネストレーナー③アバター近藤の「フィットネスビジネス学」